ボードゲーム業界交流イベント「ボドトーーク」(第1回)に参加したので、名刺交換した皆様の活動などについて紹介します!!
「ボドトーーク」とは、ボードゲームのメーカーや個人制作家、ショップやカフェの関係者、イラストレーターなど、ボードゲームに関連する職業や活動をしている方同士が「もっと仲良くなる」為に開催された交流イベントです。
柚井ゆい様(主催)
主催は柚井ゆい様です。この方はボードゲーム女子、ボードゲームメーカーClaGlaの公式アンバサダー、アイドルなど様々な肩書きと活動内容をお持ちの方で、「ボードゲームを遊ぶことがメインではなく、話すことがメインの会があったらいい」との思いから「ボドトーーク」を企画するに至ったとのこと。記念すべき第1回目は5月10日(金)に開催されました。
👉柚井ゆいさんX(Twitter)はこちら
ところで私はボードゲーム関連の記事をnoteに書くことがあるものの、別に業界の人間でも何でもありません。そんな私がこんな業界サロンみたいな場に乗り込んでいいの?いいの?と思いつつ参加条件を見てみると…
とあり、この中で私はもしかしたら「ブログ等広報活動をされている方」に該当するんじゃないか?と思い、主催の柚井ゆい様に私のnoteマガジンのリンクを伝え打診してみたところ、見事快諾をいただき「ボドトーーク」に参加させていただくことになったという次第です。
ということで、会場のSPRING TERRACE 表参道へ!!
着いた~!!
東京住んでても、普段ほとんど行くことのない表参道!
ボードゲームベアとは、ボードゲーム関連のイベントやボドゲカフェ、仲間募集など、様々な用途に利用可能な総合情報サイトです。
そんなこんなで、潜入成功です!なお会場全体の写真については「未公開情報や顔出しNGの方もいらっしゃいますのでご配慮いただきますようお願いいたします」という注意事項がありましたので、ここに掲載することは遠慮したいと思います(以下、記事中にて写真を公開している方はいずれもご本人様に掲載許諾をいただいております)。
とりあえず私はほとんど知り合いいないも同然なので、ゲームマーケットやボードゲーム会などでおなじみの方にご挨拶するとしますかね…。
ボドゲアイドルあやみんさんと、プロギャンブラーのぶきさん
写真左側がボドゲアイドルとして活動されているあやみんさん。
写真右側はポーカーで勝利したお金で世界を6周した経歴を持つプロギャンブラーのぶきさんです。
あやみんさんはほぼ週1~2回くらいのペースで西麻布でボードゲーム会を開催しており、私も何度かお世話になったことがあります。また日テレの番組「シューイチ」に出演してKAT-TUNの中丸氏と対戦したこともあります。
一緒に遊べるアイドルゆぃかさんと、一般社団法人アナログゲームミュージアムの草場代表理事
写真右側は「一緒に遊べるアイドル」というキャッチコピーにてボードゲーム業界を盛り上げる活動をしているAZCAN⚀JAPAN所属のゆぃかさん。ゲームマーケットではリアルカタン宣伝隊長としてジーピーブースにいることが多いです(先日は資源交換に応じてくださりありがとうございました)。
写真左側は一般社団法人アナログゲームミュージアムの草場純様。この方はゲームマーケットの創設者であり(!)、実に2009年まで草場様を中心とした有志による「ゲームマーケット準備会」が主催・運営していたとのこと。現在はアナログゲームミュージアムの代表理事。この方は今回初めてお会いしたのですが、私みたいなド素人に丁寧に同会の成り立ちについて説明していただき、大変感謝申し上げます!!
ゆぃかさんソロで撮らせていただきました。超目立ちますね!!
そちらのボードゲーム会いつも「今度行く」って言ってますが、絶対行きますので、その際はよろしくお願いします!!
「ボドトーーク」名刺交換が止まらない!
ところで私は先ほども言いました通りただの素人一般人。そんな私がこんな場所にいてもいいんだろうか…?皆様が熱心に会談してる中、ぼっちのまま時間だけが過ぎていったりして…とか一抹の不安があったのは事実です。いよいよどうしようもなかったら柚井ゆいさんに泣き付こうか…いやそれ絶対迷惑客だよな…とかあれこれ思いを巡らせていたのですが…。
開始後1分で、私はそれらが杞憂に過ぎないことを思い知らされました。
いやもう凄いから!!
何が凄いかって、こちらはぼーっと突っ立ってるだけなのに、皆様が無限に話しかけてくるから!!
私、なんかナンパされまくってる女子みたいなんですけどー!!!
でも考えてみりゃそれはもっともな話でして。ここに集まってる皆様はそれぞれボードゲーム関係で規模の大小はあれど何がしかのご商売をされている方ばっかしなワケですから、そんな中にただの一般客がいたら、そりゃもう狩りに来るに決まってるでしょってなもんです。言わばサバンナの中に人間がひとり突っ立ってるようなもんでして。
しかし向こうに名乗られたらこちらの素性を説明する必要がありますので、とりあえず私は「ライター」ということにしときました。
こんな端末を持参し、「noteでゲームマーケットの紹介記事を書いている人です!」とアピールしました(嘘は言っていない)。
奇しくも先日、ゲームマーケット2024春について書いた記事が、ビュー数1万超え、スキの数100超えという私のnoteにしてはちょっとあり得ないバズり方をしたこともありまして。その影響もあってか「この記事見ましたよ」という方が何名かおられました(超ありがとうございます!!)。
こうして目が合った人ほぼすべてと名刺交換していった結果、何と名刺獲得数35枚(有効団体数33件)!!これらの方々にchitoseArkのnoteを紹介し、そして繋がりを持つことができたことはとても大きな成果と言えます。私はいま現在ボードゲーム界で何かしてる人ではありませんが、こうした人脈が巡り巡って何かに結実する可能性もあるので、今回のご縁を大切にしていきたいと思います。
名刺交換した会社、団体、個人のリンク集
せっかくいただいたご縁ですので、ささやかながらこのページにて宣伝させていただければと思います。とは言え、名刺交換した方すべての方に認可をいただいているわけではないので、失礼やトラブルがないよう、以下のガイドラインに従って掲載させていただきます。
ア行
株式会社アークライト
オリジナルアナログゲームの開発製造販売、また海外の優良作品の日本語版製造販売を行なっている会社。ゲームマーケットの主催会社でもあります。ボードゲーム業界における最大手企業のひとつ。
Avignon Games
ミッションとして「対話と好奇心と想像力で世界を広げる」を掲げるゲームメーカー。オリジナルのボードゲームの企画、制作を行なうほか、PR/コンテンツ開発、コミュニケーション研修などを行なっています。
アソビツクース
夫婦二人でオリジナルのボードゲームを作っておられます。木のコマなどを利用し、触れるのが心地よく楽しいゲーム作りをしているとのこと。目指すはお子様から大人まで楽しいゲーム作り。
あっとわん
「たのしくあそぶクリエイターユニット」というキャッチコピーのもと活動するアナログゲームプレイヤー/クリエイター。女性3人によるゲームプレイ動画をYouTubeに投稿。その和気あいあいぶりは必見の面白さです。
一般社団法人アナログゲームミュージアム
「すべてのアナログゲームを保存しアクセスできるようにしよう」との理念を掲げ、アナログゲームのコレクション形成や会員参加型の活動などを展開しています。代表理事の草場純様はゲームマーケットの創設者。
有明亭
こだわりのカレーと挽きたてコーヒーが自慢のボードゲームカフェ(東京、巣鴨)。「おいしい・かわいい・おもしろい」をモットーに、1,000作以上のボードゲームを揃えているとのこと。スタッフがルール説明も行ないます。
Un complex.
「繁雑な気持ちでいっぱいな自分にさよなら。自分の気持ちをプラスしてあげられる一枚を。」をコンセプトに、オーダーメイドの衣装制作を行なっている会社です。Webショップもあり。
With Token
X(Twitter)によれば、ボードゲームの木製コマを使ったゲームやアクセサリーを作っている方とのこと。なお現在は「撮れ!未確認生物ぽつねこ」という作品のクラウドファンディングを実施中です。
カ行
カワサキファクトリー
2003年より活動を開始し、現在に至るまで40を超えるゲームを制作している日本人ボードゲーム制作チーム。あの有名タイトル「ワードウルフ」はこの団体のカワサキ工場長が制作されました。
北上尾ボードゲーム会
埼玉県上尾市などでボードゲーム会を開催されています。TwiPlaを見る限りでは、上尾以外の場所で開催されることや、飲み会、ボドゲ合宿などのイベントが開催されることもあるようです。
くじらだま
2018年に活動を開始したボードゲーム制作サークル。名刺に載っていた作品は「コモレビパレード」「チクタクオーダー」「ラッセーラゲーム」。アフタヌーンシリーズというタイトルでシリーズものを展開。
K*
代表は2022年2月までボードゲームサークルTanTanとして活動の後、個人サークルとしてK*を設立。最初の作品である「メガネ女子コレクト」をクラファンにてプロジェクト立ち上げ、目標金額を達成しリリースされました。
サ行
汐留うるめ
noteにてボードゲームについての記事を書いておられるお方。妖精(…とXに書いてあります)。名刺には「株式会社3丁目のぱんやさん 代表取締役兼マスコット」と記載。とりあえず気になる方はnoteを見てみましょう。
しらたまゲームズ
ボードゲームデザイナー。「ゲスラブ」なるシリーズものを展開。「ゲスラブ」とは「ゲット★スイートラブ」「ゲット★スマートラブ」「ゲット★スパイシーラブ」などの略称。「ゲット★スピッツラブ」という拡張も。
シネマトリック合同会社
犯人推理ボードゲーム「ダイイングメッセージ」の制作者。「ダイイングメッセージ」とは被害者となったプレイヤーが手持ちの血文字カードなどを駆使して、探偵たちに伝わるようメッセージを作り上げるゲーム。
JELLY JELLY PRINT
オリジナルのボードゲーム制作において必要な制作物の印刷製造を小ロットから行なうことができる会社。運営はJELLY JELLY CAFEなどの運営会社である株式会社ピチカートデザイン。ボードゲームを作りたい方はご参考に。
じゅごんゲームズ
アナログゲームの製作および、デザインを行うサークル。ゆるいデザインが特徴。リリース作品は「ラッコSTOP!」「忍者はむしりくん」。現在はデジタルゲームの製作も準備中とのこと。
合同会社Smart Ape
「あのとき夢中だったことをゲームに」との経営理念を掲げ、誰もが思い出を楽しめる世の中にすることを目指してボードゲームを制作する会社です。代表作は「クリプトコレクター」「マイベストシェフ」など。
タ行
Dice&Kettle
東京・東武練馬駅の近くにある、ボードゲームが好きな人たちが住み、リビングではボードゲーム会が定期的に開催されるシェアハウス。ボードゲーム貯蔵数は400種類以上。定期的にイベントが開催されています。
たかみぃ
「ボードゲームを身に着けよう」を合言葉に、ボードゲームコマをモチーフにした飾りボタン、ミープルボタンを販売。なお洗濯の際はネットに入れ、乾燥機と漂白剤は避けてくださいとのこと。
トキキル
表参道、渋谷、下北沢を拠点とするアパレルブランド。店内の衣服すべてに謎解きが仕組まれており、答えを導けた者のみが購入可能になるという「解けないと着れない」不思議な謎解きアパレル。
@Dokkoi_JP
裁縫、3Dプリンタ、金型で、ボードゲームやTRPGを快適にするグッズを販売しています。とても柔らかい材質で出来た「Dokkoiフレキシブルトークントレイ」や、袋が自立する「バッグスタンド」などアイデア商品多数。
ハ行
ハレルヤロックボーイ
ボードゲーム制作。「ゴーアウトガール」シリーズ、「ドロンビー」「四畳半ペーパー賽系」などをリリース。なお同じ名刺にて「シマムラロックボーイ」という名前も確認しています。
ビストロ怪談倶楽部
ソムリエとシェフによる怪談の朗読を提供。怪談の数々はYouTubeにて公開されているほか、100皿目を記念して作成されたオリジナルCDがリリースされています。不定期でラジオドラマなども行なわれるようです。
符亀
2017年秋よりゲームマーケットに参加し、「皇継の書状」「RATORO」「ミニマリアン」シリーズなどをリリースされています。一般社団法人アナログゲームミュージアムにも所属。note記事も書かれています。
ボードゲームベア
ボードゲームをしたいと思ったときに、全国のボードゲームカフェやイベント、サークルや仲間を検索することができる、ボードゲーム関連の総合情報サイト。自身のプレイ履歴や感想を記録しておくことも可能。
ボドゲゴー
「好きなとき 好きな相手と 好きなボードゲームを」を掲げるボードゲーム専用プレイヤーマッチングアプリ。仲間リクエスト、会場予約、イベント作成などが可能。また定期的に公式のゲーム会などが開催されています。
マ行
ましうgames
2017年秋からオリジナルゲームの発表と頒布を実施。基本的に企画やアートワークなど全て個人で製作。気軽に楽しめる時間と少しの驚きを届けることが目標。「ナルハヤのつるぎ」「すごくすごいスムージーベア」など。
めめめのアトリエ
ボードゲーム作成サークル。1人から遊べるカードゲームを頒布。「コンパクトでやりごたえのあるゲーム」を特徴に掲げています。「かしぱんおゆうぎかい」「和三盆きんぎょ」「ブルームコンパス」など。
ヤ行
ゆぶね
ボドゲPVを作るプロ。動画で自作ボードゲームの魅力をPRしたい方向けに、自作ボドゲのPVを作成しています。これまでに制作した動画は100本以上。ボードゲーム専門のYouTubeを運営しています。
合同会社米光ゲーム
ゲーム作家である米光一成氏は、初代「ぷよぷよ」の企画監督を行なわれた方。ボードゲームの代表作としては「はぁって言うゲーム」「あいうえバトル」など。noteにて「米光一成の表現道場」マガジンを主催。
四等星
ボードゲーム好きが高じてボードゲーム制作も行なう4人のクリエイター達の制作サークル。基本的に合作はせず、4人がそれぞれ自身の好きなゲーム、得意なジャンルにて個性を盛り込み、ゲームづくりに注入しています。
ラ行
LIQUOR GAMERS CLUB
「ボードゲーム」と「洋酒」を組み合わせ、素敵な交流の場を生み出そうという主旨で生み出されたコミュニティ。都内のとあるBARで秘密のボドゲ会を開催。様々な分野の著名人が参加。サントリーが協賛。
以上が「ボドトーーク」第1回にて私が名刺を交換した団体すべてです。初稿はこちらで各団体などのWebページやSNSなどを見て書きましたので、修正や改定などは可能な限り受け付け、対応します(文字量の目途として、PC版noteで3行に納まる程度としています)。
いやしかし、こうして名刺交換した方々をすべて振り返ってみるとかなりのボリュームがあるものですね。活動主旨は各々違えども、ボードゲームに対する取り組みの熱意が伝わってくるようでした。このような場を用意してくださった主催の柚井ゆい様にあらためて感謝の念を捧げます。
次回開催は6月14日(金)!
何ともう2ターン目の開催が決まっています。次回の開催は6月14日(金)、19:30~22:30で、定員数は120人とのこと。前回同様に主催の承認制なので、興味のある方は以下リンク先をご参照ください。
なお前回と参加条件が変わっており、「ボードゲームが好きな方で、この会を誰より楽しむぞ!」という気持ちがあれば参加可能とのこと。
ちなみに告知後4日経った本日(5月14日)現在ですでに何と予約人数80名を超えているとのことなので、検討している方は急いで参加表明した方が良いと思われます!!
最後に、一番嬉しかったこと
たくさんの出会いも有り難かったのですが、今回一番私が嬉しかったことは最後の後片付けのときのことでした。
119人にも及ぶ方々が思い思いにこの場で飲食をしながらしゃべっていたにもかかわらず、最後の後片付けが終わったとき、会場内のテーブルはすべてピカピカに磨かれ、床にも目立つ汚れはほとんど見られませんでした。
そんなの当たり前じゃんかと言われるかも知れませんが、これを見たとき、自身が参加しているコミュニティがこれほどまでにちゃんとしたモラルの持ち主であるということが本当に嬉しくて。
「ボードゲーマーに悪い人はいない」ってみんな言うけれど、すべての人々が何らかの形でボードゲームに触れるような日が来たなら、世界はもう少し良くなるかも知れないなって感じました。
そんな清々しい気持ちを結びの言葉に代えて。
(了)
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