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【本】「読む力 最新スキル大全」佐々木俊尚(著)
もともとVoicyを聞いていたジャーナリストの方の本。
具体と抽象の行ったり来たりが大好きな私。
佐々木さんのVoicyも多拠点生活やお料理の話まで、さまざまな話題で楽しく聞いています。
その佐々木さんの著書が面白そうだったので、読みました。
私もthe!集中できない人です。
こうやってブログを書いていてもスマホを見たり犬と遊んだり。
それを逆手にとってみようという本で興味を持ちました。
それなら私強いかも。
一番私の中でクリアになったのは
集めた「さまざまな情報や視点」から「さまざまな概念」をつかんでいく
「概念」というのはちょっと難しい言葉だが分かりやすくいえば、「さまざまな情報や視点」を順にまとめて。ひとつの物語や全体像にしたものである。
たくさんの概念が溜まっていくと「世界観」が身につき、「世界観」を学ぶと自分の血肉になっていく、それが読むことの最終的な目標と考えて色々な情報収集をしているそうです。
全体像をつかむためにはいくつもの視点が必要です。
情報の偏りについては確認して読んでいくなかなか難しいですけれど、そのためのいろんな工夫が書かれています。
私、この「概念」を掴んで、世界観を学ぶという表現、ものすごく腹落ちしたのです。
これを言語化してくれたことだけでも、この本に出あえてよかったと思います。
おすすめの読み方
私は普通に頭から読みましたが、「はじめに」「序章」「おわりに」をまず読んで、それから目次をみて、読みたいところを読む、でもいいかもしれません。
情報のクオリティの判断の仕方と、情報を集めて、それを検索する方法、検索を容易にするために、どう整理をするかがかかれています。
自分が困っているところ、知りたいところから、ぱらぱらしても良いかも。
ハイライトがついているので、そこを見るだけでも、ポイントは分かります。
ポモドーロテクニック応用編
25分作業+5分休憩というポモドーロテクニックは有名だけど、佐々木さんは自分なりのアレンジを紹介。
まずは。タスクを細分化していくこと。
この細分化って大事だなと私も最近思います。
週末これをやると大きいタスクのままドーンとあると大体できません。
細くして平日の夜の好きな時間でできるぐらいまでに落とし込むと少しずつでも進んでいきます。
週末よりもずっと進捗が大きい。
佐々木さんの集中時間は3分から最大15分。
軽いタスクと重いタスクを交互にやっていくそうです。
必ずちょっと飢餓感がある所で止めることを必須としている。
ひらめき、舞い降りがあるのはこの期間が生み出すとのこと。
このひらめき、舞い降りって以前秋元康さんが面白いことにしてもはっていくって言っていたのですがその付箋が突然関係ないところで降りてくる紐付くような感じというのがものすごく印象的でした。
ひらめきや舞い降りって突然起こるわけではなく必ずその下地となる情報収集だったりインプットがあります。
「概念」を掴んで、世界観を学ぶ
しつこいようですが、この本で一番良かったこと。
いろんな視点を情報を集める。
そのためには情報の偏りを知っていなければならない。
いろんな視点を集めて、概念をつかんで、世界観を学ぶ。
正解が一つではないことをがわかるんだろうな。
情報収集のやり方も参考になる部分があるので。Kindle で保存版としても良いかもしれません。
お好きな所をお好きなようにやるのがおすすめです。
私もthe!集中できない人です。