頑張った2年間のわたしに

妄想と空想の世界へようこそ。 現実と向き合いながら、小説を書いてみようと思います。【小説】はフィクションです。実際の人物は存在しません。 また、【新小説】もフィクションです。 実在の人物は存在しません。 生きづらい世の中から•••。

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【小説】 魂の殺人⑩

去年の今頃、私はいったいどこにいたのかさえ はっきりとはわからない日。 確か、行くところはなくてジョコの家にいた気がする、、、。 けど、まったく記憶がない。 街はブラックフライデーだった。 去年はブラックフライデーなんて そんなこと気づかずに毎日、毎日 生きていくことで必死だった 最後に祐輔に会った 2023年3月 祐輔からは何故か赤ちゃんの匂いがした 保育園でバイトしている時 乳児クラスだったから よく赤ちゃんのあの甘い柔らかい匂いを 覚えていた 2年前のブラックフラ

    • 【小説】 魂の殺人 ⑨

      未来へと行こうと思った 前を向いて でも、忘れものがあるか確かめたい やはり、祐輔といったい何があったのか わからないのが 佳世子の忘れものであると気づいた 坂道がこれからもずっと続くだろう でも、前より強くなった気がする ネコのたびが死んだ日 親からメールがあって 明日ペットセレモニーに行くと言う親 当日雨が降っていた 大切な時、重要な時、いつも雨がふる ジョコが車で実家に連れて行ってくれた ペットセレモニーには 過去に飼っていた動物達のお墓もあった たびは眠ってる

      • 【小説】 魂の殺人⑥ー2

        たびは消えていなくなったけど ロンロンは残った。 家猫として。 みんなに可愛がられていた。 あの日。 次第に家の中で飼っているイヌ2匹と仲良く 3匹で寝ていた 佳世子のベッドで、、、。 外ではイヌの散歩をした ネコもなぜだか ついてきた。 次第にカラスも散歩の時、ついてきた。 知らない高校生に魔女だと言われた あの日 なーにも困ることはない 本当に幸せな子だった ある事情で 赤ちゃんが家にいた そうしたら ロンロンを邪気にしはじめた家族たち。 佳世子は周りの顔色ばかり伺

        • 【小説】 魂の殺人⑧

          なんて綺麗な紅葉なんだろう 佳世子はそう思った あれ?、いつぶりだろう、、、。 そういうふうに考えれるようになったのは、、。 2年ぶりだ! 美しいって素直に感じられるようになっていた 2022年 11月 丸の内でクリスマスツリーがイルミネーション されていた 祐輔とあったあの日。 ねぇ、クリスマスツリーきれいだよ。  キラキラしている。 あの時までは、確かに綺麗なものを綺麗と素直に 言える子だった 佳世子に 祐輔はこちらをみずに 無視して、予約していた クラフトビールと

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        • 私の生きた道
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          【小説】 魂の殺人 ⑦

          ネットで精神的に追い詰められてる人の 対処法をみた と、いうか 目に止まった。 深い深呼吸をするということだった で、やってみた。 左顔が左頬が痛くなり ピクピクした まだ、いや一生治らないんだと 気づいた自分の大好きな顔 また2年前と同じ冬はやってきたのに 去年はどこにいたかわからない スマートフォンで写真の履歴をおっても 写真はない そうだ あの時 2023年3月ぐらいから  日常という生活はなくなった 自業自得だ。 無知な私には 雑に扱われて捨てられた私には 人権

          【小説】 魂の殺人 ⑦

          【小説】 空気を吸うように

          あの時支離滅裂していたから、誰も佳世ちゃんと関わりたくないって思っているよね! あの頃のことが思い出された ネコが死んで1日経っただけなのに 池田君と2年前に出会った時  いつも佳世子の側にいたまゆちゃんに会った ばったり会った 池田君の話をしようとしたわけではないのに 佳世ちゃんはあの男にとって都合の良い女になれなかったってこと。 早く縁を切りたかったんだから、あっちの 思うとおりになったから、全部ブロックしたわけ! 売春婦にしてね。 佳世ちゃんが嫌がっているな

          【小説】 空気を吸うように

          【小説】 魂の殺人⑥

          実家の猫が死んだ 夏にいなくなっていたけど 唯一実家から連絡があったあの日 たびが家に戻ってきたわよ たびとはうちの猫の名前だ 秋とはいえ 異常気象なのか暑い秋にたびは 帰ってきてくれた でも昔みたいに実家に帰ることはなくなったし あの頃毎日犬を散歩したらついてきていた ねこのたび はじめて出会ったのは 2010年 野良猫が小さい猫を、子どもを連れてやってきていた あの日 茶色の母さんねこは 真っ黒の赤ちゃんねこと 一緒に連れてうちの家にやってきた   可愛かったので ご飯

          【小説】 魂の殺人⑥

          【小説】 なんて思われてもいい

          佳世子はかなりやばいよね。 キチガイじゃん 関わるのはやめよう。 なんて言われていたとしてもいい。 書くことが佳世子の心の救いの場所だ 骨の密度間違ってないの? 超人だよ。 と、前にジョコに言われた 骨自体はすごく細い 密度が濃いらしい。 でもそれで納得したことがある。 2023年1月 2階から落ちて 壁にぶつかって 壁は凹んでいるにもかかわらず 骨自体は平気だった   なんでだろうが、、、納得できた日 医者に前に言われた かよちゃん 首なんかした? ヘルニアになって

          【小説】 なんて思われてもいい

          【小説】 ゆめをみたから書いてみた

          ゆめをみた 時間が経ったらゆめを忘れるから今のうちに書こう 夢の中の佳世子は大学生だった 池田くんも大学生だった 夢の中では佳世子は海の近くで働いていた 池田君は友達だったから遊びにきていた 佳世子の女友達とやっているにも関わらず 佳世子にまで 手を出してきた 海辺の白い家で働いているゆめ 私は親友なんでしょ どうしてそんなことできるのよ! 人の心を傷つけているのがわからないの! 佳世子は怒っていた はっきりと怒って言っていた そして何故か外人と付き合っていた

          【小説】 ゆめをみたから書いてみた

          【小説】 魂の殺人⑤

          はっ! お前は風俗嬢かよ そうジョコに言われた。 佳世子の職場は池田君とよく会っていた ホテルの最寄り駅の構内にあった 仕事は上手くいくいかないの前に前職で 体調を崩してから 治る前に採用面接を受けた 採用の人に失礼だとか考えていなかった 自分のことしか考えていなかった 人と繋がっていたい そう思って面接を受けた 採用されて働いていたら 体調を崩した 精神的より体力がなかったのかなぁ 咳は肺炎になっていた 仕事を覚える前に休みが続いていたので 申し訳なくなり 退職

          【小説】 魂の殺人⑤

          【小説】 1番の犠牲

          実家に行くとすぐに玄関をあけたらハナが とんでくる 犬のハナだ! ハナはどうやら広いリビングでひとりぼっちで ソファの片隅で寝ているようだった 父は2階の部屋 母は自分の部屋 2年前まで佳世子はジョコの住む田舎にときおり 行っていたけど 実家にいる時はいつもハナといた あれから1年と8ヶ月 ハナはずっと広いリビングでずっとひとりぼっちだったから異変が訪れた 実家の玄関をあけたら ハナは猛ダッシュで玄関前のジョコの車に乗りたいと 車に乗ろうとカリカリ前足で車を開けてほしい

          【小説】 1番の犠牲

          【小説】 魂の殺人④

          いつしかノートは私の唯一の友達になっていた。 まるで、自分の気持ちを話しているかのように。 人と繋がりたい! そう思っていた佳世子だったが 次第にその考えが変わってきていた と、同時に仕事への意欲もなくなっていた。 どうしてそんなにバカになってしまったの? 最近ひどいよ。 前からバカだった、佳世子だが 以前にも増してバカになっていることが 自分自身でも分かっていた 考える そう、考えて行動する前に ジョコにあーしろ、こーしなさい。 と、考える前に 言われた通りに毎日動い

          【小説】 魂の殺人④

          【小説】 魂の殺人③

          人と話すだけでほっとする 佳世子にはそんな人もいない 違うよね 自分から人を遠ざけたんだ   2022年までは、あの秋まではいた だから佳世子は過去を見て懐かしむしかなかった    大学時代の男性依存といっても ホストには行ったことはない 中学の時、男子にいじめられた経験か 怖いと思うから 親友が欲しかった 心から笑って、泣きながら話せる友達が、、、。   そんなことを頭で思いながら現実は刻々とすぎていく   父の誕生日があったので ケーキとお肉を持って行った 後日 実家に

          【小説】 魂の殺人③

          【小説】 魂の殺人②

          大学時代にレイプにあった後 明るく何事もなかったように 振る舞った それが仇となり 佳世子が4年生の先輩を誘ったことになっていた 嫌がって泣いていた あの部屋で 不審に思った違う男の2年の先輩は 部屋に入ってきてくれて 男の人を連れ出してくれた そうして 部屋のドアを見張っておくと言ってくれたのに レイプしようとまた企んだ四年生は今度は 窓から侵入した 一階だったのはわかるけど ベランダの窓になぜ鍵はかかっていなかったのかと 今さらながら気づく佳世子 泣いていたのか 叫ん

          【小説】 魂の殺人②

          【小説】 魂の殺人

          復讐は何もはじまらないんだよ しても仕方ないことなんだよとジョコが言った まともなことを言っているなぁと思ったある日 過去の辛い日々はなぜ蒸し返されたのかと とう 池田がやってきた 佳世子が病んでいたことを知っていたことを 知っていて 大学生の時 まだ男の人と付き合ったこともないのに 外見で判断されて 1998年5月の新歓合宿でレイプされた 相手は日本のトップ大学 親の前でいつもいい子にしていた佳世子は そのことが言えなかった 何十回も大学の二年生の先輩からは 家に電

          【小説】 過去は希望になるのか

          過去は希望になるという その言葉は佳世子にとって とてもとても傷つく言葉でなっていた   私の過去 それは振り返ってみるとあんまりいい 思い出がないから でも大事に大事にあたためていた あの学生の頃の思い出は いつも佳世子の頭の、心の片隅にで いつも輝いていた それを急に失ったから どう前を向いて歩いていいかわからなかった でも、もう怒りは消えていた 悲しみだけは残っていた どう消化させよう そう 他者のことを、佳世子は考えていなかった ここ2年の間、自分のことばかり

          【小説】 過去は希望になるのか