社会人生活で学んだこと②: 責任感は時に自分の敵
本当はこうしなきゃいけないのに、
あの人がやればもっとこうできるのに、
自分がもっとこうならないと。
これらは私が去年、仕事中に自分に一番かけた言葉です。
もちろん反省とかそこからくる学びって大事です。
だけど、自分のせいじゃないことに対して、
自分のせいだって自分を責めること、
もっと自分がこうしようってコントロールしないとっていうマインドって、
自分を不用意に傷つけます。
不用意に自分の首をしめます。
だって、どうしようもできないことだってあるから。
自分なりのベストを尽くしたのに、それを自分で認めてあげられなくて、
もっと数字を出さなきゃ、もっと成果を出さなきゃって、
それはビジネス的には良いのかもしれない。
でも、それってこの先働き続けるならば、サステイナブルじゃないですよね。
いくら自分を責めても、責め続けても、
要因が自分にないのなら、そこで良くなる限界値ってある程度決まってると思います。
だから、うまくいかなかったり、思い通りにいかなかったとしても、
でも私はベストを尽くした!
そんな時もある!
って思う方が私の場合は、圧倒的に前に進めました。
変に自分で全部抱え込んだり、背負ったりするのって、
組織の中では何もポジティビティは発生しなかったです。
だから、変な責任感とか持たないことが、
自分にとって一番いいマインドセットに繋がって、
結果的にはその方が生産性が上がりました。
無責任、って言われるかもしれないけど、
仕事は世にたくさんあります。
嫌ならいつだって辞めていい、
自分を失ったり、どんどん嫌いな自分になっていくのであれば、
全然辞めたっていいんだって頭の片隅に置いておくと、
すごく心が楽になります。
私は仕事を軸に生きることに大学生の頃は憧れを抱いていました。
いわゆる“バリキャリ”になりたい!と思っていました。
でも、今は私にとっては、仕事はより人生を豊かにするための要素で、
家族や友達、自分のパーソナルライフが一番のプライオリティです。
こんな考えを持っていつつも、もちろん仕事はちゃんとやっています。
でも、自分が鬱になってまでしたくないと思ってます。
だから、いつ辞めてもいいって頭の片隅に入れてるんです。
無責任、って言葉って結局、他人軸なんですよね。
自分軸で見ると、無責任、じゃなくて、
ただ自分の心に従っただけ。
それ以上でもそれ以下でもないんです。
だから、
今辞めたら無責任かな
ここで誰かに助けをもらったら無責任だ
って私と同じように自分を責めている人がいるなら、
代わりに自分を抱きしめてあげてください。
そんな言葉をかけてごめんね、
そしてここまで頑張った私はえらいよ、ありがとう、って。
たくさん抱きしめてあげてください。
私もハグを送ります。