桜井 杏奈

Twitterでは書ききれない考察や妄想やメモ、お話になりきらなかった言葉たちをぽいぽ…

桜井 杏奈

Twitterでは書ききれない考察や妄想やメモ、お話になりきらなかった言葉たちをぽいぽいと

最近の記事

瑞垣くんと海音寺くんと3

「俺さ、特に理由はないけどこの人のこと好きだ!って思うことがあって」 「…ふぅん」 「学校の先生とか、よく行くコンビニの店員さんとか、なんかすげえ好きって思ったら、案の定良い人だったってことが多いんだ」 「へー、そんなに誰でも彼でも好きになるんや」 「ちげえよ、ほんまに極小数の人だけ。でな、瑞垣のことも、はじめからなんか好きじゃなって思ったんだ。そしたらやっぱり、おまえは良いやつじゃったから、直感を信じて良かったし、一緒に試合を作れたのが瑞垣で良かったって思っとる」 「はいは

    • 瑞垣くんと海音寺くんと2

      門脇の「俊!」と呼ぶ声が後ろから聞こえて (俊、って呼ぶの、羨ましいな)と思う海音寺 ぽろっと「仲良くて羨ましい」と言ってしまって、 「羨ましい?そうか、そんなに好きか」 余裕そうな門脇の声が響く ♩ 「だとしても、お前と一緒が良かった」 ♩ そういえば海音寺って意外と眉が整ってるなというところから 「海音寺って眉の処理どうやってんの?自分でしとんか?」 「………うん」(目を逸らしながら) 「嘘やん。嘘すぎて自分で気まずくなっとるやん。まさか可愛い彼女が出来て整えて

      • これがボーイミーツボーイか‎…

        自分の過去に思い馳せていて、個人的にこれは邪魔なものだなと思うんだけど、 それはそれとしてあれほどの激しい感情を良くも悪くも人に対して抱いてぶつけることって、そうそうあることではない‎…かもしれない。と、思って。人間のことなんて知らないので勝手に言っていますが‎… で、思ったのは、瑞垣が門脇や巧に対して激しい感情を抱いたのは、そしてそれをぶつけられたのは良くも悪くも彼に作用したよね。もうこれは原作に書いてあるとおりで。 あれは決して良い面だけでは無いんだよね。 シンプルに疲

        • 瑞垣くんと海音寺くんと

          「瑞垣って、野球が好きなおれが好きなんだろ?」 # 海音寺と展西 「いつになるかは分からんけど…おれが野球を辞める日は、多分展西のことを思い出すよ。おまえはどんな気持ちだったんだろうって」 # 「びっくりして標準語になったじゃろうが」 # 「俺たちさ、ちゃんと両思いになるまでも長かったし、その後は特に大きな問題もなく順風満帆に付き合ってきたと思っとったけど、本当はもっと話さんといけんことがいっぱいあったんじゃな…」 「でも、これはおれとおまえの問題じゃない。おまえ

        瑞垣くんと海音寺くんと3

          そうか、つまりきみは、そんなやつなんだな

          『少年の日の思い出』って、初めて読んだ当時も心臓がきゅっとなったけど、やっぱりいまだにあらすじを読んだだけでも苦い思いになりますね… わたしは「僕」側なので、エーミールみたいな人間がすぐそばにいたら100%妬んでいたし、憎んでいただろうし、「僕」のようにエーミールの蝶を盗んでしまっていたかもしれない。だってずっとほしかった蝶が、何でも持っていて完璧なエーミールの手の中にあるなんて許せないし… だけど「僕」は、蝶のことを大切にできていなかったんだよね。それをエーミールに見抜かれ

          そうか、つまりきみは、そんなやつなんだな

          筆を折る日

          っていうのはいつ来るんだろうと考えてた。あー、また打ちにくいSurfaceから入力してるから機嫌が悪いです(?) 創作をしているほとんどの人が、一度や二度ならず何度も何度も考えたことがあるのではないかと思うんだけど、 いつか創作をやめる日がくるんじゃないかなって。少なくともわたしには来るんだけど。 それっていつなのかなって少しだけ考えてた。 よくあるのは、挫折してとか、時間が無くなってとかだと思うんだけど、前者は確かに筆を折っているけど後者は違う。ただ過去から現在まで「書

          筆を折る日

          バッテリー(あすか)2022年9月号感想

          漫画バッテリー、ついに完結ですね……ゴリゴリネタバレしていきます、よろしくお願いします。 まず、想像していたよりもずっとちゃんと終わっていてホッとしました😂 失礼な話だけどこれでどう終わらせるの…!?って心配しかなかったから、「これは酷くない!?」って言う準備はできてたんだよね(?)アニバテみたいなね…笑 だからさすがだなぁと思ったし安心したんだよね。 ってことで、順を追って書き散らしていこうと思います。 最初から語っていきますと、まず前のストーリーの絵が怖すぎてヒェッ…

          バッテリー(あすか)2022年9月号感想

          おなじなのに、ちがういきもの

          6月だし、推しの誕生日も多いので、改めていろんなことを考えてみる。 推し、は割と多くいるのだけど、人生をかけて追っているのは数人だなって。あ、瑞垣と海音寺と同じぐらい、それ以上の誰かがいるのかと聞かれたらいないです。笑 とはいえ、今でも変わらず好きな人はたくさんいる。女の子でも、男の子でも。 ふしぎなもので、わたしは別に書くことが好きというわけでは全くなくて(もちろん嫌いじゃない)、本当にまったく得意でもないんだけど、なんでか瑞垣と海音寺のことは書きたくなるんだなぁ。 そ

          おなじなのに、ちがういきもの

          あすか11月号の感想と巧と豪ちゃんのこと

          青波、成長したね…(誰) いや…番外編かーーーい嬉しいわ!!! 怒涛のライフイベントが迫ってきたせいで、すっかり9月24日に購入するのを忘れていたんですが…() ちょっとホッとしたし、本当に最終回なの〜〜😭が2ヶ月伸びたなと…笑 んで本当に最終回だし。え?いまだに信じられないよ?? はい。今回は青波の話だね…!!!おろち峠!! もう本当に好きなんです、原田兄弟。 バッテリーを初めて読んだ時、最初にはまったのがこの二人の関係性なので…やっぱり巧と青波は特別。いや、全員特別な

          あすか11月号の感想と巧と豪ちゃんのこと

          ひぐ卒12話の感想

          ようやく12話見れました!!今日も見ながらぽちぽち感想書いていきます、もちろんネタバレしています 噂によると16話?🤔だっけ?で卒が終わるということで…絶対新しく始まるでしょ、というかそうであってほしいですお願いします ひぐらし終わるの寂しすぎるから………いつまでも考察の余地残してて…頼む……… なるほど、そういう経緯で羽入は欠片の世界にいって梨花ちゃまの前から姿を消したのね。自分から望んだのか… 梨花ちゃまの恐怖ってやっぱり改めて考えてとんでもないよね 幸せに生きてい

          ひぐ卒12話の感想

          ひぐ卒11話の感想

          今回もいっぱいネタバレしていくよ〜〜〜見ながらリアルタイムに書き散らしていきます あとついに原作ゲームを買ったので、はやいところプレイしたいと思います🙏🏻 お祭りのカットシーン本当に可愛い!!!あのポストカードとか売ってほしい 照れて顔を赤らめる沙都子ちゃん可愛いな!? エウアに「心配されることに快感を覚えている」的なことを指摘されていた沙都子ちゃんなので、あれも心配されて嬉しくて顔を赤らめているのかな… 梨花ちゃまの奉納演舞のシーン大好きです、梨花ちゃまが古手家の当主な

          ひぐ卒11話の感想

          ぼやき

          ①と②はTwitterに書いたものです ①豪と巧の関係性 豪ちゃんと巧の間にある感情、香夏ちゃんの海音寺さんに対する感情がまさにそうなんだけど、 恋になりきっていない、恋とは違う憧れというか焦燥というか、焦がれる気持ちっていうのは、 ある種恋よりも貴重なんじゃないかとずっと思ってる だから原作の関係性が最高だし、公式が最大手とはまさにこのこと🤦‍♀️ 特に豪ちゃんと巧なんて、恋じゃなくてあんなふうに強く思う人と出会えるのって一生に一人とか二人とか?だし、出会わない人だって

          ひぐ卒10話の感想

          ネタバレしてるよー!!! ビックリしたけど、やっと希望の持てる描写がでてきた…!って感じ、いや撃たれてますけども。 沙都子ちゃん自身、鉄平やこれまでの世界線で変わっていった人や、変わらず優しくしてくれていた部活メンバーを見て、やっぱり思うところがあったんだ。 変わらない沙都子ちゃんが存在していたと見せてくれた瞬間でしたね、希望ある。 あの真沙都子(?)は撃たれたけど、ああいう概念的な世界で、「二人の沙都子」がいる時点で、死んだというわけではなく眠らされたとか消されたって考

          ひぐ卒10話の感想

          延々とひぐらし卒の沙都子ちゃんと梨花ちゃんについて考えてる

          とてもネタバレしています!!気をつけて! うみねこといいひぐらしといい、周囲が残酷すぎて主人公が圧倒的光で癒しを担っているところある まあ彼らも彼らなんですがw 100年のループをしてしまった時点でわたしの知っている沙都子ちゃんではなくなってしまったのだ…という寂しさはありつつ、今の沙都子ちゃんは魔女として魅力的だよなぁ ただ2〜3回目のループで「あっこれ私が勉強しないと変わらないのかも!」って気づくことはできなかったんだろうか もう梨花ちゃんと一緒の学校じゃなくたって

          延々とひぐらし卒の沙都子ちゃんと梨花ちゃんについて考えてる

          海+瑞(+香夏+門)

          (色気より食い気おんじさんと、ちょっと不憫な仲間たちです)  あ、蝉の声。課題を進める手を止め、耳を澄ませる。集中して数学を解いていたから気がつかなかったが、改めて聴くと外では蝉の合唱が始まっていたようだった。日中の昼間にあの声を聞くと、より暑さを感じるのに、夜に聞く蝉の声はどこか風流で、自然と心が凪いでいった。  ふとスマートフォンに目をやる。数時間前に彼女から連絡があったことを思い出し、瑞垣へ電話をかける。蝉のおかげか、思考は妙にクリアだった。 「切ってええか」  随

          海+瑞(+香夏+門)

          Asukaの感想と泣き言

          今月発売のAsukaのネタバレしてますよ~!! 漫画版バッテリー、次回で最終回ですか… あんまりにも突然すぎて…何か書かなきゃと思って書いています 寂しいやら悲しいやら…そもそも原作はすでに完結しているのだから、こんなに悲しむ必要もない気がするんだけど、 ということは柚庭先生の描くバッテリーがよっぽど好きだったんだね…と改めて認識した次第です。 最後の試合…瑞垣と海音寺のやり取り…見たかった……;; いや~~~見たかった~~~~~!! 今月の漫画も最高じゃなかったですか…

          Asukaの感想と泣き言