イタリア庶民料理の研究〜歴史上’声なき’人々の料理を紡ぎたい〜マンスリーレポートVol.12(2023年12月)
皆様、チャオです!
ボローニャ大学で、イタリア料理の文化人類学を研究しております、中小路葵です。
新年、明けましておめでとうございます。
昨年は、卒論執筆、卒業、ボローニャ大学の博士課程への進学と、沢山の重要なアカデミック・イベントがありました。
皆様の支えのおかげで、精一杯力を尽くした結果、自分なりに嬉しい成果を残すことができ、博士号取得に向けても道を切り開くことができました。
こうして好きな研究を真っ直ぐに、深く突き詰めることができるのは皆様の応援のおかげ、感謝の気持ちでいっぱいです。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
研究を応援して下さる皆様に向け、活動報告としてマンスリーレポートをお届けします。
研究の進捗
いよいよ11月から博士課程が始まっています。
とはいえ、まだ授業はないので、各々が論文を読んだり、準備をしている形です。
今月は「ボローニャ料理史」について、本分野の権威のマッシモ・モンタナーリ教授の本を1冊読み切りました。
https://www.amazon.it/Bologna-lItalia-tavola-Massimo-Montanari/dp/8815291164
こちらのマガジンに、本1冊分、全ての章の要約がまとまっています。
研究会サポートメンバーの方は無料でお読み頂けます。
2024年1月、以下やりたいこと。
・方向性を定める:家庭料理ORレストラン料理の変遷
・インタビュー候補のアタック
・レストラン料理の変遷について最近の研究を読む
知見はまた研究会でもシェアさせて頂きたいと思います。
研究のサポート
研究のサポートメンバーを募集しています!
人文社会学の博士課程は、奨学金や有給ポストも少なく、厳しい面も多いですが、社会を、皆様の生を豊かにする学問です。
研究の知見は皆様に共有していきます。
詳細・応援頂ける方、こちらよりどうぞ宜しくお願い致します!
ここから先は
ボローニャ大学博士「食の文化人類学×デジタル」研究
ボローニャ大学歴史文化学部博士課程「Cultural Heritage in Digital Ecosystem」の学生が、研究内容を共有…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?