たい焼きをしっぽから食べるか、頭から食べるか
「ねえ、たい焼きあるよ! おいしそうだね」
と息子。
「うん・・・いいにおいだね」
「食べたい!」
「今から食べて、夕ご飯をちゃんと食べられる?」
「うん、大丈夫!」
4つか5つの時。
週末に行く買い物場所に、たい焼きコーナーがあって。
何度か食べた。
たい焼きのせいで、夕ご飯をあまり食べられなかったときもあったけど。
冬になったら、熱々のたい焼きを食べたくなる。
最近、あちこちでたい焼き屋さんを見るのは、人気なのか、気になっているからなのか。
わからないけど。
東京の3大鯛焼きといえば、
・柳屋(人形町)
・浪花家総本店(麻布)
・わかば(四谷)
私は、一番老舗の、柳屋さんのを食べたことがないなあ。
残念。
3大たい焼き屋さんはどこも、「天然たい焼き」だという。
「天然」とは、一匹ずつ焼くタイプで。
「養殖」は一度に並べて焼くタイプ。
浪花家総本店のたい焼きは、くっきり記憶にある。
焼けてから、またじっくりあぶって。
だから、皮の外側はカリッとしている。
熱々のあんこがたっぷり入っていて。
焼きたてを食べるのが、一番!
タイトルの、しっぽから食べるか。
頭から食べるか。
あなたはどちら派?
聞くと「しっぽから」という人が多い。
「だって、頭からってかわいそうな気がして」
でも、袋に入って渡される時は、頭が上だよね?
私は頭からパクリ。
かわいそう、かな?
う~ん、どうして頭からなのか、考えてみた。
私はあんこと同じくらい皮が好き。
・・・いや、皮の方が、あんこより好きかも。
だから、みっちりあんこの入った頭から食べて、しっぽをあとに残す。
「いいたい焼きは、しっぽまでぎっしりあんこが入っているんだ」
というけれど、私は、そんなにあんこが入っていなくてもいい。
あんこと皮が、半々くらいのしっぽを食べて、あっさりした感じで終わるのが好き。
といいながら。
天然の、ガチャガチャと金具を動かしながら焼く本格派は、あんこもたっぷり。
でも、これは、好き。
皮のサクッと歯ごたえが、いいんだろうなあ。
香ばしくて。
あんこが甘すぎなくて、小豆の香りがよくて。
最近は羽根付きたい焼きというものもあって。
周りにパリパリの皮がついている。
ん~~、これも好き。
「羽根」の部分をちぎって食べていくのが、楽しくて。
たい焼きって、なんだかなつかしい食べ物で。
食べていると、誰かと食べていたことを思い出す。
あどけない息子と。
幼い時に、父と。
小さいころに、母と。
ねだったり、ねだられたり。
焼きたてを、両手で持って、食べる。
子どもみたいに。
湯気の上がる、熱いあんこ。
あつ・・・!
明日、買いに行こう。
※写真はこたろうさんからお借りしました。ありがとうございます。
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