ネタがないので今年買ったもので人様におすすめするものを列挙する

ただしまだ記事に書いていないものに限る。

どうもこんばんは。
眠気マックスでネタもなくて困っております、ちょこです。

タイトルの通りですが、年が明けてからの１か月半ではじめて買ったものでおすすめのものをご紹介します。
推敲？
見直し？？
誤字チェック？？？
なにそれ美味しいの？

１．有松絞りの反物
のっけからお高級品でごめんあそばせ。
先日、フリマアプリでついに買ってしまいました。
有松絞り。
全体に絞りの入った綿の反物で、浴衣にすると最高なのです。
どのくらい最高かというと、新品で呉服屋さんで購入してお仕立てに出すと、諭吉が10人くらい必要なほど。
……いえいえ、値段だけじゃあありません。
着心地が最高なのです。

以前一度だけ、呉服屋さんで有松絞りの浴衣をはおらせてもらったことがあります。
体のラインを優しく包み込む布の感触に、一瞬で骨抜きになりました。
これはあれ……
一日お日様にあてた羽毛布団にくるまれたかのような、安心感と包容力……
絞りなので、生地がよく伸びるのですよ。
イッセイミヤケのプリーツ加工の何倍もすごいですよ、この伸びは。

それをね、フリマなので、新品ですがかーなーりーお手頃に入手してしまったのです。
仕立て代はね、まあね、なんとかね……

お高いものなので、人様にすすめるのは気が引けるのですが。
でもタイミングが合えば、お安く手に入ることもあるかもしれないので！
そういった機会に恵まれたら、絶対に手に入れてください。
満足のいく着心地をお約束します。

２．森薫『エマ』
わたしの大好きなマンガ『乙嫁語り』の作者の作品です。
19世紀！
イギリス！！
メイド！！！
いえね、「メイドと紳士階級の恋物語とかないわー、イギリスの階級社会なめんな？」と昔は思っていたのです。
ですが、作者さんのメイド愛と調度品や服飾の描きこみの丹精さに惚れ込んでしまいまして、ついに買ってしまったのです。
……うん、ロマンスっていいですね！

恋愛ものではありますが、べたべたな描写があるわけでなく、時代背景や社会の様子、人々の関係性に重きをおいた作品です。
「ダウントン・アビー」をもうちょっと甘くした感じ。
『高慢と偏見』よりは時代があとで階級が下。
『北と南』よりも明るい。

そしてラストのシーンにしびれます。
愛情によって数々の壁を乗り越えたふたり。
でもそこには、生まれと育ちというどうしても越えられない壁が……

ロマンスでありながら、とても現実的な物語です。
イギリス時代物がお好きな方、ぜひ。

３．「みんなで本をもちよって」
ボードゲームです。
先日買って、まだ遊んでいないのですが、おもしろそうなのでおススメしておきます。
参加者が自分の好きな本を持ち寄って、その中からお題に沿った言葉を探すゲームです。

たとえば
「金メダルをとった選手、喜びの一言」
「初めてのデート！別れ際、相手に言ってほしい一言」
「校歌の歌詞にありそうな一文」

どうでしょう。
あなたのお気に入りの本で、こういう言葉を探せそうですか？

言葉って、見方によっていくらでも意味と印象が変わると思います。
まさにカメレオン。
背景の色によって、同じ個体なのに色が変わってしまいます。

……ちょっと今手元にある『きもの番長ことはじめ』という本で例を挙げてみようとしましたが、全然ダメでした。
言葉には、センスも必要です。
お題と本のフレーズのマッチングは、洋服や着物のコーディネートに似ているのかもしれませんね……
合わないと思ったものをうまく合わせられたら、ものすごい達成感がありそうです。

本は小説でも実用書でも料理本でも、なんでもいいそうです。
みんなで必死に本をめくって、お題にあったフレーズを探すの、楽しそうじゃないですか。
レシピ本縛りとか、マンガ縛りとかしてもおもしろそうですね。

言葉の広がりと可能性を見つけられそうです。
一緒に遊んでくれる人、大募集中です。

４．カレルチャペック／チョコレートクリームティー
最後は紅茶のご紹介。
以前「ミルクキャラメルティー」の記事でも紹介した紅茶屋さん、カレルチャペックの、バレンタインのフレーバーです。
バレンタインは終わったけれど、美味しいものはもうちょっと楽しめますね。

こちらはかなり本気なチョコレートの香りを楽しめる紅茶です。
ミルクをたっぷり入れて、お砂糖を入れて甘くするのが一番のおススメ。
でもダイエット中の人は、お砂糖を我慢しましょうね。
大丈夫、香りが十分甘いので、脳みそが混乱してくれます。

チョコレートフレーバーの紅茶をお手頃な価格で買えるお店は、そんなにありません。
カレルチャペックの紅茶は、フレーバーティーの中ではかなりお得ですので、ぜひお試しください。

さて、思いつくままに4つの品を紹介しました。
今年もまだ1か月半ですが、いいと思えるものにこれだけ出会えているのは、嬉しい限りです。
それぞれのものを作って売ってくれている方々、本当にありがとうございます。
おかげさまで、わたしの日常は楽しいことで溢れています。

すべてのクリエーターと、職人と、企業の駒になっている人と、流通と、販売の人と、その他多くの、商品にかかわっているみなさま。
これからもがんばってください！
応援しています。