人生を変える祈りかた
「願い」は自分の願望のことだと理解できるけれど、「祈り」ってなんだろう?
ずっと考えていました。
私がいま習っている
民族楽器「ムビラ(mbira)」は
アフリカ・ジンバブエの楽器です。
土着信仰と深く結びついている神聖なもので、精霊に祈るために演奏されます。
私の夫は、ムビラの演奏家であり、先生です↓
まだ、夫と付き合う前
去年の1月、私はこの楽器のことが知りたくて、現地でどのようにムビラで祈るのかを見てみたくて、
初海外にしてアフリカ・ジンバブエに行きました。
そこで土着信仰の儀式・祈りに触れた話は、また今度記事にしたいと思います。
ジンバブエに限らず
民族・宗教を問わず世界中で
昔から暮らしのなかで祈りが行われてきました。
日本でも、神社やお寺で「願い事をする」というより、
「祈る」ほうが本質的なのではないかと思います。
今日は、ある本を読んで知った「祈り」について書きますね。
正しい祈りとは
正しい祈りとは、求めたりすがったりすることではなく、感謝することである。
現実に体験したいと考えることを前もって、神に感謝する。それはつまり、願いは叶うと認めることである。
少し前、願いの叶え方として「予祝(前祝い)」という言葉が流行ったように思います。
祈りとは、まさに「願いは叶いました!ありがとうございます。」という、人の意識と態度、そのものなのですね。
新月の願いごとでも、願い事を書き出すときに
「〜になりますように。」ではなく
「〜になりました。」
と過去形で書くほうがよいと聞いたことがあります。
これも、祈りの本質として理にかなっている方法なのだと思います。
私は、こういうことをスピリチュアルというだけではなく
人間の意識の力(量子力学)や脳科学の話としてとらえています。
脳が本当に「もう叶っている。そうなっている。」と捉えることで、現実が望む方へと変わっていきます。
太古の昔から、人間は「祈り」をしてきました。
今までは、近代科学により信仰が否定されてきました。これからは、科学が信仰の力を証明し、融合する時代になる。
分子生物学者・村上和雄先生の著書に、このように書いてありました。
私も、ムビラに出会ってから祈りの力を学び、
暮らしのなかに、祈りを取り入れることが大切だと思うようになりました。
信仰の種類(どんな神を信じるか、何を信じるか)に関係なく、祈りの本質は、感謝すること。
決して求めたり、すがったりせず、感謝する。
感謝とは、起こる現実を信頼すること。
祈りとは、「願いは現実になりました」と認めること。
神社やお寺、仏壇で手を合わせるとき
このように意識するだけで、きっとよい変化があります。
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では、また明日!
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