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株の考え方【初心者用】
だいぶ日本でも株は浸透してきたのではないでしょうか。一昔前はギャンブルのように捉える人も少なくなったですよね。
今ではNISAやiDeCoによる税制改正でだいぶ株人口も増えましたがまだ10%ちょっとらしいです。
超高齢化社会ですからね。現役で見ればもっと割合が高いでしょう。
でも私の周りでもよく聞くのが定期預金に入っていて株はやっていないという人もいまだに聞きます。
他にも、人に勧められて始めたけど暴落時に売って辞めてしまった人。
株をやってはいるけど銀行窓口でNISAを契約して、いざネット証券に移行しようと思ったら銀行に邪魔される人。
単純に皆さん知らないだけなんだと思います。知っている人は当たり前のように積み立てていたりします。
情報があり過ぎて、何が正解かわからないって感じですかね。
私が所属している勉強会でも「投資」をテーマとした研修がありましたが、意外と皆さん株をやっていないので驚きました。
リスクが怖いという人もいますが、投資をしないということは「円」という現金資産に100%betしているようなもので、インフレに対しては最弱のポートフォリオになってしまいます。
株に正解はありません、株を始めた人は皆初めは損します。損するようにできているんです。自分だけ才能があるかもしれないなんて思わないことです。損したあとに悔しくて勉強してまた再開して、それを繰り返してだんだん儲かるんだと思います。
わかってくると株のやり方ははいたってシンプルなんですが、ダメなやり方は確かにあります。欲望を利用されて搾取されないよう気をつけましょう。
①ネット証券口座を開く
ネット証券ならある程度どこでもいいと思うのですが、銀行などの窓口でiDeCoやNISA口座などを勧められて契約してしまうのは良くないですね。
何が良くないかというと、手数料が高いのです。ネット証券と銀行の窓口では人件費の掛かり具合などが違います。投資信託などはどこで買っても同じ銘柄なら価値は変わりません。
「いつも信頼している銀行さんでお願いしよう」なんてお年寄は考えるかもしれませんが、そうでなければ普通にネット証券の資料を取り寄せて口座申し込みしてください。
そしていざ銀行の口座を解約して他の口座にうつそうとすると邪魔されるらしいです。保険や携帯電話もそうですよね。金の成る木を手放したくないので解約を複雑にわかりづらくしたマニュアルが作られるのです。
②個別株はやらない
これ大事ですね。特に初心者は。
YouTubeに出てきた有名個人投資家に触発されて「もしかしたら才能あるかも」みたいな妄想をして個別株を買う。誰かの後追いで同じ株を買うとか、Xで調べた程度で儲かると思う人いると思います。
Xで調べるのは1番ダメですね。心理をつかれて搾取されます。
確かに個別株で儲かっている人もいます。でも初心者が真似できることではないと思います。
むしろ『わからないことはわからないとハッキリさせる』事が大切かと思います。
自分には何がわかっていて何がわからないのか把握していないと曖昧なままで成長はしません。
ほとんどの皆さんはお仕事をされていると思いますが、そんな片手間で大金を個別株へ投資できるほど調べる時間はないですよね。
私も暇な時に勉強して買った個別株で儲けることはありますが、ちょろっとした額であって、大金を投入する勇気はありません。個別株投資には調べる時間がものすごくかかる事を認識しておきましょう。
大して調べずに買った株がたまたま上がることはあるかもしれませんが、その状態ではただのギャンブルです。
③手数料の安いインデックス株を買う
個別株は辞めた方がいいので、基本は投資信託なりETFなりの分散投資になるかと思います。
インデックス株とは日経平均やTOPIX、S&P500などの指標となるものと連動したもので、分散投資されていて比較的リスクが限定的になっています。
私はiDeCoやNISAで投資信託を積立しつつ、暴落した後にETFで買い増すようにしています。暴落がどれくらい下がるかは、結局は個人の判断になりますので頭を働かせないといけないところです。底だと思っていたら更に底が抜けたり、まだだと思っていたらV字回復で買いそびれたりしますので。
インデックス株の中でも基本は手数料の安いところを選ぶのが懸命かと思います。ネット証券のところでも説明会しましたが、小さい額なら大して変わりませんが、大きな金額になってきて長期となると結構手数料の影響は大きくなります。
投資信託には購入時の証券会社への手数料の他に、投資信託の運用手数料がかかるのです。
④乱高下に一喜一憂しない
買った株が少し下げただけで辞めてしまう人もしますし、暴落した時に株を売ってしまって辞める人もいます。おそらく株でちょっと儲けたかっただけというか、複利や長期分散投資の意味合いを理解していないのかもしれません。「複利」で検索して具体的な金額を調べるといいかもしれません。
人それぞれのリスク許容度を越えて買っている人は暴落でも焦るかもしれませんが、積み立てている人からしたら「安く買える時期」でしかないと思います。最終的に売る時に株が上がっていればいいのです。
日本は特にデフレの期間が長かったため、インフレの感覚がわからない人が多いのですが、基本的に社会の流れはインフレ方向だと思っております。インフレであれば株価は少しずつ上がっていくものだと思います。
⑤世界の経済に気を配る
世界の紛争だったり、ウイルスだったり、政治も株価に直結します。多少はニュースも見た方がいいと思います。だいたい仕事とは関係のない身近ではないニュースだと思いますが、知らないよりは知っていた方がいいでしょう。
リーマンショックの時もだいぶ前からサブプライムローンの問題は騒がれていました。リーマン・ブラザーズの破綻で株価が暴落しましたが、キッカケと原因は違うのです。
【まとめ】
個人的には、年間で株は配当が4%(再投資なので実際は配当されませんが)、値上がり期待が3%の合計年間利回り7%くらいの感覚でいます。
3%は過去の値上がりの年平均です。
株が年間7%だとしたら住宅ローンを組んでいる方は繰り上げ返済をしない方が良いってことになるのではないでしょうか。住宅ローンなんて1%程度ですからね。
個人的には株をやってないとしても1%くらいであればできるだけ遅く返した方がいいと思います。何か事業をやるにも株をやるにも元手は必要となります。節約志向になってしまうと稼ぐことを諦めざるを得なくなってきますので増やす方法を考えるのが懸命かと思います。
最近はコロナなどでお金の流通量が多くなり株価が上がっていますので、年間7%以上のパフォーマンスとなっていますが、暴落時も含めた平均ですので気にせず積み立てればいいかと思います。
リスクを許容した上で7%なら、定期預金や民間の年金保険や貯蓄型がもったいないってことを理解できるのではないでしょうか。
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