カマンベールカンパーニュ(動画あり)
我が家で一番多く食卓に並ぶパンは、カンパーニュ。
ノーマルなカンパーニュはもちろん好きだけど
最近は中にフィリングを入れてみたりして楽しんでいます。
その中でも美味しかったのが、カマンベールチーズ入り。
そのままサンドイッチにしても
焼き直してトロトロになったチーズにはちみつをかければ
おやつとしても美味しく食べられるカンパーニュです。
オーバーナイト製法(低温発酵)で楽して作る
材料をボウルで混ぜたら、面倒な発酵は冷蔵庫に入れっぱなしでOK!
この低温で発酵させる方法(オーバーナイト発酵)の魅力は
『ほったらかし』が許されるところ。
家事や仕事など日常のもろもろと並行しながらパン作りが出来るので
忙しい時にもピッタリな方法です。
使用した酵母
今回のパン作りには、レーズン酵母を使いました。
レーズン酵母は、レーズンと水を混ぜて発酵させたもの。
出来上がった酵母液に、更に小麦粉を混ぜて発酵させて使います。
これを元種と呼びます。
パンを作る時に入れるドライイーストの代わりに
この元種を入れてパンを焼きます。
レーズン酵母は、材料が揃えやすくてとても簡単に作れるので
自家製酵母を作るのが初めての方にもオススメです。
酵母液と元種の詳しい作り方はこちらをどうぞ
材料
【元種】
全粒粉 30g
強力粉 50g
レーズン酵母元種 40g
水 80g
【生地】
元種 200g
強力粉 170g
全粒粉 30g
水 110g
デーツシロップ 10g
塩 4g
カマンベールチーズ 1箱分
手順
Day 1. 元種作り
1日目はレーズン酵母の元種を更に培養して増やす作業。
元種を水に溶かしたら、小麦粉をしっかり混ぜて3時間室温においておく。
3時間後、少し発酵して膨らんだらこれで元種の準備完了。
このまま冷蔵庫で一晩休ませる。
Day 2. 生地作り〜1次発酵
①ミキシング
塩以外の材料を混ぜ合わせてひとまとまりになったら30分時間をおく。
②パンチ 1回目
30分経ったら今度は塩を入れて混ぜ合わせる。
ボウルの際から生地の端を持ち上げて伸ばし、中央に向かって折りたたむ。
塩がなじんで生地がプリっとしてきたら、また30分時間をおく。
③パンチ 2回目
30分後、同じように折りたたみの作業を繰り返す。
ボウルに沿って1周したら、冷蔵庫に移して一晩低温発酵させる。
Day 3. 成型・二次発酵・焼成
①復温
冷蔵庫から冷えた生地を取り出し、室温に置いて15℃くらいまで戻す。
(今回は24度の部屋に2時間くらい置いておきました)
もしも冷蔵発酵中に生地が2倍まで膨らみ切ってしまった場合は、
温度が低めでもこのまま成型に入る。
②ベンチタイム
生地を台に取り出したら左右、上下と折り畳んだら
乾燥しないようにして30分生地を休ませる。
③成型
30分後、生地を麺棒で伸ばして広げる。
小さくカットしたカマンベールチーズを散らしたら、
生地を折りたたんでしっかり綴じ合わせる。
丸く形を整えたら、生地の綴じ目が上になるようにして
布を敷いたカゴに入れる。
④二次発酵
乾燥しないようにして、生地が1.5倍に膨らむまで室温で発酵を待つ。
発酵が終わるタイミングに合わせてオーブンを250℃に余熱しておく。
⑤焼成
発酵が終わったら、カゴをひっくり返して生地を取り出す。
ナイフで切れ目を入れたら、霧吹きで全体を湿らせてオーブンに入れる。
オーブンを230℃に下げて30分焼いたら完成。
1つのボウルの中で、ミキシングから発酵まで済ませてしまうので
とっても簡単です。
元種作りからパンを焼くまでトータルで3日と、かなり時間はかかりますが
酵母が元気で活発じゃないとしっかり発酵してくれないので
できるだけ直前のリフレッシュをお勧めします。
パン食べたい!と思ってもすぐにやけないもどかしさはありますが、
この時間がかかるのもまた、じっくりゆっくり育てる
自家製酵母のパンの魅力として楽しんでいます。
使用したもの
【YouTube】カマンべールカンパーニュ
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