犬ちぐらに侵入しようとした人間の話。
何年か前の話になるが、我が家のチョコ先生のハウスが壊れてしまったので、「いぬちぐら」をお迎えした。
猫ちぐらの原型は、人間のあかんぼう用に藁(わら)で編んだゆりかご「つぐら」。あかんぼうを入れて田んぼのあぜ道の目の届くところに置き、農作業をしながら子どもをあやしていたが、それがいつの間にか飼い猫のためにもつくるようになった。
作り手(作家)それぞれの作品には作風があり、名人と呼ばれる存在が各地にいるが、高齢化が進み人数の減少が顕著なため、若手作家の育成が急務と言われている。猫ちぐら(猫つぐら)1個を作るために、製作に要する日数は約1週間。使用するわらはコシヒカリ約20把である。
材料に100%天然の藁を使用している。わらは保温性が高く、通気性があるので冬温かく、夏は快適
よく猫ちぐらというのは聞いていたけど、犬ちぐらというのもあるそうで。
猫用と比べて、出入り口の開口部が少し広くなっている。
新しい藁で編んだちぐらは白っぽいし、緑の部分もあったりするけど、年月を経るとだんだん飴色になっていくんだって〜。
夏涼しく冬暖かい、っていいなぁ、と前から気にはなっていたけど、本当のワラで作ったものはなかなかにお値段も高くて、手が出なかったところ‥
買ったけどワンちゃんが一度も中に入ってくれないので使いませんか?と格安でお譲りいただけることに。
とはいえ、チョコ先生も素直に入ってくれるかどうかはわからん‥。
チョコは新し物好きではあるけれど、以前、避難の時などのためにクレートに慣れさせよう、ということで、部屋にクレートを設置した時は、その存在を無視したおして、もはやクレートは空気と化していた。
イヤなもんはイヤ!という、頑固娘の片鱗が見え隠れ、というか
全面ばーん!な状態。
ということは、ちぐらにもそれがあり得る。
ドキドキしながら、はい設置!
あ、ご入居なさってますね(笑)
むしろ、ドヤ顔ですね。
夏は涼しく冬は暖かい、というちぐら。
そーなるとさ、試したくなるでしょ?
実際のちぐら内の体感温度。
そう!もちろんやってみたわ!
チョコが入ってくつろいでいる時に、にゅっと手を入れてみると‥
うん、確かにひんやり。
なーるへそ。←ザ・昭和
でもね、手じゃ今ひとつ、この涼しさが体感できない。
やっぱり入れてみなきゃね、アタマを!
そう思ったワタシは、躊躇なく自分の頭をちぐらの入り口にむけてイン!!!
ガツン!!!
‥
無理だった・・(´-ω-`)
ワタシ、頭が小さいほうなんだけど、残念ながらちぐらの入り口の四角には、ガチンコ勝負できず。
ああ〜頭を入れてみたかった〜!!!
中で、藁のニホイを嗅ぎたかった〜!!!
ちなみに、その一部始終を目撃していたムスメは
「マジか・・マジで入ろうとしたのか・・」と感心してた。
←いや感心ちゃう。
あぁ、ワタシ用のちぐらも欲しい・・。
家にいながら気分はハイジ、的になれるよね!!
おじいさ〜ん!ペーター!!
ビール持ってきて〜!
なんとなく毎日読むのが楽しみだなと思っていただける文章を書き続けたいです。チョコ先生は腎臓と膀胱にステントを通しており、てんかん発作もあり、さらに胆嚢液体膿腫で胆のうを摘出し、いろいろとオペしてる身の上ゆえ、いろいろともろもろと服薬や治療食などにお力添えをいただけると嬉しいです!