今の日本に家事代行が必要だと思う一番の理由
お先に
今日はちょっと真面目なお話をしています。
なぜこのような真面目な話をしようと思ったのかについては
こちらの記事をご覧ください👇
ここからしばらく“家事代行”という仕事が秘める
ポテンシャルに関して書きためていきます。
今日のお話は、以下目次のうち
「なぜ今、日本には「家事代行」が必要なのか」に該当します。
※どこを書くかはその日の気分によります🙏
ではでは、早速本題へ移ります(・∀・)
今の日本に家事代行が必要だと思う一番の理由
それは多くの人の「頑張りすぎ」が第一の原因であると、私は考えています。
日本において、男女の家事分担がまだまだ女性に偏りがちな状況は変わりません。日本人女性の、いわゆる無償労働への従事時間は日本人男性の5.5倍と、世界でも群を抜いています。
男女差世界第2位の韓国でも、女性の無償労働時間は男性の4.4倍です。世界第3位のイタリアは2.3倍です。世界全体的に見ても、男性よりも女性の方がこうした“無償労働”に従事している事実には変わりはありません。
今の日本に生まれ育った私たちにとって、「家のことは母がやる」という認識はどうしても染み付いていますが、それにしても「家のことは母が(ほぼ全て)やる」この状況は、世界の中でも稀な状況であるということを、そもそも認識しておかなければなりません。
そしてまた忘れてはいけないのが、パートナーの存在です。日本人女性は確かに日本人男性よりも圧倒的に家事(無償労働)を行っておりますが、では日本人男性が働いていないのかというと、それは違います。
実は、日本人男性は世界で最も有償労働時間(paid work、つまり対価が発生する労働)が長いのです。
有償労働時間にかける時間は、日本人女性の1.7倍に当たります。つまり、単純に考えて、日本人男性にも時間がありません。
少し細かい話になりますが、厚生労働省の調査によると、
令和2年の時点でも、全体のうち5%の雇用従事者は週60時間以上(5日勤務だとしたら、1日12時間以上)労働しています。
中でも特に、20代後半〜30代をピークにその割合は上昇しています。
男女別に見ても、女性の就労60時間以上の雇用対象者は全体のうち2%〜3%であるのに対し、男性は7%〜10%前後の人が週60時間就労していることが確認されています。(「厚生労働省 労働時間等関係資料集」より)
つまり、「日本では女性ばかりが労働に時間を費やし働いている」のではなく、
これが正しい認識なのです。
そもそも問題視すべきは、家事の男女差別ではなく、今の日本が私たち国民に「長時間働かなくてはならない状況や仕組みを作っている」ところにあるのかもしれません。
私たちは、単純に働きすぎであり、頑張り過ぎなのです。(続く)
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