【小説】 魂の殺人 ⑦
ネットで精神的に追い詰められてる人の
対処法をみた
と、いうか
目に止まった。
深い深呼吸をするということだった
で、やってみた。
左顔が左頬が痛くなり
ピクピクした
まだ、いや一生治らないんだと
気づいた自分の大好きな顔
また2年前と同じ冬はやってきたのに
去年はどこにいたかわからない
スマートフォンで写真の履歴をおっても
写真はない
そうだ
あの時
2023年3月ぐらいから
日常という生活はなくなった
自業自得だ。
無知な私には
雑に扱われて捨てられた私には
人権なんてものはなかった
世に言う
不倫密会…濃厚なキスみたいな現場は
世の中の政治家とまったく違うけど
してない!
はい!
自転車でアパ。
一階のエントランスで集合!
解散みたいに
雑に扱われた、、、。
不倫にするために。
大学3年の2000年の冬か2001年の1月ぐらいかな?
思い出した。
池田君にキスされそうになって
まだ失恋からたちなおれていないあの日
キスを拒んだ
そして、私は祐輔に酷いことを言った
まゆちゃんと付き合っていると思っていたから。
いい人はどうでもいい人なんだよと。
祐輔に言った。
散々、泣いていた私の面倒を見てくれたのに
失礼すぎることを言った
まゆちゃんには
まゆちゃんのお古なんてごめんだって言った
あの日
それからまゆちゃんとは会わなかったし
電話もしていなかった
まゆちゃんからのりちゃんづてに
連絡がきた時
2006年
まゆちゃんの結婚式の2次会に呼ばれた。
ほかの高校の友達は結婚式に呼ばれていたのに
佳世子だけは呼ばれなくて
2次会だけ
呼ばれた
昔からまゆちゃんには嫌われていたんだと
思いながら
まゆちゃんと祐輔がフェイスブック
で仲良くしていたから
公共の場なのに
付き合っているの?
なんて、聞いたから
いや、書いて投稿したから
制裁された佳世子
祐輔に最後にあった日
最後の言葉は
まゆちゃんには社会人になってからは
お会いしたことも
連絡したこともないという
矛盾だらけのことだった
まゆちゃんから
変なメッセンジャーが送られてきた日
どうしたのかと聞いた。
大丈夫!
池田君に相談してみた、と
連絡があったあの日を忘れていた
資金洗浄のために
何回も佳世子に領収書を書かせた池田
でも、少しだけ
思うことは
自分の意見を言えるようになったことだ
いつも
ひっぱられて自分で何も考えてこなかったから
それだけは
感謝している
どうありたいか
どうなりたいか
どうしたいか
考えることをしはじめただけ
自分にとっては成長したと考えたい