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土地家屋調査士は【めっちゃ穴場】

勉強会のチャットで『土地家屋調査士の受験者数を増やすには何をしたらいいか』という問いがあったので、若輩者ながら考えてみたいと思います。


まず前提条件ですが、受験する方からしたら受験者が少ない方が試験で有利になるため余計なことはして欲しくないかもしれません。
調査士業界からすると受験者数が増えないと入ってくる方のレベルも低くなってしまいます。合格ラインも下がることとなるでしょう。
試験が得意な人が優秀とは限りませんが、ある程度レベルが高くないと国民の信頼も得られないかもしれません。


☆受験者数を増やすために

基本的な考え方でいくと、土地家屋調査士の知名度を上げたり、受験しやすいようにサポートしていく等の課題があると思います。
個人的には土地家屋調査士はとても魅力がある資格だと思いますので、土地家屋調査士を知っていただくだけで「じゃあ挑戦してみよう」と感じていただけると思います。

なので私みたいに土地家屋調査士の実態をブログで説明していたり、私以外にもYouTubeなどSNSで発信されている先生方もいらっしゃいますし、ビジネスのためかもしれませんが予備校・通信講座の先生方も情報を発信していただけています。

一般の方は、基本的には地主の家系でもない限り土地家屋調査士に世話になるのは一生に数回あるかないかだと思います。仕事上、知名度は低いのは必然でしょう。

知名度が低い状態から知名度を広げていく努力は必要だと思います。
ブログなんかも同じで、せっかくいい事を書いていても知られていなければ人気は出ませんよね。拡散していくのは大切な事かと思います。


☆土地家屋調査士の魅力

・独立できる
私が土地家屋調査士に挑戦した理由の1つでもあります。どこの業種でも雇われである以上、その業界と職種により年収の相場があります。大手メーカーの昇進コースで1000万円以上貰っている人はいいと思いますが、ほとんどの方はそんな事ありませんね。

・稼げる
独立すれば年収に相場なんてありません。頑張り次第でしょう。さらに独占業務のある資格の商売であれば資格者だけで勝負すればいいのです。1人でもそれなりに稼いでいらっしゃる方は多いですし、補助者を雇ったり法人化など規模を大きくすることもできます。
稼げないなら誰もやらないですよね。一方で大企業はないので補助者の方の年収は高くありません。業界のこれからの課題と言えます。

・資格はそこまで難しくない
土地家屋調査士の難易度は「勉強時間1000時間」と言われます。私は「合格率」は難易度とあまり関係がないと思っておりますので勉強時間を重視します。
トラック運転手時代の私でも8ヶ月で受かりましたし、しっかり勉強すれば何年も掛かる資格では無いと思います。大学受験に比べたらよっぽど簡単でしょう。
宅建でしたら100万人以上資格者がいますし、司法書士ですと勉強時間は3000時間と言われます。

・穴場
まず知名度が低いと言うのは受験者の方に取っても有利です。知名度や稼げる事が広まると合格率は下がってしまうでしょう。
あまり知られていない土地家屋調査士が現状の受験者数と合格率で制度を維持しています。今のうちに受験するのは受験者にとってはチャンスと言えます。

・女性が少ない
土地家屋調査士は現場仕事もありますので女性が少ない資格です。頑張ってらっしゃる方もいますので無理では無いのですが、日焼けや虫などを嫌がる方は多いでしょう。
他の士業であれば女性の比率ももっと高いので、この状況下で土地家屋調査士を受けると決意された方は女性の比率の分、合格しやすい資格と言えます。女性がもっと受験していたらもっと合格率は下がるはずです。

・高齢化
土地家屋調査士の平均年齢は50代とも60代とも言います。だからこそアラフォーの私でも挑戦できましたし、もっと年配の方でも合格されています。
若いに越したことはないのは当然ですが、弁護士のように若い頃に取得する人が多い業界ではありません。
これから跡取りなしで引退される方もいらっしゃるでしょう。跡取りが資格を取れるとも限りません。高齢化というのはこれから挑戦される方にとってはチャンスと言えます。

・士業
士業であり先生と呼ばれるのも土地家屋調査士の特徴です。皆さん謙遜されて先生ではないとおっしゃいますし、私も「大学より簡単な資格に受かっただけ」なので先生だとは思いません。一方で資格制度に則って我々は国民に資する使命を持った職能であると習います。そのプライドを持つために士業であり先生と呼ばれる事のある職業であると認識は必要かと思います。だからこそ「士業になりたい」「先生と呼ばれたい」というのも立派な動機であると思います。

・全国に16000人しかいない
資格がない商売でしたら無限にライバルはいますし、経営のプロのような大手とも張り合うので大変です。宅建でも100万人以上資格者がいますのでライバルは多いと思います。
そんな中、土地家屋調査士は16000人ほどです。土地家屋調査士にしかできない業務がありますのでその中で争えばいい事となります。実際には横の繋がりが強いので争う感じでもないかと思いますが、理論的にはそうなるかと思います。資格取得が3倍大変な司法書士で23000人ほどです。

まとめると、独立できて資格者も多くない穴場な資格だと思います。
こういった現状の土地家屋調査士の魅力を知ってもらうだけでも受験者数は伸びると思います。
ただそこまでして知名度を広める活動を現職の先生方がやって、メリットと労力の割合が合うのかが難しいため、知名度は上がらないのかもしれません。



書いていたらものすごい長くなってしまったので続きはまた更新させていただきます。


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