ちよこ愛

映画と小説が好きです。映画館で見たものを中心に映画の感想と気まぐれ読書感想。最近は写真も。 俗っぽく生きていたい。

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マガジン

  • 映画感想まとめ

    映画の感想のまとめです。 ちゃんと映画館で見てきたやつのみまとめます。 サブスク等のやつはまとめません。

最近の記事

【映画感想】初の試み。

はじめに東京国際映画祭。 初の映画祭参加しました! 予定合う合わないシビアで、夜は予定があるため午前に…とは思ったものの昨日帰り遅かったんだよな。 個人的には別にここじゃなくても…な『異邦人』見たかったけど、都合がつかず!なぜ今日じゃない! 下調べはかなりした。でも日時が。 とはいえ、せっかくだし行きたい。 で、ほぼゲリラ的に、行ってきました。 まず『トラフィック』のチケットを先週の水曜日に、そして『三匹の去勢された羊』を本日零時すぎに。 よし、やるか。 三匹の去

    • 【本紹介】読書の魅力に取り憑かれて

      映画を見れていない言い訳に。 本は映画よりも手軽でポンポンと次へ読め、場所を問わないので感想を書く前に次の本へと進めてしまう。 そんなこともあり1冊1冊を細かく検討はできないのだが、ただ読書好きを語っている以上何かを残したい。 で、浅はかにも本の紹介をすれば読んでる人感が出るのではないかと思い至ったわけです。 では以下私の好きな本たちが並べられます。 古今東西(というほど古今東西ではないが)ありとあやゆる本を読んできたので、好みの偏りはありつつ皆さまが少しでも気になった

      • つぶやき感想

        X(旧Twitter)にて呟いた映画感想をまとめていこうと思います。 思いつきでの投稿が個人的に気に入ってる部分があり、せっかくなら1つ記事にしちゃえという自己満足な代物です。 基本的には断片的で取り留めもないことですのでネタバレはないと思います。 が、それでもちょっと…って方は読まない方がいいと思います。 私個人の雑さのある感想がひとつ参考になればいいなーと思います。 追記で今の私からの意見があります(私評)。 正直これを書くのが1番楽しかった。 ダンケルク私評 『オ

        • 【映画感想】現実の延長の先

          公開日、午前10時。 何がなんでも1番に観てやる、と早起きをして映画館へ駆け込んだ。 『ラストマイル』 感想スタートです。 ネタバレあり。 これから見る人が大多数の中、私が通ります。 あらすじ大好きなドラマ「アンナチュラル」「MIU405」と同じ世界を描く、監督が塚原あゆ子、脚本が野木亜紀子というお祭りのような映画。 主題歌は先の2作同様米津玄師。 本当に楽しみで楽しみで。 満を持して公開。 勢い余ってパンフレット購入しました。 ムアアア。 熱を冷まさねば。 感想

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        • 映画感想まとめ
          9本

        記事

          【映画読書感想】パンフレットが良々

          流行りに乗るがごとく、ワタクシも映画『ルックバック』を見てまいりました。 元々藤本タツキは『チェンソーマン』の第1部「ルックバック」など短編を読んできましたが、『チェンソーマン』第2部以降あまり触れてこなかった漫画家です。 単純に私の漫画離れが原因ですが。 そのため、『ルックバック』の公開は楽しみでしたし、いつか行こうとは思っていました。 で、公開から1ヶ月以上を過ぎた頃になってやっと見に行ったわけです。 なんかミーハーじゃないよって言い訳しているみたい。 ミーハーなん

          【映画読書感想】パンフレットが良々

          【映画読書感想】幼少期の友人は死体と同然

          正直映画の方はガッチリハマったという感じはしていないのですが、原作が良すぎて感想を書かざる得ない状況です。 『スタンド・バイ・ミー』は誰もが知る有名作品。 原作はスティーブン・キング。 ホラーのイメージが強い方、安心なさって。この物語は青春物ですから。 皆さんはどちらに行かれますか? もちろんメイン州ですよね。 さて、ではでは、私なり解釈を含めた『スタンド・バイ・ミー』の世界へようこそ。 そこに広がるは夢と希望の溢れた残酷な世界です。 と、らしくないことをして開幕といた

          【映画読書感想】幼少期の友人は死体と同然

          【読書感想】さざなみにのまれたい

          遠藤周作の『海と毒薬』を読んだので感想を少し。 戦時中のある病院での事件を題材とした作品。 構造的には現在→過去というように勝呂と言う人物を不気味に描いたあとでこんなことがあった、と探偵小説でいうところのトリックを明かしていくスタイルになっています。 まずは「私」が勝呂に出会い、戦争の狂気に触れていた人たちへの嫌悪のような感情が描かれ、読者にもそれが伝わってきます。 そして、過去を回想するかのように勝呂の話が後に続きます。 その過去の話も数層になっており、1人の看護婦、

          【読書感想】さざなみにのまれたい

          【映画感想】まさしく地獄

          某映画館にて『地獄の黙示録』のファイナルカット版が上映されると知り、取り急ぎ足を運びました。 3時間の超大作は家で見るには体力が必要すぎるので映画館で見たいと思っていたところなので、本当に有難い。 3時間映画は『ボーは恐れている』や『オッペンハイマー』以来久々だったので集中力続くかしら、と心配もありつつ、どうしても1度は見たい映画のひとつだったので、頑張りました。褒めて。 例のごとくネタバレ注意です。 てか、見たことない人は多分見ようとだなんて思わないだろうからいない気が

          【映画感想】まさしく地獄

          【映画感想】初マーベル体験記

          実はマーベル作品を今まで見たことがなくて、初めて見に行きました。 もちろん、スパイダーマン、キャプテンアメリカ、アイアンマン等名前は知っていますが、1度も(サブスクですら)見たことがなかったのです。いずれ見ようを何度繰り返してきたことか…! (どうでもいい話、DC作品は以前ノーラン監督の『ダークナイト』は見たことがあったのでアメコミ作品自体が初というわけではない) で、インスタでヒュー・ジャックマンがめっちゃ『デッドプール&ウルヴァリン』を宣伝しているのを見て、よし行った

          【映画感想】初マーベル体験記

          【映画紹介】ブロマンス好きにオススメしたいブロマンスに数えられることが少ないブロマンス映像作品

          タイトル通りのものを書いています。 ブロマンス好きにはきっと堪らない、でも中々ブロマンスとして紹介されないものを集めました。 誰もが知っているあの名作もブロマンスとして見るとそれはそれで楽しいかも。 この記事はブロマンス好きに向けた映画入門的な部分もあります。そういうつもりで書いています。 もしかしたらドラマも混じっているかもしれませんが、映画中心です。 ガチ映画ファンには怒られるかもしれないのでこっそり読んでください。 忘れないうちに書いておきますが、洋画中心です。

          【映画紹介】ブロマンス好きにオススメしたいブロマンスに数えられることが少ないブロマンス映像作品

          【ドラマ感想】会話のクライム

          全2シーズンのNetflixドラマ『マインドハンター』を見終えたので感想を。 ネタバレはありますので、気をつけて。 あらすじ 折角だからとシーズン1、2どちらも載せました。 フィンチャー監督が指揮をとったことで話題になったらしいこのドラマですが、シーズン3の制作予定はないとのこと。 主演はジョナサン・グロフ。かっこよかったので私はすごく好き。 大まかな話の流れとしては、心理的な面から犯罪について考えようとした人たちの奮闘が描かれています。 実際にあった話をモデルにして

          【ドラマ感想】会話のクライム

          【映画感想】悪夢から醒めたい

          『わたしの魔境』という映画を見たので感想を。 どうしよう。 ネタバレありですよー。 あらすじオウム真理教を中心とした平成最大のテロ事件が題材となった本作品。 ドキュメンタリー風に進んでいき、オウム真理教、カルト宗教について深堀していくという内容。 感想見終わったあと、「実際の事件ではこうはならなかった」という言葉にすべてが込められていると感じました。 これはオウム真理教を題材としているため流れはわかるんです。 私たちはあの悲惨な事件を記録として見てきましたから、ある意味結

          【映画感想】悪夢から醒めたい

          【映画読書感想】名作について語る

          わざわざ私が語るまでもない名作中の名作『ショーシャンクの空に』の感想を書き留めてみようかなと言う気持ちで文字を打っています。 映画は観ても原作小説であるスティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」を読んだことがある人は少ないのでは?とも思っているので、そちらの感想も並行して書いとこ、という感じです。 どうぞ、よろしく。もちろんネタバレありですからね。 では、早速感想の方に入ります。お恥ずかしい話私この映画を知ったのが昨年のことで、さらに恥ずかしいことにこの映画を見たの

          【映画読書感想】名作について語る

          【映画感想】お前が悪い。

          そもそも人を殺すなって話。 昨日、映画『告白 コンフェッション』を見たので感想です。 ネタバレありです。注意。 ネタバレ食らいたくない人はあらすじとさいごにだけ読んでさよなら。 あらすじ お久しぶり、生田斗真くんと思いながら見ました。本当に久しぶりにCM以外で会ったね映画でした、個人的に。 感想予告だけ見ると結構コメディに寄っていそうな印象を受け、映画中盤コメディかなと思い(込み)、ラストに裏切られる、といった印象。 ちゃんと怖いんですけど、ジヨンが階段から落ちて首が折

          【映画感想】お前が悪い。

          【映画感想】収容所の隣の生活

          取り急ぎ。 本日、『関心領域』を見てきたので、感想を。 いつも通り、あらすじ、感想を書きますが、感想の方がいつも通り支離滅裂なのはご愛嬌。 もちろん、ネタバレはあるので注意が必要ですよ。 あらすじホロコーストのある一面を描いたお話。 ゾッとするような、不思議で日常的な普通の人の生活。 感想単調で淡々と進む本作品ですが、特出すべきはカメラの位置にあるように思いました。 映画素人にもすぐにわかる中々見ない(と思う)カメラワーク。 常に人間と距離があり、表情を映さない、観客が

          【映画感想】収容所の隣の生活

          【読書感想】河童

          読書好きな私。 短編好きな私。 芥川龍之介との相性が良い良い。 短く、アッとなるような面白いお話を書く芥川龍之介という作家が好きであり、また民俗学を学んでいる身からすると、河童という題材は興味深かった。 相も変わらず青空文庫様である。 本として所有しているわけではないが、スマホひとつで物語が読めるいい時代だ。 今回は散々名前を出しているが、芥川龍之介の『河童』の感想を書き留めて行こうと思う。 あらすじあらすじは実際に読んだ私によるものなので本当に簡潔に。 読んだことの

          【読書感想】河童