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保健師のこと

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保健師として働いている中で、感じていること、考えていること。 ※私の知識不足のため、不快に感じられる方がいらっしゃるかも知れません。
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発達相談って難しいよね②

発達相談って難しいよね②

今回の難しさは「相談対応の日程調整」。

当たり前だが、行政保健師は公務員。

平日の決まった時間に働く。
(サービス残業等については一旦無視)

そして、こちらも当たり前だが、住民も働いている。

職業、勤務形態等は色々。働いている。

「共働き」と改めて言葉にする機会もあまりないくらい、みんな働いている。

もちろん、発達相談にやってくる保護者の多くも働いている。

保護者、とくに母親にかけて

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発達相談って難しいよね①

※お子様の発達に悩む方向けの記事ではありません。この記事は、保健師として発達相談に関わる上で私が感じていることをつらつらと書いたものです。

保健師として働くまで知らなかった。

「発達相談って難しい」
どんなところが難しいか。ざっと挙げてみた。

・保護者が発達の遅れを感じていない

・保護者の心配、不安が強い

・事業の重要性が事務職、上の人たちに伝わらない

・つなぐ先、資源(子どもの発達を

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嬉しかったこと 〜お姉さん呼び〜

嬉しかったこと 〜お姉さん呼び〜

乳幼児健診の保健指導。

1人のお母さんが、ホッとした顔で、

「お姉さんに当たってよかった。」と言ってくれた。

どの保健師に当たるか分からない場面で、不安を感じていたのかもしれない。
頭悪そうな保健師に当たったから、何も聞かれないだろう、ラッキーと思ったのかもしれない。

まぁどちらにせよ、嬉しかった。

その対象は、普通とはちょっと違う悩みを抱えながら、慣れない土地で子育てをしている。

E

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