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【育休男子(イクキューメン)】~プロローグ~

 この度「育休男子(イクキューメン)」と題し、マガジン連載をスタートすることにいたしました。
 もともと不定期で男性育休についてや育児についてのnoteを投稿していましたが、自身でも、読んでいただける方からも見やすいように体裁を整えながら連載という形にしていきます。

 きっかけは、男性育休取得に伴う葛藤や苦労、そして子育ての楽しさについて書いたnoteが投稿コンテストでグランプリを受賞したことです。

 受賞発表後も多くの方に読んでいただけているようでして、該当noteのスキが500を超えました。加えて多くの方からコメントもいただきました。時には共感のコメントであったり、時には応援のコメントであったり、時には男性育休取得の先輩から激励のコメントであったり。

 もともとは自分のために選択した育児休業取得でしたが、この経験を糧に手の届く範囲で社会に影響を与えることができたら嬉しいなと思っていました。それは、自分の勤める企業で、後輩社員が育児休業を選択しやすい環境づくりに貢献することくらいかなと。

 ですが今回のnoteでの反響の大きさを受けて、もう少し欲張ってみてもいいかなと思いました。発展を続けるnoteというプラットフォームの力を借りて、これから育児休業を取得したいと考えているご家庭のお役に立てたら。自分だけでは決して手の届かなかった方々にもnoteの力をお借りすれば、手が届くかもしれない。そう思ったのがきっかけです。

 就職活動をする学生が企業選びに男性育休の取得しやすさを重視していたり、企業(従業員数による条件はありますが)も男性の育休取得率公表が義務化されたりと、僕が社会人になる時に比べ「男性育休」に対する世間の考え方は間違いなく変化してきています。
 男性育休への理解が少しずつ高まる一方で、女性の働きやすさや出産後のフォロー態勢の整備には、いまだ課題山積の企業が多いと思います。

男性育休、父親目線での子育てについてはもちろんですが、妻ともよく話しながら産後の女性のキャリアについても書いていきたいと思います。

 僕は育休を取得して心の底から良かったと思っています。ですが、この選択をし、取得に至るまでにはビュンビュン吹く向かい風の中、たくさんのハードルを超える必要がありました
 育休を取得するか否かはあくまで個人の自由ですが、それを選択肢として持てるか否かは、個人の問題だけではありません。今回の連載をとおして、まだまだ昔ながらの固定観念が根付いた社会に少しでも前向きな影響を与えていきたいです。

 さいごに、連載名「イクキューメン」についてですが、略して「イクメン」です。

 いわゆる「育児に積極的に参加する男性」という意味の「イクメン」は、僕はあまり時勢にそぐわないないと常々思っていました。子が産まれ、親になったら育児をするのは当たり前だと思うからです。
 そして「育児は女性がやるもの」というのは当たり前ではありません。育児は「親」がやるものであるからです。

 これからの「イクメン」は「育児休業という選択肢を持ち、当たり前に親として育児をする男性」になっていくべきだと思います。
 そんな思いを込めて、この連載名にいたしました。

 それでは次回から赤裸々に男性育休についてnoteを更新していきます!

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