#119 【日記】「お引き受けいたします」
今日もお読みくださってありがとうございます!
飛蚊症かと思ったらほんとに蚊がいて、むしろうれしくなった夜です。
今日は家族の病気の精密検査結果日でした。
まず、行った検査の結果説明と、病気の説明と治療の選択肢の説明がありました。
高齢でもあり呆然としていた本人に代わってメモを取りました。
聴覚からの情報が苦手なくらた、病気の用語がわかるだけでも事前に予習して行ってよかったです。
まずはどこで治療するかを決めてください、と言われました。
もちろん今の病院でもできるけれど、専門でやっている病院もある。ほかにも選択肢があると。
で、事前から気になっていたことをいくつか質問しました。
本人の希望や、早く治療を始めた方がいいことから、持ち帰らずその場で、今の病院でお願いすることにしました。
ここまで貧血も起こさず、冷静にメモや質問できている。
よかった。
お願いします、と先生に言ったところ先生は、
「そうですか、わかりました。
お引き受けいたします」
とおっしゃいました。
それを聞いた途端、涙がぼろぼろ溢れてきた……のが本人だったらわかるのだが、情けないことに、わたしがぼろぼろ泣いてしまいました。
お引き受けいたします。
という言葉の安心感。
わたしは初めて会ったけれど、家族がここで治療するときめた理由が少しわかった気がしました。