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なぜお洒落が好きなのかについて考えてみた件。

こんばんは🌙

福島県では、 昨夜から雨が断続的に降ったり止んだりしております。
 激しい雨が降ってるのを見ていると、洪水になったらどうしようと一抹の不安がよぎりますが、不安になったところで雨が止む訳でもないので、できる対策はしてリラックスして過ごそうと思います☔

それでは、本題です。
(すみません。また長くなりました💦‬)


と言いつつの前置き


今日は、ネイルサロンへ行ってまいりました。近頃ずっと軽躁状態と鬱状態を繰り返しており、夜に眠れないのに変な時間に眠くなることが多く、今日も起きるのがすごく大変でした。

ルネスタは飲んでいるのですが、ヒステリーボールのせいで眠気よりも息苦しさが勝ってしまい、なかなか眠れないんですよね。。
困った困った💦

予約時間より10分くらい遅れてしまいそうだったので、事前に遅れる旨を連絡して大急ぎで向かいました。

 もう1年以上、月1で今のネイルサロンへ通っていますが、ネイリストのお姉さんとお話することも、新しいネイルが施されている過程を眺めることも本当に癒しの時間となっております💗

ネイルが新しくなると気分も上を向きますし、私にとって、この時間はかけがえのないものです。

ほんとに本題

ちょっと話が脱線しかけましたので戻します。
 私はずっと美容・アパレル業界で販売員をしてきました。その理由は、私自身がお洒落をすることが大好きだということはもちろんですが、誰かが私と関わることで元気になったり、綺麗になったりしたらいいなと思ったからです。

 そこで私は、ふと『なぜ私は外見を磨くんだろう』『私は、なぜ外見を綺麗に保つことが好きなんだろう』と考えてみました。

 人によって理由は様々だと思います。
・モテたいから
・自分の気分が幸せになるから
・自分に自信をもちたいから   
・単純に楽しいから                  etc…

ちなみに私の場合は、最初は結構マイナスな理由から外見を磨くようになりました😶

お洒落とコンプレックス

小学生から高校生まで、容姿を馬鹿にされていたこと、幼少の頃から母親や祖母に『あんたの、父親にそっくりな(顔のパーツ)が嫌い』『ブス』と言われていたことが原因で『綺麗になりたい』『可愛くなりたい』という気持ちが強くありました。(※うちの両親は私が3歳の時に離婚しております。)
 うちの親はとても厳しく(特に母)、大学2年生になるまでアルバイト禁止。メイクすることや自分で好きな洋服を買うことも禁止とまではいかずとも嫌な顔をされていました。20歳になってから、ようやくアルバイトできるようになり、メイクしたりお洒落したりをそれなりに楽しめるようになりました。

 ただ、あの頃の私は単純にメイクすることやお洒落をすることが楽しかった訳ではなく、 『自分の嫌いなところを消そう』という気持ちが強かったように思います。
 
それなので、家族や当時お付き合いしてた(クズ)彼氏に「太った?」とか「なんかメイク変だよ」とか「今日の服装、変だね」とか言われるたびに、無理なダイエットをしたり、好きでも無い服を買ってみたり、メイク動画を必死に見て2時間以上メイクに時間を使ったりしていました😇

それでもモラハラ気質の元彼さんからは、友達の彼女と比較されて心無い言葉をかけられたり、私が誰かから褒められると何故か不機嫌な態度をとられたりしていましたし、相変わらず家族からも感情任せの酷い言葉を言われたり、無神経ないじりをされたりしていましたので、『私はどうやったら馬鹿にされなくなるのだろう』と思い詰めるようになっておりました。
この頃の私は、むちゃ食いをして摂食障害一歩手前になっておりましたし、すっぴんの自分を受け入れられなくて、毎日お風呂に入る直前までフルメイクを落とすことなく過ごしていました。

 私を救ってくれた親友

 そんなある日、私はいつも一緒に過ごしている2人の親友と、お昼ご飯を食べに食堂へ来ていました。
 その食堂の下にはコンビニがあり、私たちはコンビニでお昼ご飯を買って食堂へ持ち込んだり、食堂で定食を頼んで食べたり、お弁当を持ってきたりと、それぞれが自由に昼食を取れる仕組みになっておりました。
その時の私は、太っていることがコンプレックスだと感じていたため、一日一食カロリーメイトしか食べない生活をしていました。
 お菓子や他のものも食べたかったのですが、『痩せなきゃ』という焦りに近い気持ちが強くあったこと、自分を追い込んでいたことによるストレスで胃が痛かったことにより、それしか受け付けない状態になっていました。
 もう3ヶ月以上、カロリーメイトしか食べない生活を続けていたので、『またこれか。食べたくないな』という気持ちで、その日も仕方なくカロリーメイトを食べていました😫

すると、その2人から
「ゆりちゃんそれで足りるの?ずっと何にも言わなかったけど、正直言って凄く心配してる。最近、無理して元気そうにしてる感じもするし、なんかあった?」
と声をかけられました。

きっと いつもの私なら、「大丈夫!」と明るく答えていたと思います。ですが、その日の私は、生理だったことや前日に(クズ)彼氏から嫌なことを言われていたことなどにより、精神的にもろくなっていたようで、温かい2人からの言葉を受けて気づいたら涙を流していました。

 『もうこうなったら全部言っちゃお』

人に頼ることが苦手で、人に相談することを何よりも怖がっていた私でしたが、もう泣いてしまったからには後に引けないと開き直り、2人に今までのことを話せる範囲で全部話しました。

感情任せに泣いたり怒ったりして、時々上手く言葉にできなくなる私のことを、穏やかに見守りながら『ゆっくりでいいよ』と話を聴いてくれた2人には、今でも感謝しかありません🍀

 私の話を聴き終えた2人は、私以上にその出来事に対して怒ったり悲しんだりしてくれて、「ゆりちゃんは、既に可愛いのになんてこと言うんだ!」
「そんな奴のためにゆりちゃんが身体を壊したら、私たちが悲しい!!」
と言ってくれました。
 正直に言うと『可愛い』はお世辞だろうなと思いましたが、自分のことじゃなくて私のことなのに、こんなに怒ったり悲しんだりしてくれる2人がいることが、とても嬉しく幸せに思えました。

あなたとの時間がたのしくて

 それからも相変わらず自己嫌悪はありましたが、2人と一緒に食べるランチタイムが楽しくて、気づいたら少しずつお米やお野菜も食べてみようという気持ちになっていきました。そして1ヶ月を過ぎる頃には、胃薬の力を借りつつですが色々食べられるようになっていました。
それから、『ここが嫌だから消そう』という気持ちで行っていたメイクや、お洋服のコーディネートも、2人と会った時にこの情報共有したいなとか、今度3人で遊ぶ時に何着ていこうかなとか、ちょっと前向きな気持ちで取り組むことができるようになってきました。
 (クズ)彼氏や家族からの心無い言葉に傷つくことはありましたが、以前よりも2人に打ち明けることができるようになっていたため、モヤモヤと独りで抱えることが少なくなっていきました。

 ある店員さんとの出会い

  以前よりも前向きな理由で、ダイエットやメイク、お洋服選びなどに取り組めるようになったある日のこと。
家族と一緒に行ったショッピングモールの、あるショップ店員さんから、今でも心に残るとっても素敵な言葉をかけていただきました。
 その日、モールへ一緒に来た家族は、それぞれ自分が見たいお店へ散らばってしまい、私は1人で色々なお店を見て回っておりました。
  ふと私は、ずっと気になっているのに入店する勇気がなくて見られなかったお店の前で立ち止まりました。 
 今日こそ見てみたい…と思いつつ、やっぱり怖い気持ちもあり、ウロウロとお店の前を行ったり来たりしていました(⇽不審😇)
  しばらくウロウロしていましたが、『せっかく来たのに、見ないのは勿体ないよね!!今日は買うお金もあるし!!』と気持ちを奮い立たせて入店しました。
 最初こそ、やっと見ることができた嬉しさと店員さんに声を掛けられたらどうしようという謎の不安とで心臓がドキドキしていましたが、色々な商品を手に取って可愛い!!可愛い!!と感激しているうちに、すっかり落ち着きを取り戻しました😂
  色々と欲しいものはありましたが、その中でも特に気に入ったニットを見つけ、どの色を買おうか悩んでいると、1人の女性店員さんに声をかけられました。
 
ひぇーっと内心焦りましたが、にこやかで親しみやすい雰囲気の女性に、少し安心感を覚えた私は、オドオドしながらも一生懸命に自分の要望を伝えてみました。
 そのかたは、私の話にしっかりと耳を傾けたあとに、親身になってアドバイスをしてくれ、悩みの幅を狭めてくれたのでした。全4色のカラーからあっという間に2色にまで絞られ、合わせるインナーやパンツまでコーディネートしていただき、ファッションに疎かった私でもコーディネートの仕方を想像をすることができました✨

 店員さんの勧めで、私はお会計をする前に一度、全ての商品を試着してみることにしました。試着室で渡された商品を着てみた時、今までと全然違う自分の雰囲気に驚き、憧れのお店の商品を着ていることがとても嬉しく感じられました。
 しかし、試着室のカーテンを開ける直前で私は、『これ、本当に私に似合ってるのかな…。変だと思われたらどうしよう。』と自信を無くしてしまったのでした。もういっそ脱いでしまおうかなとも思いましたが、試着室へ案内してくれた時に店員さんから言われた、「着替え終わったら見せてくださいね!」という楽しげな声とわくわくとした表情とが思い出されて、申し訳ない気持ちと不安な気持ちとの間で葛藤しました😣
 
そうこうしているうちに、対応してくれた店員さんの「お客様いかがですかー?」という声が聞こえてきました。店員さんへの罪悪感が不安に打ち勝った私は、もうどうにでもなれと勇気を出して、おずおずと少しだけカーテンを開けたのでした。
 勢いでカーテンを開けてみたものの、不安でいっぱいだった私は、恐る恐る店員さんのほうを見てみました。すると、目に飛び込んできたのは、目をキラキラと輝かせて心底嬉しそうなその店員さんの笑顔でした。
 「お客様、本当に良くお似合いで素敵です!!」と屈託なく言ってくれた言葉が嬉しかったのですが、まだやはり自信がなかった私は、「いやいや、お洋服が素敵なだけですよ💦‬でも、嬉しいです。ありがとうございます。」と言いました。

その時でした。

 それまで少女のような笑顔と明るい声で話していたその店員さんは、ふと真面目な顔になり、それから穏やかな笑みを浮かべて「そんなこと仰らないでください。お客様は本当に素敵ですよ。」と、落ち着いた声で言ってくれました。
 それから、「私たちはこういうお仕事をしてるので、お世辞で褒めていると誤解されてしまうことが多いんです。でも、本当に心から素敵だと思っていますし、お客様ご本人がご自身をそんなふうに否定してしまうのは、なんというか…悲しいです」と悲しげな声音で言いました。
(※To:あの時のお姉さん。同じ立場になった今、これわかるー!となってます。あの節はごめんなさい。。)

 この言葉で、私はこの店員さんのことだけではなく、友達に対しても勝手にお世辞だと決めつけて悲しい思いをさせていたかもしれないと気づきました。そして、何よりも私自身が、私のことを不細工だと否定して傷つけていたんだと痛感しました。

 そんな会話はしましたが、しんみりした空気をすぐに一変して楽しい空気に変えた店員さんにより、私はその日楽しくお買い物することができました🙌🏻

まとめ

 こんな感じで紆余曲折ありましたが、結局のところ私は、お洒落することは自分を好きになるために行っているんじゃないかなと思いました💄

 可愛い爪を見れば気分があがってもうひと頑張りできるし、いい感じにメイクが仕上がれば1日いい気分ですごせるし、髪の毛の色が美しくなり髪質がツヤサラになれば、その1ヶ月間は髪の毛を触るたびに嬉しくなる。

 自分の体に対して時間やお金を使うことは、自分を大切にすることに繋がると思うので。

 今もまだ自己嫌悪は続いていますし、自分を愛するとか、大切にするとか、そのままで生きている価値があると思うとか、できていないことは山ほどあります。
 
 考え方のクセというのは、そう簡単には矯正されないので、徐々に自分自身についてそんなふうに肯定的に思えるように、今後も試行錯誤をしていこうと思います💪🏻

なお、現在は同居家族から容姿について酷いことを言われることは無くなりました!
(数年前に大喧嘩して、過去のことは和解しております。)
(クズ)元彼さんとも、ほんっとうに色々あり、完全に縁が切れるまで大変でしたが、もう関わりがないので大丈夫(だと信じたい😫)です!

ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございます!

長文・駄文にも関わらず、いつも読んでくれる皆さまや、スキやフォローなどをしてくださる皆さまへ、心より感謝申し上げます🙇🏻‍♀️‪‪´-

それでは、また次回…。

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