2023年 夏のお食事会で「よもやま話」
レキジョークルは真夏と真冬の年2回、「お食事会」を開催しています。
昨年はマルビルが解体されるとの事で最後の姿を見ようと、梅田へ繰り出しました。
今回のお食事会は、メンバー最年少のトーコが幹事で、地域内にある「ふる川」での開催となりました。
他のメンバーは来た事はあるようですが、私はこのお店は以前から知っていながら、初めてだったため、かなり期待して現地へ向かいました。
おまかせ会席コース
前評判の良いお店なので、小腹が空いても間食など一切せずに我慢し、食べる気満々で行きました。
とはいえ、最近はどんなに食べる気があっても、すぐに満腹になるのが常なので、最後はギブアップしてしまう事が多く、いつも大食いのリンさんに「食べて💦」と押し付けるパターンが多いのです。
しかし今回は、初っ端にリンさんと目が合ったときに
「今日はあげへんで。」と念を押したほど、空きっ腹だったのです。
鱧がメイン、焼き魚も太刀魚という旬の素材づくしの、おまかせコースにして正解でした。
鱧ちりや、煮物の出汁が上品な薄味で、とても美味。
蟹はこの季節特有の「毛ガニ」ではなく、私には小振りながら「松葉ガニ」に見えるのですが、この時期でも美味しくいただけるのですね。
うるさい私たちも、蟹を食べている間だけは、ひと時は静かでした。
全体的にバランスの取れたコースでしたが、やや不満を言えば…
・お造りの切り身が小さすぎる。
ホントに「おちょぼ口」用の小さなもので、お造りだけは分厚く大きなものを豪快に食べたかった💧
焼き魚は、私の大好きな太刀魚だったのですが、これまた小さな切り身でした💧
・揚げ物がない
「鱧のコース」と言うなら、もう1品、「鱧の天ぷら」が欲しかった。
会席の1品として2切れほどでいいから「揚げ物」はあるべきだと思います。
量的にはちょうどよく、気持ちよく完食できましたが、全体的にお上品すぎた感じです。
男性なら絶対に物足りない量で、うちの息子などは腹3分ぐらいにしかならないでしょう。
近況と近所ネタ
チコさんとは一週間前に、いっしょに天王寺界隈をプチ紀行してきたのですが、他の人とは2カ月前の犬山~岐阜紀行依頼で、ロコさんはそれも欠席したので、春のプチハイキング以来です。
席に着いたとたん、めいめいで近況報告の話に花が咲きました。
完全個室なので、女7人の大お喋り大会です。
子らの結婚と孫の誕生
今回は、チラホラと子供たちのおめでたい話が出ていたのが印象的でした。
娘が出産して孫が誕生したとか、あるいは結婚式や結婚準備などのです。
ついこの間までほんの子供だったのに💦
うちの息子たちはまったくそんな話は浮上していませんが、やっぱり女子の方がおめでた話は早いのでしょうか。
メンバーのうち子供が男の子しかいないのは私のみで、他は圧倒的に女の子が多い。
そんな中で密かに感じているのは、女の子の親と男の子の親とは、微妙に感覚が違う事です。
私から見たら、女子の子育ては時々めんどくさいと思えることがあり、子らの恋愛話にも私に比べると興味大のようなのです。
私は、息子たちの恋愛など何の興味もなく、おそらくデートだろうなぁと思う外出でも、さほど心に留めません。
女の子は恋愛といえば「心配」が先だからでしょうか?
私も心配は無いと言えば嘘になりますが、そのあたりは放任で、どうでもよいと思うのは、やはりアッサリし過ぎて冷たい人間なのかもしれません。
親が年老いた話
両親や舅姑が高齢になり、それにまつわるエピソード話も後を絶ちません。
私は舅姑はとっくに他界していますが、実家の両親はまだ健在です。
他のメンバーは実両親のどちらかを亡くしたり、舅姑のどちらかがまだ健在で施設に入っていたりと、様々な状況下に置かれています。
年を取る事だけはみんな平等にやって来るので、身体の衰えは仕方がありません。
しかし認知になったら最悪です。
私たち自身も他人事ではなく、親たちを見て教訓とし、自分の子供たちにはなるべく負担をかけないような努力は要ると痛感しました。
特に親の中には、まるで自覚がなく、自動車免許の返納を意地でもしない人がいて、子供を困らせているようで、これもまた真摯に考えねばならない問題です。
どこの店の何が安いか
主婦としては最重要のネタである、食料品ネタ。
みんなそれぞれ行きつけのスーパーがあり、しかも便利な立地なので、あらたなショッピングモールの建設ラッシュが今も進行中です。
少しでも安く良いものを買いたいと願うのは誰しも同じです。
すでにある激安店も活用しつつ、新たにできる店の情報交換も欠かせません。
これぞ同じ地域に住むメンバーならではのネタです。
比較的近くに、新しく小規模のスーパーが安いという情報を得、早速行ってみましたが私にとってはさほどでもなかったのが残念です。
きっと安売りの曜日が決まっているのでしょう。
まだリサーチは必要だと思いました。
あの頃は若かった
ちょっと前に、別の探し物をするために引き出しの中を物色していたら、懐かしいスナップ写真を発見しました。
持参してみんなに見せると、思い出話に花が咲きました。
これは20年前のものです。
この写真内の4人は次男と同級生の子供がいて、幼稚園最後の運動会の「父兄クラス対抗リレー」に参加したものです。
今となっては誰が撮ってくれたのか、まったく記憶にありませんが、何気ないこの1枚で、記憶が鮮明に蘇りました。
メンバーは同じ市内に在住していますが、公立学校の校区は違います。
私たちは幼稚園入園前の子育てサークルで知り合い、幼稚園は私立だったので、校区は関係なかったのですが、小学校からは親子ともども離れ離れになるのです。
親子で行事を楽しめるのはこれが最後でした。
「記念にリレーに出よう!申し込みしといてや~。」
と声掛けすると、同学年の同じクラスのメンバーはもれなく事前に申し込み、参加が実現しました。
その時のスタート直前の写真なのです。
いかにも、
「よっしゃ、やったるで~!」
というヤル気がみなぎる表情を見ると、年数経過を感じすにはいられず、若かったことに驚くと同時に自分たちの歴史をそのまんま見るようで感慨深いものがあります。
結果が何位だったのかまったく思い出せませんが、力を合わせて頑張ったという肝心な事だけはしっかり憶えています。
レキジョークルの発足は、さらにこの9年後の事でした。
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