見出し画像

茶道雑誌 1月号


茶道雑誌1月号をお茶と
茶道雑誌1月号 猶有斎宗匠 新年試筆をお茶と共に


「試筆 新年に初めて毛筆で字を書くこと。書き初め(大辞林より)」



初めて筆で文字を書いたのは祖父のところでだったように思う。自分にとって馴染みのあった絵筆の扱いと勘違いして、祖父の大切にしていた書道の筆の扱いはめちゃくちゃだった。なのに祖父は周囲が驚くほど怒りもせず、小さくため息をひとつついただけで、「初めてなら仕方ない」と言った。




その後、自分が書道を習うようになるまで随分と時間を経たが、それでもやっぱり、ことあるごとに祖父の様子を思い出す自分に気づいた。毎月の茶道雑誌はお茶との時間だと思っていたら、今回はそうではなく、筆文字に祖父を思い出すことから始まった。



「試筆」という響きには何だか大人っぽさも感じる。試し書きと試筆。いくつかある言葉の意味の中の一つは重なる部分もあるような、そんなイメージがあった。あれもこれも、相変わらず思いこみが多い自分に苦笑いをする、そんな時間。



今日もお読みくださりありがとうございました。
スキやフォローが励みになります❗️

*  *  *  *


インスタグラムのアカウント
お茶くらぶ @c.greenteaclubでは
お茶のこと色々御紹介しています。
フォローやいいね、お待ちしています。
アカウントへはこちらから
*  *  *  *

インスタグラムのプライベートアカウントでは
【新しいお茶の世界】やバナナ抹茶ラテの動画も。
アカウントへはこちらから


*  *  *  *
◇stand.fmにてゆるっとお茶のこと音声配信中❗️
アプリをダウンロードしなくても聞けます‼️
聞くだけお茶に親しむ🍵
どうぞお気軽に😊
↓ ↓ ↓
ちづココ🇫🇷チャンネル🍵お茶と親しむ🍵🌍🌿》



いいなと思ったら応援しよう!

光森ちづこ@茶道家/仏語翻訳家
最後まで読んでいただきありがとうございます。 よかったらまた遊びに来てくださいね。 スキやフォローしていただけたらとても嬉しいです。 頂いたサポートで良い記事を書いていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。