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美味しく食べられるって大事だね 〜90歳、母のほっこり引越物語〜

母、90歳の新生活

「しっかり食べることが、
元気の源」

母を見ていると、
つくづくそう思います。

90歳になっても変わらず
食欲旺盛で、
お魚よりもお肉が好き。

よく食べるからこそ、
元気でいられるのでしょう。

新しい環境も
前向きに受け入れることができるのは、
きちんと食べているからこそ。

足は悪いですが、
美味しいものを美味しく
食べられるカラダを保つこと
大事だと改めて感じました。

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母が佐賀に引っ越すことになりました。

弟(母にとっては末っ子の次男)の仕事の都合で、
慣れ親しんだ関東を離れることに。

旅行以外では
関東圏から出たことがない母にとって、
この決断は簡単ではなかったはずです。

不安も大きかったでしょう。

でも、
母はたくさん考えた末に、
「弟と一緒に移る」という道を選びました。

母は90歳。

車椅子を使っており、
耳も遠いため会話も一苦労です。

それでも驚くほど元気で、
よく食べます。

お魚よりもお肉の方が好きで、
しっかりとごはんを食べる姿は
本当に頼もしい。

そんな母が住み慣れた場所を
離れることになり、
私たちはみんな心配しましたが
母の気丈さは
そんな心配を吹き飛ばしました。

引越しは、
まず、
弟が先に佐賀へ行き、
仕事と家の準備を進めました。

2週間後、
私と上の弟(母にとっては長男)で
母を連れて羽田からANA便で
出発しました。

飛行機での移動は母にとっても、
そして私たちにとっても
大きなチャレンジでした。

でも
ANAのキャビンアテンダントや
グランドスタッフの皆さんが
とても親切で、

普段、母と一緒にいない
介護初心者の私たちにとっては
勉強になることばかりでした。

特に、
私にとっては
初めて母のトイレ介助経験でした。

今回の母の付き添いの大目的は
トイレのサポートだったので、
少し頑張りました^^

思ったよりも上手くいき、
「絶対苦手」と思っていたのに、
よし、できたぞ!!と
満足感大でしたww

母も安心したのか、
移動中のトイレは
ずっとお手伝い・・・

なぜか突然「ちーちゃん・・・」と
娘時代の呼び名で呼ばれたりして。

気持ちが近くなったのかもしれませんね。

佐賀の新しい家には、
最小限の家財道具だけを持ち込みました。

母にとって
大切な仏壇と、
必須の可動式介護ベッドは
準備万端でしたが、
他には足りないものばかり。

母は
「これがない、あれもない」と
ブツブツ言いながらも、
新しい環境に馴染もうと
頑張っていました。

驚いたのは、
引っ越しの翌日には
デイサービスの
お試しに出かけたこと。

90歳にして、
新しい環境を受け入れ、
できることから
始めようとする母の姿に、
私は脱帽です。

長年暮らした場所を離れ、
新しい土地で
新しい生活を始めるのは
簡単なことではありません。

それでも、
母は前を向いて進もうとしています。

ボソッと母の言葉が聞こえました。

「新しいデイサービスに通って頑張るぞ!」

やっぱり心細いよね・・・
と思いながらも、
とても力強い独り言で
お母さん、すごいぞ!と
ちょっと感激しました。

これからの佐賀での生活が、
母にとって
心地よいものになりますように。

*――*――*――*――*

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