知窓学舎本棚小噺
こんばんは、教室コーディネーターの矢萩こゆきです。
本日は知窓学舎自慢の本棚のこぼれ噺を。
知窓学舎の本棚には、矢萩邦彦 塾長はじめ、講師やスタッフが各々持ってきた本がたくさんひしめいています。
教室の植物・菌類についての本が生息するコーナーに、綺麗な景色のポストカードがそっと……。
先日、ずっと伺いたかった和歌山県・白浜市にある「南方熊楠記念館」に訪れた際にいただきました。
▼ホームページはこちら
http://www.minakatakumagusu-kinenkan.jp
2017年に建てられた新館はとてもおしゃれ。
館内展示はとても整っており、南方熊楠を紹介するDVDに始まり、生前につくられた標本や、ノートが展示されていました。
そして、ポストカードからわかるよう、屋上の眺めが絶景。
個人的にはシマナンヨウスギが気になる存在🌲
暴風で落ちていた葉を触ってみたところ、なんとも言えないムキュムキュっとした感触で、3歳の息子も大興奮でございました。
南方熊楠といえば、粘菌。
知窓学舎では2017年の夏ごろに教室で粘菌を展示していました。
こちらの粘菌は、松田 雄馬 博士が野山に混じりて採取してきてくださった粘菌たち。
変形菌の「生き物」の側面と「植物」の二面性をこの目で見てみたい!!と、その生態に心ときめき、松田雄馬博士にお手伝いいただいて寒天ゼリーを作っては、毎日愛しく眺めておりました。
(結局、私の力不足でうまくいかず、カビにやられてしまいました……泣)
そして、粘菌といえば……
この度、知窓学舎で自然科学分野を担当してくださっている釜屋 憲彦 先生 が『ユリイカ』に寄稿。
「粘菌の環世界ーーユクスキュルが捉えた、粘菌の二つの存在様式」という論考が掲載されています。
ぜひ、ご一読くださいませ。
そんなこんなで、6月もすぐそこに。
素敵な初夏をお楽しみください。
文:矢萩こゆき
※本記事は、Instagramの投稿をnote用に編集しております。
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