鳥見散歩<I森林公園編>2/2話 2023年5月 ミソサザイ編
先日、I森林公園へ鳥見に行きました。
I森林公園内には火山の噴火の影響であちこちに風穴があり、夏でも気温が低いです。
どこに行っても緑の葉がわさわさ茂っているのに、園内はまだ若葉がほんのり芽吹いただけの、いい感じ。
ピピリピリピリツィツィ
ある場所でミソサザイの声を確認しました。
ミソサザイの声を聞いていたら、通りすがりの人に
「ミソサザイならあちこちにいましたよ」
そう教えてもらって、いったんはその先の広場まで進みました。
ですが、あまり声が聞こえてこなかったので、一番最初に鳴き声を聞いたところが良さそうだと考えて引き返しました。
ミソサザイの声が聞こえるところで、座れるところを探して、買っておいたクルミいりのミニパンをもぐもぐ。
私のお気に入りのおやつです。
座っておやつを食べていると、鳥の警戒心が薄くなるような気がします。
こうして油断したミソサザイが姿を現すのを待ちます。
しばらく目をこらしていると、「つ」の形をした朽ち木の上に茶色い丸いものが乗っているのに気がつきました。
いた、ミソサザイ!
声には出さなかったはずなのに、ミソチーは飛んで逃げてしまいました。
何故に。
しばらく待っていると、また鳴き声が聞こえ始めました。
ミソサザイは少し高いところに登ってさえずることが多いです。
ミソチーの好きそうな高い場所を重点的に探してみたところ、やがて枯れたコケで覆われた石の上でさえずるミソサザイを見つけました。
自力でミソサザイを見つけられました(感激)
ミソチーを堪能して下山しました。
帰りにふたたび鳥池に寄りました。
午後でしたが、シジュウカラ、コガラ、アカゲラが水浴びに来ました。
なぜかコルリが何度も何度も水浴びに来ていました。
きれい好きなのでしょうか。
満足して早めに切り上げたところ、帰りは大渋滞にはまりました。
これだったら日没まで池で鳥を見るんだったと後悔したのでした。
めでたしめでたし。