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北上尾ボードゲーム会主催のボドゲフリマに行ってきました(2025.2/1)

ボドゲフリマ。すなわちボードゲームフリーマーケットです。ステキな響きですね。普段なら買いたいタイトルがあっても常にお財布と相談してる私のような方は、こういう情報をこまめにチェックすると良いかもです。

何と100円でゲームを売るブースまで
そりゃ何か買うでしょ!(←買った)

北上尾ボードゲーム会とは

埼玉県上尾市を拠点として活動するボードゲーム会。これまでに開いた例会は160回を超え、その参加人数は数十人を数えることも珍しくありません。ときには東京でゲーム会を開催していたり、夏には合宿を行なったりと精力的な活動を行なっており、関東におけるこの手の集まりとしては屈指の規模を誇っていると言って良いと思います。

主催の夢月さんは昨年私が皆様を呼び集めて開催したLGR(LIQUOR GAMERS ROOM)にお越しくださり、イベントに不慣れな私をいろいろサポートしていただいた御恩がありましたので、いつかご挨拶に参上せねばと思っていた次第なのでございます。

実は意外と東京から近い埼玉・上尾

ということで、やってまいりました上尾駅!!

埼玉県のターミナル駅である大宮駅から高崎線で2駅。実は意外と東京から近いんですよ。ちなみに実は私、この駅で降りるの初めてだったりします。夢月さんと知り合わなかったら一生降りなかったかもですね(桶川、北本、鴻巣、北鴻巣、吹上、行田、熊谷、籠原、深谷は降りたことあり)。

とりあえず東口って方に降り、てくてく歩いて国道17号(中山道)を越え、さらに進んで小さな川を渡ったところにあるのが…。

今回の会場、上尾市文化センター(どーん!)

良い天気。絶好のボドゲ日和だね!
(…そうか?)

うわー何かデカそうな建物なんだけど…。
とりあえず中に入ってみようっと。

「北上尾ボードゲーム会」の文字を発見!!
なおフリマ会場は3階の模様。
しかし案内ボードがデジタルサイネージってイケてるなぁ~。

そんなこんなでボドゲフリマ会場に到着

気持ちが高まるぜ!いえい!!

(夢月さんの名刺に描かれている謎の生物はいったい何なのだろう…)

ホワイトボードの手作り感が良きですね✨
描かれているのは夢月さんのイメージでしょうか。
そう思えばそんなふうに見えないこともなかったりして。

整理番号49という、何とも私に相応しいナンバーをいただきました😅

なお今回のフリマ、整理券によって早めに入れた人は決められた時間内にて5個まで買うことが出来る、みたいなルールがあったようです。要するに早めの整理券をゲットできた人ほど掘り出し物をゲットできる可能性が高まるってワケですね。なるほど、だから整理券があったりするのか…。

13時以降は文字通りフリーなマーケットになり、整理券とか関係なく場内を物色できるようになります。これ以降は場内の人口密度が高くなるので、できれば整理券タイムにて欲しいものをゲットしとくか、さもなくば購入候補の目星を付けとくと良いですね。

それじゃーお待ちかね、ボドゲフリマの会場内へ!!
いっくよー!!

北上尾ボドゲフリマ、会場内の売り場を紹介

<注記>
※ ここからの見出しはブース名(敬称略)となります。
※ 出展されているすべてのブースを紹介しているわけではありません。
(立ち寄れなかった団体の方スミマセン…)
※ 写真の掲載については、すべてブースの方の許諾を得ております。

夢月むつき

主催者のところ。もちろん一番にご挨拶に伺いました。
こんなに出して大丈夫?と思ってしまうくらいの大放出っぷりです。

えええええ!夢月さんてお子さんいたの?ホントにっ!?…って一瞬遠目に見て思ってしまいました。
背負ってるのはジンベイザメでしょうか。
後ろから襲われそうです。

この箱の中身が何と驚きの1,000円!!
ん?ゲームマーケットでジーピーが毎年やってる1000円ガチャに良く入ってるタイトルもあるぞ?
(「盲目のニワトリ」や「ジャンボと仲間たち」を何度手にしたことか)
ちなみに私は上の写真の箱の中のひとつを買いました。
さてどれでしょう?

これらもオール1,000円ですって。
めっちゃおトク感ありますね。

まだまだ続くよ夢月さんのブース。
ボックスタイプの重そうなやつがズラリ。

1,500円ゾーンにも結構気になる木のタイトルが…。
あれがこの値段で手に入るってお得感あるんだよなぁ~って思いながら見てました。さすがに全部お持ち帰りできないのは残念なところ。

ということで、主催の六月さん販売ブースでした。

流石としか言いようのないラインナップですが、家の中のボドゲ在庫大放出してない?大丈夫!?ねぇ?って思っちゃいます。

なたね

夢月さんの向かいにあった、なたねさんのブースをのぞいてみました。

こちらはマダミス系タイトル(全員協力型も含む)が充実していました。
先日家族でミスボドゲームズの「楽園島物語」をプレイしただけに、この手のタイトル気になっていたのですよね…。

そんな話をしていたら、こちらのブースのお姉さんとめっちゃ盛り上がってしまいまして!!

「初心者向けならこれがいいですよー」「これも全員協力型ですよー」ってオススメされたので、買ってしまいました!
まぁ、グループSNEの作品なら安心感ありますし。
家族へのいいお土産が出来ました。

ファズ

こちらのファズさんは、隣のなたねさんと事実上の共同出店という形を取られていたようです。

こちらは見た目にも重そうな(重ゲーかどうかは分かりませんが)ボックスタイプのゲームを揃えていた印象です。
あらためて写真見て気付いたけど、「TICKET to RIDE First Journey」売ってたのか…。4,000円はそれでも結構お得に感じます。

▼ファズさんのボードゲームサークルはこちら

詰めが甘いSatoshi

「詰めが甘いSatoshi」。何だかブース名が気になりますね。
ちなみに私のボドゲプレイも詰めが甘いです(何なら序盤から甘いです)。

「INSIDE JOB」(和名は「スパイジョブ」)はこの値段で手に入るのめっちゃお買い得ですよ。私これお気に入りでいろんなボドゲ会に持ち込んでプレイしていますが、ほとんどどこでも評判いい作品です。

じゅごんゲームズ

じゅごんゲームズさん…私どこかでお会いしたことあるぞこの方たち。いったいどこだったろう。えーと、えーと…。

そうだ!こちらで紹介させていただいたのでした!!
(すぐに思い出せなくてスミマセンっ!!)

「ゆるいデザインでゲームとか絵本とか作ってます」のキャッチコピーを掲げるじゅごんゲームズ。なるほど確かにこれはゆるい。そして無料!!

「爪決闘(ねーるでゅえる!!)」内容はジャンケンの結果+事前にカードに記入した☆の数で勝負が決まるゲームのようです。
以下サイトに詳しい解説があるので、興味のある方はご覧ください。

▼じゅごんゲームズさんのサイトはこちら。

ドイル2000

ドイル2000さんのブース。
こちらはボックスタイプを中心に販売されていました。

ちょっと珍しい「カルカソンヌ」を見つけてしまったかもしれません。このタイトルは「Carcassonne: Slottet」。2人でプレイする「カルカソンヌ」なのだそうです。気になったので家に帰って検索してみたのですが、日本語でこれについて解説しているサイトが見つかりませんでした。

やっと見つけたこのサイト。しかも「期限切れ」って書いてあるし。
売っていれば195クローネ(スウェーデンの通貨単位)だそうです。

トリックテイカーズゲームズ

こちらのブース「トリックテイカーズゲームズ」は新作をこの場で発表しておりました。

作品タイトルは「エターナルデックス」。何だか今にも占いが始まりそうな、ミステリアスな感じのビジュアルが目を引きます。

サイトの情報によれば「一人一人がデッキを補充しながら、順番にカードを場に並べていく協力ゲーム」とのこと。背景世界として、寿命が縮む現象に悩まされていた人類が、生命の謎を解くために「エターナル・ワールド」を訪れ、そこで「エターナルズ」と呼ばれる神秘生命体たちに出会う…という壮大なバックグラウンドがあるようです。

こちらについての詳細は、気になる方は以下noteをご覧ください。

りんご飴

「りんご飴」。こちらも高価なボックスタイプがメインと思いきや…。

何と「ALL100円」の文字が!!

いやこれは何か買うでしょ!購入でしょでしょ!!
ということで「ジュラッタ!!」をお持ち帰りしました。

ホヌゲームズ(HONU Games)

ホヌゲームズ(HONU Games)さんのブース。海外のボードゲームを主に扱う通販専門店とのこと(インスタグラム説明より)。

韓国作品がこんなに並んでいるのは初めて見たので、ちょっと目を引かれました。一部を除く全てのボードゲームに日本語ルールが付きます。

孝太郎42

孝太郎42さんのブース。42が何なのか気になります。
私的にはコウタロウというと、どうしてもウルトラマンタロウの東光太郎が脳内に…(歳バレるよ!!)。

何とこの「バトルライン」500円で売ってました。
音速でゲットです!!
つーかこんなの、整理券タイムに何故売れてなかったか不思議。
みんな流石にここら辺の有名どころは持ってるのかな…。

私は家庭用ゲーム機ゲーマーでもあるので、こういうのやっぱ反応しちゃいます。メガドラ良きですね。

内側はソニック。セガで固めてます。

ひらりん

ひらりんさんのブースではテーブルにキレイなシートを敷いて売り物を並べているのが印象的でした。価格帯もいろいろ取り揃えあり。

発見!「正気の沙汰じゃない犯行予告」。あるボードゲーム会でプレイして面白いのは分かっていたので、この値段で手に入るならと購入決めました。

付箋に各ゲームの説明が書いてあるの親切ですね。

あおい

夢月さんの隣にあったブース。
たぶん受付も兼務していたお姉さんが応対してくださりました。

全体的にリーズナブルなタイトルが多くて目移りするのですが…。

これ!!知ってる人は知ってるボドマンの作品です。
ちょっとこれは家族(妻と娘)にお土産買っていかないとな…。
私がプレイするんじゃないからね!!これ家族へのプレゼントだからっ!!(強調)

…ということで、いやーやっぱしテンション上がりますよねこういうのは。ボードゲーム好きな方なら、「こういうのあるなら行ってみたいっ!!」って思った方もおられるのではないでしょうか。

過去のアーカイブを見ると、主催の夢月さんはこれまでにも何度かこの類のイベントを開催されているようです。なので気になる方はこまめにチェックしてみることオススメします。

北上尾ボードゲーム会の方にも参加

そして、今回のこのイベント、フリマだけではなく北上尾ボードゲーム会の通常例会(ボードゲーム会)と同時開催なのです。

ということで、お買い物の後はこちらに混ぜてもらっちゃいました。

あぁ何か安心感のある佇まいだ…と感じるのは、私がいろんなボードゲーム会にお邪魔してるからなんでしょうね。

こちらは各人が持ち込んだゲームを後ろのテーブルに並べ、それをみんなで遊んでもらうというスタイルのようです。

遊んだゲームはホワイトボードに記入するんだって。
記録に残るの良いですね。

それにしても、主催者がずっとフリマの方に貼り付いてて不在なのに、こちらの場が自然と回っているのは、やはり流石の練度と感じました。

プレイしたゲーム「ガンジスの藩王」
(Rajas of the Ganges)

ということで、いきなりの飛び込みで混ぜてもらっちゃいました(こういうのがボードゲーム会のいいところ!)。プレイしたのは「ガンジスの藩王」という作品。16世紀のインド(ムガル帝国)の藩王(ラージャ)となり、各々の属領を発展させていくゲームとのことです。

勝利条件が名声値とお金という2つの条件で決まり、両者がそれぞれ反対方向に向かって溜まっていくというのが面白いシステム。これらのポイントは円環しているボードの中で進んでいくので、どこかで両者が交わることになるのですが、そこまでプレイするとそのターンを残り全員がプレイしてゲームセット。勝負は「名声値とお金がクロスした後に両者がより離れている側のプレイヤー」が勝つルールなので、最後の最後に逆転劇があったりします(あったりした)。

私はこの手のゲームはルール把握にかなり時間がかかる人なのでいいところありませんでしたが、ムガル帝国を反映させる機会なんて普通あるわけないので、いい体験をさせてもらいました。同卓の皆様に深く感謝です!!

ちなみにこの後、妻にこのゲームの話をLINEしたら「イギリスに滅ぼされるの分かってるのに…」ってコメントが帰ってきて、なるほどそれもそうかと腑に落ちました(笑)。

▼「ガンジスの藩王」そのものは現在入手困難なのだそうで、以下リンクは同タイトルのシステムと設定を忠実に再現しながら紙ペンゲームにまとめたものということです。ムガル帝国に興味がある方はぜひ。


ということで、夢月さんありがとうございました。ゲームマーケットもボードゲーム会も楽しかったです!!そして何故だか2名ほど知り合いにお会いすることができました!!

今回は次の予定もあり夕方に失礼したのですが、いつかまたゆっくりお伺いしたいと思います!!よろしければ是非今後とも。
(了)

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