TOMAS、Z会エクタスの入試報告会を見た
以前、オンラインで色々な塾の入試報告会に申し込んでいるという話や、日能研の入試報告会「オン・ザ・ロード」（会場開催）に行ってきた話など書いてきました。
ここへきて他塾のオンライン報告会の動画もあれこれ送られてきていて、TOMASとZ会エクタスのものを見てみました。
１．TOMAS
まずTOMASの方から。こちらは個別指導塾ということもあるかもしれませんが、いろいろな学校の今年度の問題を取り上げて傾向を分析したり…というような他塾の報告会ではお馴染みの内容はなく、前半は難関校を中心に主要中学の志願者数の動向を紹介、後半はTOMASに通って御三家に合格した生徒さんとその親御さんを招いてどんな勉強をしたか、どのような受験スケジュールを組んだか（その合否も）などをインタビュー形式で聞いていくというものです。今年は筑駒・開成に合格し筑駒へ進学する生徒さん、麻布に進学する生徒さん、桜蔭に進学する生徒さん、武蔵に進学する生徒さんが登場しました。
皆さんとても優秀で錚々たる学校に合格しているわけですが、１月入試の結果が芳しくなかった方が多く、栄東、市川、渋谷幕張など残念な結果になり奮起して２月入試に臨まれたとのこと。怖いですね。受験は水物、何があるかわからないので全落ちを避けるためには１月から万全の体制を敷いて併願プランを組まないといけないのだなと、そこが最も勉強になりました。
余談ですが、TOMASは時々Zoomで無料の実験教室を行っています。我が子は理科が好きなので今までも何回か参加していますが、また春休みが来るので都合の良い日に申し込んでみました。
２．Z会エクタス
Zエクタスは栄光ゼミナールの系列で、難関校のみに照準を定めている塾です。もっとはっきり言うと、清々しいほどに筑波大附属駒場・御三家（開成・麻布・武蔵・桜蔭・女子学院・雙葉）・駒場東邦の８校に全振りしています（笑）。併願先として渋谷幕張や聖光学院、栄光学園、豊島岡あたりまでを視界に入れている、という感じでしょうか。今回の報告会も、「幅広い私国立中の分析や概況ではなく、最難関私国立中のみについての報告会となることをご了承・ご承知おきください」とはっきりと銘打たれています。誠におこがましいのですが、我が子の目下の第一志望もこれらの学校群の中にあるので、興味津々で話をうかがいました。
筑駒を除く７校の受験生たちの典型的な併願パターンを１校ずつ細かく紹介していったり、途中で筑駒に進学する生徒さんが登場して合格体験記を読み上げ先生からの質問に答えたり…といったコーナーが前半にあり、後半は算国理社の４科目に関して、筑駒も含め８校の出題形式・傾向の紹介がなされました。
この４科目の出題分析の話が非常に有益だと感じました。私が普段我が子をサポートしているのは主に文系科目ですが、国語の各校の出題傾向の違いはとても役に立ちそうです。そして私が普段あまり目配りをしていない理科の説明がかなり目から鱗で参考になりました。早速、理系担当の夫にも伝えました。
我が子は先述のように理科が好きなのですが、なぜか物理分野だけ極端に苦手です。「なぜか」とは言いますが、おそらく算数が得意でないことと共通の根っこがあると思います。化学や地学にも一部計算を必要とする分野はありますが、なんといっても物理、特に力学分野がガンでして…。全方位ぬかりなく勉強出来たら言うことなしですが、そうもいかないと思うので（苦笑）、出題傾向などよく踏まえて克服させていきたいです。
滑車てこ輪軸振り子ばね磁石 物理となんとか仲良くなりたい
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