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映画『ジーザス・クライスト=スーパースター』を見た話
『JCS』の映像版があるのは知っていたが、近所のリサイクルショップで見つけたので悩み抜いた末に購入した。
なんというか、面白かった。
オーバチュアは治安の悪そうな落書きをされた壁と気だるそうな使徒たちのシーンから始まる。これは危ない、よくあるアメリカの導入感がプンプンする。ありきたりの予感…と初めこそ嫌な予感がしたが、その予感は杞憂に終わった。全体的にアッパーで、パワフルで、なんというか
ジーザス・クライスト=スーパースター観劇記@沼津市民文化センター 大千穐楽
劇団四季のミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』を見てきた。創立70周年記念公演の大千穐楽である。チケットは売り切れ、車で行ったら渋滞、駐車場の空きがない、と言った盛況ぶり(?)。全く止められる気配がない駐車場で、一番この公演を見たがっていた旦那が運転席から「俺のチケットを置いて皆先に行け」とヒーローみたいなムーブをかましてくれたのでありがたくそれに従う。なんだかんだで旦那もギリギ
もっとみるジーザス・クライスト=スーパースター観劇記@刈谷市総合文化センターアイリスホール
劇団四季の『JCS』こと『ジーザス・クライスト=スーパースター』を見てきた。
キリストの最後の7日間を描いたミュージカルだ。
ホールは刈谷市総合文化センターアイリスホール。1ヶ月前に東宝の『ロミオ&ジュリエット』でお邪魔したばかりである。
↓その時の記事がこちら。
ここのホールは大変利便が良いし大きさもちょうど良くて好きだ。これからもこの劇場で色々な作品に触れたい。聞こえますか四季の偉い人、ア
JCSと駆け込み訴えの話
ジーザス・クライスト=スーパースターというミュージカルがとても好きだ。何か奇跡が起きて「一回だけ好きなミュージカルで好きな役をやらせてあげる」と言われたら「じゃあJCSのシモンやらせてください!シモン!」と即答するくらい好きだ。いや、アンサンブルでも構わないし、もう携われるなら何でもいい。それくらいこのミュージカルが好きだ。
ファンをしてJCSと略されがちなこのミュージカル、太宰治の「駆け込み訴
ヘロデがサロメにもJCSにもいるという話
戯曲『サロメ』を読んでから「お前の口に口づけしたよ」とサロメがしつこく何度も言っているシーンがクセになっている昨今、皆様におかれましては健やかにお過ごしのことと存じる。いや、健やかではないかもしれない。毎日暑すぎるもん。
さてその『サロメ』であるが、新約聖書が下地になっているそうだ。
新約聖書といえば『JCS』こと『ジーザス・クライスト=スーパースター』も同じく新約聖書を下地とした作品である。