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台湾旅行記(1)ー3度目の台湾
台湾に行くといつも現地の友人が街を案内してくれる。
今回(昨年の12月)は、まず「周照子」という鉄板焼きのお店に連れて行ってもらった。
店に着くと店内は満席だったので、外で待つことにした。
待っている間に記入式のメニュー表で注文する料理を決めた。
店内にはカウンター席とテーブル席があり、
僕たちはカウンター席を選んだ。
カウンター席からは調理しているところが間近に見える。
目の前に広がる大量のガーリックの香ばしい匂いが食欲をかき立てる。
これは二人前で、友人と箸でつつきながら食べた。
ご飯はお替り自由だったと思う。
初めて食べた台湾の鉄板焼きだったが、
とても気に入った。
ガッツリ食べたい時なんかもう最高だと思う。
目の前で調理してくれるもショーのようで見ていて楽しかった。
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料理を食べ終えた後は、
周照子から歩いて10分ほどの場所にある
「丸花豆倉」というカフェに連れて行ってもらった。
友人曰くそこに絶品プリンがあるそうだ。
店内に入り、プリンとコーヒーを注文した。
プリンは一番の人気商品らしく、
二人で一つしか頼めなかった。
まずはコーヒーが運ばれてきた。
コーヒーを飲みながら談笑しているとプリンが運ばれてきた。
これがその絶品プリンだ。
確か上にアールグレイの茶葉が乗っていたと思う。
これを友人と二人でシェアした。
手前のスプーンと比べても、プリンが大きくないことが見て取れるが、
ほんの小さな一口でもとても味わい深く、人気商品である理由はすぐに分かった。
普段スイーツを食べないので、もちろん台北のスイーツ事情は知らなかったのだが、
どうやらここのプリンは日本でも有名みたいだ。
このカフェでは、
プリンがある日とない日があるようなのでとてもラッキーだった。
カフェを後にした僕たちは互いに予定があったのでそこで別れた。
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夕方になり、
僕は別の友人と落ち合った。
その友人が僕を國家音樂廳(国家音楽庁)でのコンサートに誘ってくれたのだ。
まずは一緒に夕食を取り、中正紀念堂へ向かった。
ここは夜来るのが一番いい。
涼しくて、静かで、綺麗なライトアップも見れる。
そして、写真の右手に見えるのがこれから中に入る國家音樂廳(国家音楽庁)だ。
コンサートの開演時間まで中正紀念堂前の階段で少し時間を潰し、
時間が近づくと國家音樂廳の中に入った。
初めて自分の目で見る國家音樂廳はとても荘厳で、息をのむほど光り輝いていた。
友人と階段で記念撮影をし、中に入った。
席につき、少し休憩していると会場は暗くなりコンサートが始まった。
「拉縴人男聲合唱團」という合唱団のコンサートで、
中には台湾語で歌われた曲もあった。
僕は中国語も台湾語も分からないので
これはコンサート中に友人が教えてくれた事だ。
台湾語といえば、
前に友人の実家を訪ねた事があるのだが彼女の祖父母との会話は台湾語だった。
また、そこで彼女の祖父から、
台湾語の言葉には日本語由来のものがあると聞いた。
それは、世界という言葉だった。
僕の耳が合ってるか分からないが
世界は「セークワイ」
のような発音だったと記憶している。
コンサートで、
「この曲は台湾語だよ」
と友人が耳打ちしてくれた時に
そんなエピソードを思い出した。
コンサートで歌われている曲の歌詞はあまり理解できなかったが、
合唱の魅力や台湾語の美しさを感じるには十分だった。
言語も合唱も分からない僕に、
ホール中央の一番見やすい席で観賞する機会をくれた友人に感謝しながら僕はコンサートの暗闇に吸い込まれていった。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
台湾での思い出は沢山あるので、また書いてみようと思います。
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ではでは。
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