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つぶやき感想
X(旧Twitter)にて呟いた映画感想をまとめていこうと思います。
思いつきでの投稿が個人的に気に入ってる部分があり、せっかくなら1つ記事にしちゃえという自己満足な代物です。
基本的には断片的で取り留めもないことですのでネタバレはないと思います。
が、それでもちょっと…って方は読まない方がいいと思います。
私個人の雑さのある感想がひとつ参考になればいいなーと思います。
追記で今の私からの意見があります(私評)。
正直これを書くのが1番楽しかった。
ダンケルク
『ダンケルク』については人の対比が秀逸。
自分のためにイギリスを渡るフランス兵(一般兵)とフランス兵のためにドイツに残るイギリス兵(将校)
帰国を果たすが罵られたパイロットと兵士たちに称えられたが帰国が叶わなかったパイロット
積極的に戦場(に近い場所)に行って亡くなる一般人と消極的に戦場に戻って生き残った兵士
他にもあるかもしれないけど、印象的だったのがここらへん
あとはあそこまで徹底的にドイツ兵に人格を持たせなかったのも戦争の悲惨さが出てて良い(ドイツ兵は存在だけがある感じ)
戦争は多面的ではなく一面的だからね
確かに歴史としての戦争は多面的に捉える必要があるけど、実際に戦争するとなると敵か味方かだから、どうしても一面的
私評
『オッペンハイマー』のためにノーラン作品を見ていた時期です。
個人的に戦争については関心を持っているので比較的ちゃんとしたものを書いているなという印象。
ボーイズ・イン・ザ・バンド
『ボーイズ・イン・ザ・バンド』のドナルドの話。
演じるマット・ボマーの細かい仕草が良い。
例えば、話している人に対しての目線。例えば「足を閉じて」座っている姿。
といった、仕草に着目しても為人が見える。
続いて彼の受けた「虐待」について。
彼は「失敗した時に」母からの愛を感じられるのだと言った。
つまり、完璧主義な父に怒られ、それを慰めてくれる母は自分を愛しているのだと認めることができる、と。
とても歪んだ愛の受け取り方だが、それが愛であった。
しかし、作中で失敗しているドナルドは見受けられない。
ドナルドはパーティ中優しく、紳士的で、間違いを犯すようなことはしていないように見える。
つまり、愛を受け取ること・最低限愛されていると自覚することはない。
その一方で、彼は母のように慰める。
それはラスト、お酒によって「失敗」したマイケルを抱きしめる時。
ドナルドはマイケルを愛していた。
そして、ドナルドの愛を感じる部分はもうひとつ。
ラリーとの関係だ。
ラリーにとって火遊びだったこの関係はドナルドにとっては違ったのかもしれない。
ハンクが好きで、わかりやすく嫉妬するラリーはさながら恋する少年のように、彼の目を引きたくてドナルドにパーティ中話しかける。
これは幼少期のドナルドに似ている行動だ。
そして、おそらくドナルドはわかった上でそれに乗る。
ドナルドはわざとラリーが「失敗」し得る道に乗ったのだ。
もし、ラリーがハンクとの仲が上手くいかず、「失敗」してしまった時はドナルドが彼を愛そうと思っていたのではないだろうか。
そして、ドナルドは作中で重大な「失敗」をしている。
それはハロルドにプレゼントを渡していないこと。
これはハロルドの誕生日パーティに来たのだから忘れてはならないことなのでは?
確かに急遽呼ばれたのだとすれば、買わなかったことも考えられそうだが、作中のマイケルとの電話をしているシーンでは行くことが前提に話がされる。
となると、プレゼントを渡していないドナルドは不自然なのではないか。
ということは、ドナルドにとってハロルドは愛して欲しい人ってことではないのでしょうか。
実際、最後に会う約束みたいのをしていたしね。
私評
マット・ボマーが好きなんだろうな、と思わせるものですね。その通りです。
この映画でマット・ボマーに出会い、一目惚れしてしまったので仕方がない。
それはそうと、記憶も曖昧になってきた頃ですが、この考察は的を得ているのか不安になっています。
ちなみにこの時2度目の視聴でした。
1番考えすぎ考察。
それにしても長いな。贔屓を感じる。
バーン・アフター・リーディング
『バーン・アフター・リーディング』の話。
くだらなくてシュールで何も考えないで見れて楽しかった。
ブラッド・ピットがかわいい。
私評
ひでえ感想だな。
ただひとつ言えるとしたら、コーエン兄弟はそこまで好みではないってこと。
この後『ファーゴ』も見たけど難しかった。
それゆえの雑で中身のない呟きをしているんだろうな。
なぜ書いた。
ゴーン・ガール
『ゴーン・ガール』の話。
恐妻家結婚観の拡大解釈?
怖すぎて少し引きずりそう。似たもの同士じゃ上手くいかないのかもしれないとも思った。
フィンチャー監督は『ベンジャミンバトン』『セブン』『ファイトクラブ』に続き4作目。かなり好きな監督かもしれない。
私評
フィンチャー監督推しは大体ここあたりから。
この後には『ソーシャルネットワーク』だったり、彼が指揮した「マインドハンター」だったり見てますね。
今思い出しても『ゴーン・ガール』は傑作だし、怖かった。
関心領域
映画『関心領域』を見てホロコーストにおける「普通の人たち」の加害性に興味を持った方はぜひ『普通の人びと: ホロコーストと第101警察予備大隊』を読んでほしい。
被害者目線でのホロコーストを知りたければ『夜と霧』もある。名著。私はどちらも読んだ。
noteに寄生していると最近『関心領域』の関心が高いのが伺える。
自分の考えを主張している人もいる訳だけど、見るべきと薦めたい映画ではないかな。
やっぱりどこか退屈だし、無理してまで見なくてもいいよね。
せっかくの映画はフィクションに埋もれたいじゃん。
私評
イキってるなと思いました。
そして以下参考までに。
マインドハンター
「マインドハンター」の話。
とにかく面白かった。実話の物語への昇華はやはり素晴らしいとともに実話ならではの恐ろしさがある。
ホールデン所々狂気じみてて好きだし、ビルがいてくれてよかった。何気にケンパーがよかった。
打ち切りなの悲しいね。
こちらもフィンチャー監督ですね。やっぱりかなり好きな監督だなあ。
『マインドハンター: FBI連続殺人プロファイリング班』というNetflixオリジナルドラマ「マインドハンター」の元となった本を読んだのだけど、現実って驚き。
私評
かなり好きなドラマなだけに本まで購入する始末。
このドラマのお陰でジョナサン・グロフに出会えたし、本当に文句なしドラマ。
以下参考までに。
ノック:終末の訪問者
『ノック: 終末の訪問者』の話。
出オチ。
何気にオープニングが好きだった。
ジョナサン・グロフが好きって話する?
私評
ジョナサン・グロフを追って。行動が早い。
実際冒頭30分くらいはドキドキが勝っていた。
設定面白映画です。
ノーマル・ハート
『ノーマル・ハート』の話。
マット・ボマーとジョナサン・グロフを追って。
面白かった。よくわからないって怖いし、少し前のコロナ禍を思い出した。
ジュリア・ロバーツがいるなんて聞いてない。可愛かった。
私評
行動が早いその2。
やっぱりマット・ボマーがかっこいい。大好き。
そういえば自然とゲイものが多くなってきていますが、割と好きですよ。
十二人の怒れる男
『十二人の怒れる男』の話。
名作。正直1番最後のシーンだけで見る価値がある。
会話劇大好き人間として最高の映画。
私評
名作については多くを語らず。
白黒で取っ付きにくさはあるけど、本当に面白いから全人類に見てほしい。
SHERLOCK/シャーロック
BBC版「SHERLOCK」残り1話を残して思ったのはS2が最高に好きだなってこと。
ジム・モリアーティが本当にいい役していてアンドリュー・スコットが好きになりそう。嫌な奴ほどフィクションでは魅力的ってね。
私評
悪役好きになる人の心理はこれですね。
ブロマンスで有名な本作ですが、私はジム・モリアーティという男が沼すぎてハマってしまいました。
Fellow Travelers/フェロー・トラベラーズ
Fellow Travelers 半分見終わったんだけどなんかすごいのを見てる気分。
すごいぞこれ。
Fellow Travelers 見終わったけど、良質なドラマだったな。
色々過激ではあったけど、ブロークバック・マウンテン味のある感じ。
ノーマル・ハートとは違ったアプローチでまた面白かった。
そろそろレズビアン物どうですか。
FellowTravelersの話。※ちょっとセンシティブ。
マット・ボマー好きな蛇足的解釈とも言える。
1話(2話かも)でホークの父親の発言にあったように、彼は「跪いていた」ので感情を伴った相手には支配されたい欲がありそう。
8話のティムに頼んだこととかね。
日本語字幕だと「挿れてくれ」だったかな。
英語だとF**k meだったね。初めて使ったよ、Fワード。
それとは対象的なのはホークが支配側に回るとき。
1話や2話でのティムとの行為や「楽園」での青年に対する性行為とか。
あそこに愛情といったものがない。
それと同様に女性相手では必ず「攻め(Dom)」にならざる得ないので(アブノーマルでない限り)、愛情がないときっぱりとは言えないが恋慕はない。
と言えそう(保険)。
愛ある関係になると支配されたいという気持ちが増して、父親やスミスさんから求められる「男性像」からかけ離れるから、感情のない行為が好きなんだろう(ってマーカスが言ってた)。
ホークって他人からの否定をかなり嫌っている感じ。
一つ言うなれば私的にはホークは「受け(Sub)」だなあってこと。
私評
マット・ボマー贔屓の回。
ここで言いたいことはホークは日本で言う「受け」ではなく「Sub」だってこと。
支配/非支配な関係にあると考えれば、ホークは好きな相手に対しては被支配側にいるだろうってこと。
参考にした記事は以下の通り。
この記事からヒントを得て今回の解釈を行っています。
ジョナサン・ベイリーの発言などが主な参考元です。
ブレードランナー
『ブレードランナー』の話。
見たのはファイナルカット版。
映像美。脚本はイマイチよくわからないとこがあった。
原作(というより原案)の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が本当に面白いのでおすすめ。
私評
書いた通りです。
最近映画館に行くとリドリー・スコットの名前をよく見ますね。
彼が携わった新作多いです。