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カワセミが3羽 探鳥会レポート<S公園編>2/3話 2025年1月

 先日、ニコ支部M分会主催の探鳥会に参加してきました。
 場所はS公園という松林や池のある運動公園です。

 探鳥会ご一行は進みました。

 その先には釣り堀があります。

 スコープ隊がスコープを設置してくれていました。
 「カワセミ!」

 「えー、カワセミ!」
 参加者はスコープの列に並びます。

 カワセミは排水溝の鉄格子の上に止まっていました。
 「男の子だね」

カワセミ、オス

 その時、初江さんが前に出てきて、また違う方向を指しました。
 「あっちにもカワセミ!」

 みんなでもう1羽のカワセミを探して
 「女の子だね」

カワセミ、メス

 カワセミは縄張り意識が強いはずですが、ひょうたん型のふたつ池なので、縄張りの取り合いにはならないのかもしれません。

 釣り堀の隣はボート池です。
 白鳥型のボートがあるのですが冬の間はお休みです。

 「ヒドリガモ」
 「オナガガモ」
 「カルガモ」

ヒドリガモ

 「ホシハジロ」と「ミコアイサ」という声が聞こえました。
 残念ながらどちらも見つけられませんでした。

 ボート池の縁を、カモ類を楽しみながら歩きました。

 先導Iさんが意味ありげに立っていました。

 近寄ってきた参加者に向かって
 「スズメ!だいじな1羽だからね!」

 参加者の注目を浴びて、警戒したスズメがいっせいに飛び立ちました。
 思ったよりたくさん飛んだので
 「あっ、いっぱいいた」
 こんな声も上がりました。

 ボート池の隣にもう一つ池があります。
 「カワセミ!」

 こちらにもカワセミがいましたが、木の中から出てきてくれませんでした。

 カワセミが3羽も見られるなんて珍しいです。

カワセミ、証拠写真

 先導Iさんが
 「川に移動します」

 川に移動する前に売店前で止まりました。
 後方にいる全員が追いつくのを待つのと、トイレが近くにあるのでトイレ休憩です。

 集まったのを確認してから探鳥会ご一行は進みました。

 なんとなく一緒に歩いたのは、やはりO分会の顔なじみでした。
 思い切ってカメラを買ったという話だけ聞いていて、今日は持ってきました、とのこと。

 どうしても手がぶれるとか、カメラを向けたときに鳥が見つけられないとか。

 それは私が初心者の時にぶつかったのと同じ悩みだったので
 「私はこうにしてみた」
 などの話をしました。

 その方が撮った写真を、何枚か現像していて、それを見せてもらったりしました。
 「これなに?」
 「マガモのメス」

 空抜けの鳥はシルエットになるから露出補正を覚えておくと良いよと言うと
 「写真の先生に聞いてみる、写真の学校に行っているの」
 ということでした。

 前向きな姿勢は見習いたいです。

 野球場の横を歩いていたときのこと。
 「そこに鳥がいなかった?」
 「いましたね」

 野球場の応援席の後ろには雑草が生えていて、枯れ草の影に小鳥が2羽いました。
 「片方はスズメ、片方はジョウビタキ」

 周囲の参加者にも知らせました。
 「ジョウビタキがいます」

コンクリートの上にスズメ
草の中のオレンジ色がジョウビタキ

 野球観戦が好きなのか、ジョウビタキは野球場内にいて、出てきませんでした。
 パッと飛び去ったのも球場内でした。

 ろうばいの花を楽しみ、サッカー場の脇を進み、道路を横断して川原へと向かいました。

ろうばい
冬に葉を落とさないのも珍しい

3につづく。


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