[アニメで短歌] 【みんはい】ハロウィンパーティ2024
【みんはい】ハロウィンパーティ2024
🎃こっそりテーマ|ω・)👻『おかしなハロウィン』
短歌で参加します☆
アニメで短歌を続けています。
若干こじつけになりますが、ハロウィンぽく、また不思議な雰囲気のあるアニメで短歌を詠んでみました。
触れられぬ君の頬に手をかざし
魔女の呪いは今宵も解けず
神坊ちゃんと黒メイド
幼いころに触れたものを全て死なせてしまう呪いを魔女から受けてしまった主人公の坊ちゃん。
貴族の長男である彼は呪いのせいで家族から離れて執事と二人だけの生活を始めますが、思春期に差し掛かり心はどんどん荒れて行きます。
そんな中、幼馴染ですっかり美女に成長したアリスがメイドとして坊ちゃんの元にやってきます。彼女は呪いを恐れる様子はなく、セクハラまがいの大胆な行動で坊ちゃんを困らせます。
ただメイドがエロいだけのお話かと思っていたら、実は愛しかなかった…という。気が付いたら号泣している私がいました。
触れたいのに触れられない究極のジレンマ。
いろいろ深刻だけど、個性的な魔女や登場人物がコミカルで魅力的なおススメの物語です。
ハロウィンぽい…と考えて真っ先に思い出しました。
すれ違う心も季節も迷走し
揺らぐ魂彼方に呑まれる
魔法使いの嫁
西の少年と青嵐の騎士
人と違うものが見えてしまう能力のせいで父弟に逃げられ、母親から虐待をうけていた主人公のチセが、魔法使いのエリアスに弟子兼妻としてオークションで落札され、イギリスで新たな人生を歩むお話。
『西の少年と青嵐の騎士』はその中のエピソードの一つです。
『魔法使いの嫁』の最大の魅力は現代イングランドの田舎町でヨーロッパの精霊や魔法などが活き活きと描かれてるところです。
日常に溶け込んだ魔法です。
『西の少年と青嵐の騎士』もごく普通の少年が、あちらの世界の出来事に巻き込まれるお話で、ヨーロッパに古くから伝わるワイルドハントが主軸となった物語。
この世に属さない者たちの悪意なき恐ろしさと自然の驚異を感じされるすばらしい作品です。
ワイルドハントが始まるのはハロウィンの時期とされています。
ハロウィンも古代ケルトの信仰をルーツに持つお祭りで、この世と霊界の境目が曖昧になる時期の儀式的なものでした。
秋から冬にかけてあちらの世界の物音に耳を傾けるのもいいかも知れません。
くれぐれも連れていかれないように。
微睡の水面に映る髑髏
屍の身を抱えて生きる
望まぬ不死の冒険者
人一倍努力家で誠実で真面目だけれど、なかなか芽の出ない冒険者 レントが、あるとき迷宮内で龍と遭遇し喰われてしまう。
死んだと思ったレントだったが、なぜか意識を取り戻します。
そして、側にあった水に顔を移してみると、なんと骸骨になっていたのでした!
アンデッドになってしまった彼はなぜか生前の記憶と人格を保っており、死してなお冒険者としてレベルアップを目指すのだった。
骸骨になってしまっても人間として生きたいと願い、だんだんと人に近いアンデッドに進化していくのがとても面白いです。
ハロウィンと言ったら魔女とかコウモリとかヴァンパイアかなと思ったのですが、レントが人間の町に紛れ込んで生活している雰囲気がとってもハロウィンぽいと思って選んでみました。
以上です。
なんとなく3首セットで出す癖がぬけません。
ちょうどいいんですよね。
どうぞよろしくお願いします。
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