「涼宮ハルヒの弦奏Revival」を観て呼び覚まされたあの頃の記憶、そしてその先へ
2024年1月20日(土)、「涼宮ハルヒの弦奏Revival」というコンサートが、埼玉県川口市・リリアホールにて開催されました。
本公演はラノベ・アニメ等でその名を知られる「涼宮ハルヒの憂鬱」の楽曲をオーケストラにて演奏するほか、当時作品の主題歌や挿入歌、キャラソンを歌った歌手(涼宮ハルヒ役:平野綾さん、長門有希役:茅原実里さん)が登場し、オーケストラをバックにその歌唱を披露するというものでした。
かつて2009年に行なわれたときはチケットが即完売になったというこのコンサート。今回もほぼ満席とのことですが、15年の時を経て我々の前に還ってきた今回の「弦奏」は如何ほどのものであったか。本note記事ではハルヒコンサート初見となる筆者の視点より語らせていただきたいと思います(なお筆者は第2部観覧です)。
「涼宮ハルヒの弦奏Revival」概要
それでは、いざ会場(川口・リリアホール)へ
ここがJR川口駅すぐそばのリリアホール。チケット取れなかった方もおられたという今回の公演。その混雑ぶりが写真から伝わるでしょうか?
物販やってるんだけど近付けないし!こういうのは早めに来ないとですね。なお茅原実里さんのキャラソン(「雪、無音、窓辺にて。」)は爆速で売り切れたそうです。
場内では日本酒の販売が行なわれていました。何でも「ハレ晴レユカイ」を聴かせ熟成させたお酒なのだそうで…。「長門」「涼宮」「朝比奈」の名前が付けられております。気になるお値段は15,000円!!(税込)
会場入口付近にはたくさんのフラワースタンドが並んでいます。
ハルヒってたくさんの人たちに愛されているんだなぁってこういうの見ると感じます。
見つけたー!茅原実里さん(長門有希役)に向けた、ファン有志一同からのフラワースタンド!!
何を隠そう私も微力ながらこれに協力させていただきました。
なお中央のイラストはもっちださんによるものです。
お隣は平野綾さん(涼宮ハルヒ役)のフラワースタンド。
情熱の赤ですね!!
作詞家の畑亜貴さんもフラワースタンドを出しておられるとは…。この方は「冒険でしょでしょ?」「ハレ晴レユカイ」「雪、無音、窓辺にて。」などのハルヒ楽曲を作詞されたお方です。
気持ちも高まってきたところで、いよいよ会場内へ。
ここからは心静かにて、極上の音楽世界に没頭するのです。
これは過去の記憶を呼び覚まし、思い出を増幅させる「音楽によるタイムリープ」
いきなりですが、これが本公演を観た後に私が感じた総論的な感想です。
どれだけでも語れますが、端的に言うとそんな感じです。
「涼宮ハルヒの憂鬱」は2003年6月にその原作が角川スニーカー文庫より文庫版にて出版されました。現在は2024年1月なので、およそ20年と半年前の出来事ということができます。
そして2006年4月にテレビアニメ版が放映開始となります。アニメは2006年版(全14話)と2009年版(全28話)があり、いずれも京都アニメーションが制作しています。
本作が音楽を伴うようになったのはテレビアニメ版が放映された2006年以降のことであり、メディアミックス的な流れに乗って本作関連のサントラ、キャラソン、ドラマCDなどが続々リリースされるようになっていきました。
映像作品としての「涼宮ハルヒ」シリーズは2010年2月に公開された長編映画「涼宮ハルヒの消失」をもっていまのところ終止符が打たれており、以降現在(2024年1月)に至るまで、本作の物語的な時間は止まったままになっていると言えます(ゲーム作品その他はここでは考慮しません)。
何が言いたいかと言うと、今回行なわれたコンサートはおよそ18年前、原作の小説も含めると20年前にもさかのぼる記憶を呼び覚ますものだということです。人間であれば18年も経てば生まれた子は高校を卒業し、20年も経てば成人します。それこそ出産される方だっているでしょう。「親と子ほど年が離れている」という例えが成立してしまうくらいの年月。それが18~20年という歳月です。
そんな昔の作品の音楽に、私ははたして感動できるのだろうか。「涼宮ハルヒ」のアニメは一応たぶん全話見てる。主題歌や一部のキャラソンも分かる(むしろいまでも愛聴してる)。でもアニメの音楽となると…えーあれってそんなにBGM鳴ってたっけ?…というくらい私の記憶とはいい加減なものでありました(作曲の神前暁さん超ごめんなさい💦)。
そんな気持ちで迎えた「涼宮ハルヒの弦奏Revival」。照明が暗くなり、若干眠くなりかけていたところに鳴り始めたオーケストラ演奏に、私は思わず飛び起きてしまったのです。
(!!!!!!!)
私は(文字通り!)声にもならない叫び声をあげていました。
一瞬にして思い起こされた「涼宮ハルヒの憂鬱」のあの記憶。
それと共に呼び覚まされた、当時の自分の姿。
オーケストラによる演奏ですから、当時のテレビアニメ音楽そのものではないのですが、そこに鳴り響いていた音楽はまぎれもなく涼宮ハルヒ世界そのものだったのです。
(…私は、何であんなにもきれいさっぱり忘れていたのだろう?)
(…そして私は、何でこんなにも一瞬ですべてを思い出したのだろう?)
それはあたかも、音楽が鍵となって過去の記憶を閉じ込めた旧い箱が開いたかのような、そんな不思議と驚きの体験でした。
思い出したのは涼宮ハルヒの世界だけではありません。それを見ていた自分自身の姿。あの頃の日常。作品について知人と語り合った過去。
何だろう…胸に湧き上がってくる、この輝にも似た記憶は。
(あぁ、何か分かってきた。これはきっと、そういうことなんだ…)
「思い出補正」という言葉があります。自身にとっての良い記憶が、永き刻を経てさらに素晴らしいものに感じられることを指す表現ですが、今回の「涼宮ハルヒの弦奏Revival」によって呼び覚まされた感情はまさにそれだと感じました。それくらいキラキラとした輝きをもって当時の追憶に浸ることが出来たのです。
今回のゲストとして出演された平野綾さんがこんなことを仰いました。
世代を隔てるほどの遠い年月が経過し、何もかも失われたかのように感じられても、そのときそこにあった音楽を聴けばいつでもその場所、その時間に還って来れる。音楽は魔法。音楽は時間跳躍。これが私の中における「涼宮ハルヒの弦奏Revival」に対する率直な感想です。
前回「涼宮ハルヒの弦奏」(2009年)との違い
ところで今回のコンサートは2009年に行なわれた「涼宮ハルヒの弦奏」のリバイバル公演とのこと。15年の刻を経た今回の公演はどのような意図で制作されたのか。音楽プロデュース会社である株式会社ハートカンパニーの斎藤社長は、自社の直営ネットラジオ「音楽熱想」第942回配信にて次のように語っておられます。
え?そ、そうなんだ…。
私は前回の「涼宮ハルヒの弦奏」未見だったので、それなら以前に発売されたDVD買って予習しとこうかなとか思ってたのですが、これ聞いてちょっとそれはやめておこうかなって(斎藤さんすみません💦)。同じ演目でやるのであれば、感動は新鮮な方が嬉しいもんね。
でも、斎藤さんの仰る「初代にはなかった演出」というのが何なのか気になります。これについてはハートカンパニーの斎藤社長がご自身のX(Twitter)にてその熱い想いと共に綴られています(何でだかXで。こういうのこそ自社のブログかnoteでやったらいいのに…)。
前述したように私は前回の見てないのですが…え?そうなんだ…。私は以前に観た「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のオケコンがこの類のコンサートの原体験なので、そういうものだとばかり思っていたのだけど…。当時は映像を出すのが予算的に大変だったとか、権利関係の問題とかいろいろあったのかな?(あくまで想像です)。
それにしても、斎藤さんの書かれているこの思い。私自身がこのコンサートから感じた気持ちほぼそのまんまですよ。観賞した者がどんな気持ちになるか、どんな風に受け止めるか、その心の奥底まですべて見通されたようで、何だか怖いくらいです。斎藤さんにしてみたら「やってやったぜ!」と面目躍如といったところでしょう。これがエンターテイメントを作る者としての誇りと自負、そして経験値なんだろうなぁ…。
ところで前回の「涼宮ハルヒの弦奏」と異なっていることがもうひとつあります。それは演奏している楽団です。前回は東京フィルハーモニー交響楽団が演奏しているのに対し、今回の「Revival」では「Heartbeat Symphony」なる楽団が演奏しておられます。
この名前を聞いて勘のいい方ならピンと来られたかも知れません。そう、本公演の制作会社である株式会社ハートカンパニーにおける音楽プロジェクト「Heartbeat Project」における演奏形態のひとつ、それが「Heartbeat Symphony」…つまり彼らはそれまで外部に委託していたオーケストラ演奏を丸ごと自社プロデュースしたのだと思われます。
いやこれは驚くべきことですよ?
仮にこれが内製でなく、「ハートカンパニー所属楽団」という意味合いだったとしてもです。
製造業などに携わる者なら、モノ作りにおけるある工程を外注するか社内で作るかがその製作過程や仕上がり、さらには販売価格に大きな影響をもたらすであろうことは容易に想像が付くでしょう。今回の演奏に対する私の評価は先に述べた通りですので、そういう意味ではこの演奏者の改変は大きな成功を収めたと言って良いと思います。
そしてこの「Heartbeat Project」で主要な役割を担っている(と思われる)のは、斎藤社長と同じくハートカンパニーにて「音楽熱想」のパーソナリティーを務めている鳥越 濯(とりごえ あろう)氏です。彼もまた、ご自身のX(Twitter)にて熱き想いを語っています。
「本公演ではライブ制作・プロデュース、楽団コーディネート&マネジメントを担当」…って、それもうほとんど全部じゃないですか!鳥越さん大きな仕事を果たしましたね!!ご本人を知っているだけに「あの若さで…!!」という気持ちを正直隠せません。
今後もハートカンパニーが制作するこの類のオケコンは基本的にこの方式でいくのでしょうから、そのクオリティは折り紙付きということになります。いやはや、今後とも目が離せません。
本章の最後に、ハートカンパニーのstand.fm放送「音楽熱想」へのリンクを貼っておきます。私も愛聴している番組です。当noteでもたまにネタを拾わせていただいています。
平野綾&茅原実里、女神たちの歌唱や如何に
本公演は単なるオーケストラコンサートではありません。むしろ最大の目玉と言うべきは「涼宮ハルヒの憂鬱」における声優の平野綾さん(涼宮ハルヒ役)と茅原実里さん(長門有希役)による主題歌や挿入歌、そしてキャラソンの歌唱だと言っても良いでしょう。
お二方が今回披露されたタイトルは以下の通り。
口火を切ったのは、涼宮ハルヒ役の平野綾さん。
登場するや否や、会場が割れんばかりの歓声に包まれました。
歌い始めたのはこのアニメの主題歌「冒険でしょでしょ」。ちょっと華奢に見える彼女だけど、歌はどんなものだろう…?
え?え?えええええ!!!!?
何この人、オペラ歌手か何かなの?
あんな細い体で、こんな無茶苦茶な歌唱力だなんて!?
ホントにっ!?
あのポップな曲「冒険でしょでしょ」が、壮大な世界で繰り広げられる一大叙事詩みたくなってるよ?
オーケストラによる交響曲みたいなアレンジもその凄さに一役買っているのでしょう。普段はバックバンド数人でライブなどを行なっているところが、今回は演奏者だけで数十人いるわけですからね。
いやでもしかし、この歌唱力は化け物過ぎる。
オーケストラの大音響をものともしない桁外れの声量で、すべての観客を圧倒して見せました。
トークパートでしゃべってる時はギャルっぽい方なんだけど、歌い始めるとその凶暴さを向き出しにしてくるんだわこれが。いままでCDやYouTubeなどで歌ってるとこ見たことあるはずなんだけど、まさかこれほどとは…。
そしていくつかの演奏を経て次に登場した彼女が歌ったナンバーは「Lost my music」。この歌は「学園祭で本来演奏するはずだった軽音楽部のメンバーが出られなくなったことによる代理」という設定で涼宮ハルヒが歌うことになった楽曲です。言うなれば劇中歌でありながら平野綾さんご自身の持ち歌というわけです(公式動画が見つけられなかったので、興味ある方は検索してみてください)。
学園祭のステージで歌われる前提の楽曲なので、それなりにロックなテイストのナンバーです。それがオーケストラによる演奏となり、そこに平野綾さんの爆発的な歌唱力が重なるのですから、そのパフォーマンスがどれほどのものでだったかは言うまでもありません。その豪華×最強の組み合わせにはもはや息を飲むばかりです。
(みのりん、こんなの相手にして大丈夫かよ…)
私的には茅原実里さん最推しなので、そんな心配がどうしても頭をよぎってしまいます。もちろんこれは勝負でも何でもないので、そんなことを思ってしまうこと自体がナンセンスではあるのですけれども。
そんな私のドキドキをよそに、遂にその時がやってまいりました。
我らが至宝、茅原実里さん(みのりん)の登場です!!
女神だ。
女神過ぎる…。
何なのでしょうか、この全身から溢れ出す神々しさは。
茅原実里さんが歌うのは「雪、無音、窓辺にて。」。この楽曲は彼女が作中で演じる長門有希のキャラソンであり、歌手としての茅原実里さんの運命を切り開くことになったタイトルだということです。このことならびに当時のランティス、現ハートカンパニーの斎藤滋さんとのいきさつについては、以下リンク記事に詳しく綴られています。
この歌に関してはどうしてもこれをお読みの皆様に聴いてほしくて、公式のYouTubeチャンネルからライブ動画を探してきました!以下リンクのプレイボタンを押すと、「雪、無音、窓辺にて。」の部分から再生されます。
茅原実里さんの歌の特性は平野綾さんとは大きく異なっています。
激しいビートを全身全霊でぶつけてくる平野綾さんとは対照的に、透き通るような声の響きで観客を魅了する茅原実里さん。
その「クリスタルボイス」と称される極めて明瞭な発声は彼女の歌手としての価値を輝かせる唯一無二の武器であり、それはそのまま作中の長門有希を象徴するイメージでもありました。人間世界に送り込まれたインターフェイスであるがゆえにほぼ感情を持っていない(とされる)長門有希。ですが涼宮ハルヒの周囲で起こる様々な出来事は、彼女に少なからず何らかの変化を及ぼしていく…。そんな長門有希の存在を、その揺らぎを繊細な歌詞で表現した彼女の歌、「雪、無音、窓辺にて。」は、茅原実里さんのあの声だからこそ正しく表現できる楽曲なのだと私は思います。
今回の「涼宮ハルヒの弦奏Revival」における「雪、無音、窓辺にて。」は、少なくとも私がこれまでに聴いたすべての同タイトルの中でも群を抜いて素晴らしい出来だと感じました。これほどの「雪、無音、窓辺にて。」はそうそう聴けるもんじゃない。オーケストラ演奏に合わせ、長門有希という存在を完璧に歌い切った茅原実里さん。それは今回の豪華な環境が彼女の歌唱力を底上げしたためかも知れませんし、同志の平野綾さんによるパフォーマンスに影響を受けたためかも知れません。ともあれこの日は、私の知る中で最高峰の「雪、無音、窓辺にて。」を見ることが出来ました。そのことをあらためて強調しておきます。私的にはむしろこれだけのためにチケットを取って来た価値があったというものです。
(ちなみに「雪、無音、窓辺にて。」の最後の台詞について。第1部では本来の歌詞通り「信じて」と言っていたらしいのですが、第2部では「大好き」となっていました。これについてはX(Twitter)でちょっとした話題になっていましたね。狙ってやったのかどうかは定かではありませんが…)
ついつい熱く語り過ぎて長くなりました。「涼宮ハルヒの弦奏Revival」ラストを飾ったのは平野綾さんによる「God knows...」です!!
(注:この動画は「角川公認MAD」という扱いにて、かつて角川が公認したことになっているようです。これについての詳細はYouTubeサイトならびに以下のリンク先をご参照ください)
この歌もまた劇中でハルヒが軽音楽部の代わりにステージで歌う楽曲です。「涼宮ハルヒの憂鬱」においてもかなりの人気を誇っているヒットナンバーのひとつと言っても良いでしょう。
どんなに馬鹿げていて荒唐無稽なことでも、決して手を抜くことを許さない涼宮ハルヒ。全力でやる。全力で楽しむ。人助けだって全力で引き受ける。そんなハルヒを演ずる平野綾さんだからこそ、このラストステージはそれはそれは気迫に満ちたものでありました。そのボルテージは時にオーケストラすらも圧倒してしまうほどの勢いであり、「この人ここですべてを出し尽くしてこの場で息絶えるのではないか」と思ってしまうくらい、全身全霊全力のステージを見せつけられた感じです。
いやぁ、みのりんも女神だけど、この人も別の意味で女神だわ…。
みのりんと平野綾さんがあんなに気が合う理由が分かった気がするよ。
(下記リンクは茅原実里さんの公式YouTube「ミノリズム」。今回出演したお二方の仲睦まじい様子を見ることができます)
とにかくお二方ともこの日は最高のパフォーマンスを、すなわち最高の涼宮ハルヒと長門有希を見せてくださりました。私の拙い文章でそれがどれだけ伝わったかは分かりませんが、ともあれ私としてはそのように感じたことをあらためて強調しておきたいと思います。
その他、特筆すべき点
ふぅ…。ここまでで語りたいことはおおむね書いてしまったのですが、ここからはもう少し補足しておきたいことを箇条書きにしていきます。
・司会は白石稔さん(谷口役)と松元惠さん(国木田役)
いやぁ、やっぱりお二方の司会は安定ですよね~。記事中では全然お二方の話題出さなくてスミマセンでしたっ。杉田智和氏の奇行とか、ちょっとガンダムな話とか興味深かったです。
・劇伴作曲を担当した神前暁さんは「SOS団仮団員」
今回のコンサートがあったのは貴方様のおかげだと思います。本当にありがとうございます。「SOS団仮団員」とのことですが、いつか晴れて正式会員になれること、陰ながら少しだけ祈ってます。
・スクリーンの映像にもご注目
今回のスクリーン映像はテレビアニメ版と映画版の中からそれぞれのシーンを繋ぎ合わせたもの。かなり見映えがするとともに、演奏にもマッチしていたと感じています。編集担当はシンキさんとのこと。
・オーケストラの方も遊び心いっぱい
演奏者の一部の方がハルヒっぽいカチューシャ付けてたり、パーカッションの方々がハレ晴レユカイに合わせて踊ってたりと、小ネタ的なこだわりが随所に見られました。こういうの、ハートカンパニープロデュースならではの遊び心かもしれないですよね。
そんなこんなで!!素晴らしい音楽体験をさせていただきました!!
本公演に関わったすべての皆様、本当にありがとうございました!!
なお!今からでも見たい方がもしおられましたら、配信アーカイブは27日までとのことなので、どうか下のリンクよりお申込みご検討ください。各キャストからのメッセージもここで見ることが出来ますよ!
「涼宮ハルヒの弦奏Revival」レポート集
各メディアによる本公演のレポートをご紹介しておきます。
よろしければこちらもぜひ。
・オリコン
・moca news
・ライブドアニュース
・アニメイトタイムズ
3月にはところざわサクラタウンにて「らき☆すた」との合同イベント「SOS☆感謝祭」が開催決定!!さらに朗読劇まで…
原作から20年、最後の映画公開から14年…。どれほどの歳月を隔てようとも止められない、止マラナイ!!それが我らが団長、涼宮ハルヒ。いやむしろハルヒの快進撃は2024年、ここから幕を開けるのです!!
2024年3月9日(土)~24日(日)、埼玉県のところざわサクラタウンにて、あの「らき☆すた」とのコラボイベントが行なわれることが既に決定しております。その名も、
ということで、これは注目せずにはいられません!!「涼宮ハルヒの憂鬱」と「らき☆すた」はどちらも京都アニメーションによってアニメ化されているほか、どちらも学園モノである、出演声優も一部同じ声優が共演しているなど、まったく異なる作品ながらどこか相通ずるところがあるのですよね。そういう意味ではこの2作品、思わぬ相乗効果をもたらすかもしれません。いまから楽しみです!!
さらにさらーに!!楽しみはそれだけじゃありませんよ!!
このSOS☆感謝祭の開催期間である3月10日(日)にプレミアムステージイベントと称して、何と両作品の声優による朗読劇が行なわれるのです。その内容とキャストを公式ページより引用します!!
みのりん、みのりん…(思考停止)。
それに「ワンダリング・シャドゥ」ってアニメにもなってない話なので、これはもう完全新作と言っても過言ではありません。何なのこの展開!?ハルヒ旋風、時を経るごとに大きくなってるんですけどー!?
涼宮ハルヒは止マラナイ!!
「涼宮ハルヒの弦奏Revival」からの~!?
「SOS☆感謝祭」!!
いやもう、この勢いでアニメ第3期とか作られてくれちゃったりしないかなーなんて期待しちゃいますよホントに。まだまだアニメ化されてないエピソードたくさんありますからね。後藤邑子さんも声優活動に復帰されていることですし、ハルヒのあの勢いを見習って、いまこの流れに乗ることこそ好機と思うのですが、いかがでしょうか?
…とまぁ、そんな期待を抱いたところで、そろそろ本文を締めさせていただきたいと思います。今回も超長文を読んでいただき、誠にありがとうございました!!ハルヒが活気づいているので、私はこれからどっかの閉鎖空間に行って神人と一戦交えてきます。それではまた!!
(了)