迷ったときはやめる法則
クリスマスツリーやイルミネーションでキラキラとしている街
お正月飾りや鏡餅も陳列され始めた
あぁ、もうそんな時期か
気持ちが追い立てられて そわそわしている
気持ちが追いつけなくて はらはらしている
そしてやっぱり 逃げたくなってきている
“ほらほら ぼんやりとしてちゃだめ”
“早くしないと もう終わっちゃうよ”
“やり残してること あるんじゃない”
今年も師走がやってきますね
*
買うか 買うまいか…
行くか 行くまいか…
食べるか 食べまいか…
捨てるか捨てまいか…
そんなふうに迷った時、みなさんはどうしますか
思い切って買っちゃう!
とりあえず行っちゃう!
どうせなら食べちゃう!
つべこべ言わず捨てる!
そういう方も いらっしゃると思います
わたしの場合は『迷ったときはやめる』
この法則に従って 迷いを払拭しています
買うか迷う→ 買わない
行くか迷う→ 行かない
食べるか迷う→ 食べない
捨てるか迷う→ 捨てない
そんな感じで、迷っているうちは “〇〇ない” 方を選択するようにしています
迷ったら一旦アクションを保留
消極的なのでしょうか
保守的なのでしょうか
そうかもしれません
けれど、迷いなく こっち!と感じた時には そちらにまっすぐ進みます
買おうと思えば高くても買うし、行こうと思えば遠くても行くし、
食べようと思えばめいっぱい食べるし、いらないと思ったら潔く捨てます
今までこれでやってきて、後悔したことってあまりありません
正解だったな って思えることが多いから、わりと意思や直感を信じています
*
友人 知人への年賀状の発送をおしまいにしようと思っています
時代の流れで、ここ数年はわたしのまわりでも年賀状終いをする人がかなり増えました
わたしは元旦の朝に届く便りを いつも楽しみにしているので、少なくなった年賀状にさみしい気持ちもありました
送った相手から「年賀状やめました」って メールがきたり、後日ハガキが届いたりしました
確かに、12月という とても忙しい時期の 時間的、金銭的負担などもありますね
数が多いほど その負担も大きくなります
デジタルの時代だからこそ年賀状くらいは… そういう思いもあるけれど、形は時間の経過とともに変化しています
ストレスになるくらいなら、思い切って形を変えてもいいのかなと思います
さて わたしはどうするかな… って ここ数年考えてきました
でも、迷っていたので続けていました
これもわたしの『迷ったときはやめる法則』です
やめようか迷う→ やめない
やめることをやめておく、つまり やめないという選択でした
その迷いがなくなって、 “おしまいにしよう”
きっぱりとそう思えたのでした
ずっと迷ってた気持ちが、ある時突然晴れることがあります
そうしよう って思ったら、それはもう そのタイミングかなって思います
*
最後となるご挨拶には その旨を書き添えます
もしやめる時がきたら、その時には ちゃんと伝えてから終わりにしようと決めていました
突然届かなくなるのは、やっぱり心配になるし、とてもさみしいものです
年賀状という形ではなくなったとしても、連絡をする方法やタイミングが変わるだけで、これまでと繋がりの関係は変わりません
むしろ デジタルのちからで、交流が増えたりなんかしてね
「今後とも変わらぬお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします」
この一文と連絡先も忘れず添えて
*
京都に来ています
木々もすっかり色づいていました
昨日は、空は晴れているのに 雨が降ったり止んだりして、どっちつかずの迷っているようなお天気でした
東京の暖かさに ぼんやりとしていたけれど、
たしかにもうすぐ12月、たしかにもう冬、です
どうぞ あたたかくして
よい一日を、よい一週間を
#135. 『 迷い 』
⭐︎やめるのもちょっと勇気が必要で 迷ったときはやめる法則
⭐︎新しき白木の三条大橋の欄干越しの虹も迷いて
ー ちる ー