2歳6ヶ月、やっと言葉が溢れ出した!
「男の子は言葉がゆっくり」とよく聞くけれど、2歳を過ぎても話せる言葉が1語文で10単語ほどだった我が息子は、ゆっくり過ぎるんじゃないかと心配していた。
心配を小さくするために、去年から幼児教室に通い始め、図書館で本をたくさん借りてきて読みきかせても、1語文が増えたり減ったりする状況が続いた。毎日不安だった。
先生に勧められて童謡の本を買い、毎晩の読み聞かせ 兼 子守唄として歌いながら読んでいた。
開き直って朝晩1時間ずつテレビでEテレを流すようになった。(いないいないばあ、おかあさんといっしょ、みいつけた 等)
夏に地元へ帰省した際は、ばあばや近所の皆さまに沢山話しかけてもらった。
また、新体験をさせてみようと少し遠出をしてお散歩したり、クラシックの演奏会を聴きに行ったり、一時保育の頻度を増やしたり、まだ行ったことのない子育て支援センターや図書館を開拓して毎日のように足繁く通った。
試行錯誤した「言葉を増やそう運動」が功を奏したのか、先月頃から言葉で意思疎通がとれるようになってきて、待ちに待った言葉の爆発期が到来した!!!
発語フィーバー!!!
やったー!!!!!!!
特に、歌った童謡に出てくる言葉をたくさん口にしてくれている。童謡の効果は抜群のようだ。ありがとう、童謡!
最初に歌ってくれたのはトトロの「さんぽ」だった。映画を家で観たし、歌詞の絵本も読んだことがあったからかな。
お散歩中に「あるこー」と歌いながら、若干叫びながら歩いている。
この間なんて「わたしはげんき」の歌詞のあと、「ママもげんき。パパもげんき。みんなげんき!」と言っていた。
「きらきらぼし」や「お弁当箱のうた」、「とんとんとん、ひげじいさん」などの手遊び歌も大好きで、歌いながら踊ってくれる。
今の時期は「もみじ」が好きで、一緒に「てーるやーま、もーみじー」と歌って、自分でダンスの振り付けを考えて踊ってくれる。
おかあさんといっしょの今月の歌「のりもの のりたいな」に、乗り物好きな息子はすっかり夢中となり、毎日のように踊りながら口ずさんでいる。
お散歩に行こうと言うと、「ばしゅ のる?」「がたんごとん のりたいなあ」とキラキラした目で聞いてくるようになった。
話は逸れるが、わたしは おとうさんといっしょの夢ちゃんが大好きだ。パッチリおめ目で、歌の音域が広くて、とびきりキュートである。
話した言葉をそっくりそのまま言えるようになって、「おいしいねえ」「おはな、きれいだねえ」「はっぱ、あかい。あきだねえ」「あかちゃん、えーんえん。どしたのかなあ」など、言葉を巧みに繋げて話してくれる。
食事中に乾杯を誘うとき、これまで「かっちーん!」と言ってきたのが、いつのまにか「かんぱい、しゅる?」とレベルアップしていた。
面白いのは、ママとパパで抱っこして欲しい時のお願いの言い方を変えてくることだ。
ママには「ママ、だっこ ほしいなー」
パパには「パパ、だっこ しゅる?」
確実に抱っこを得ようと考えて工夫している。
言葉が巧みになってきた分「お家帰る しないの!」「お風呂はいんないっ!」「寝る しないの!」「やーの!ボクのっ!」「買うのっ!」と、嫌なポイントを言葉で教えてくれて分かりやすい反面、なかなか手強い。
まずはイヤ!って拒否してくるの、ママも嫌だなあ。
イヤイヤ期って本当に2歳で終わります?
怒り方を真似するようになってきため、自分の怒り方を見つめ直して猛省する毎日だ。
「これ」「こっち」「それ」「あれ」などの こそあど言葉、「ヤバい」「すごい」をなるべく使わないよう、意識して具体的な言葉を言うようにしている。
話す言葉は、その人の品性を表すと思う。言葉を豊かにしてあげたい。
ママ自身も語群を増やして、美しい日本語を使いたい。
発語フィーバーの波に乗って言葉に触れる機会を増やそうと、毎月より気持ち多めに一時保育を予約している。
保育園では小さな声でポソポソっと先生に話し掛けているそうだが、この間初めてお友だちの名前を呼んだらしい。
先生も母も感動した。勇気を出して、また大きく成長したね。
春、発語がゆっくりでとても不安だった自分へ。
秋になって言葉が爆発してきたよ!会話できるよ!大丈夫!!!
最後に、今だけのとびきり可愛い言い間違え(赤ちゃん言葉)備忘録をどうぞ。
ネコ → にゃんこ
イヌ → わんわん
ライオン、トラ、恐竜 → がお
ウサギ → うしゃ
スマホ → もしもし、パシャ
散髪 → ちょちちょち
お神輿 → わっしょーい (低めの声)
消防車 → ぼーしゅーしゃ、う〜かんかん
新幹線 → かんしゃんしぇん
電気のスイッチ → ぴんぽん