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短編『何も気にならなくなる薬』その215

私達は他人に期待し過ぎではないだろうか。
また自分自身にも期待をしすぎてはいないだろうか。
自責、他責問わず、精神を病んでいる人が多い。
「自分はこうあるべきだ」
「あなたはこうあるべきだ」
そうした考えが首を絞めている。
自分は全体の中の一部でしかなく、また他人は自分ではない。
何一つ思い通りにいかなくて当然なのだ。
それを「こうあるべきだ」と押さえつけるのは違う。
しかし、共生するためにはやはり協調というものは欠かせない。
集団に入る方も、また受け入れる集団も他人への過度な期待をやめるべきではなかろうか。
だが、期待をやめてしまえばそれは共生ではないのかもしれない。
やはり人というのは、最終的に一人なのではなかろうか、他人に依存しない自己を確立できたらどんなに良いだろうか。
こればかりは考えても仕方がない。途方もない事なのだろう。


私事なのだが、体重が順調に減っている。
年始に80kgだった体重が
五月末で73kgにまで減った。
月に約1.4kg痩せたことになる。
まずはリバンドをしないように、この結果に一喜一憂しないのが第一優先なのだが、どうして痩せられたか自己分析してみる。
ちなみに私の身長だと適正体重は68kgだそうだ。まだまだ道のりは長い。
とりあえずやったことをまとめてみる。
・『食事のkcal記録』
自分が何を食べたのか、スマホのメモ帳に記録する習慣をつけた。
自分の好きな食べ物、普段食べている物ががどれくらいのkcalなのか知っておくこと大切だ。
好きな食べ物は大概kcalが高い。
かと言ってそれをまったく食べないわけではなく、たまのご褒美枠にすることにした。
いわゆる好きな食べ物を贅沢枠に昇格したということだ。
また、その贅沢をするには普段の食事をどうするべきなのかを考えさせられる。

・『目標kcalを知る』
一ヶ月に1kg痩せるにはどうしたらいいのか。
自分の基礎代謝
そして消費kcalを把握して
その範囲内で食事を摂取する。
ネットで検索すればその手のツールはすぐに見つかるので活用した。
基礎代謝が1700kcal
日常生活をすることで
消費kcalが2300kcal
食事を2300kcal以下にすれば理論的には痩せる。
しかし、基礎代謝よりも摂取kcalが低いと体が飢餓状態と判断して不具合が生じるようになる。
なので摂取する食事のkcalを
基礎代謝と消費kcalの間をキープしつつ運動をする。
一日の摂取と消費の差が240kcalをキープできると一ヶ月に1キロ痩せる計算になる。

難しい話はともかく、
代謝が2300kcalの私は、
「1日に2100〜2200kcalまで食べていい」
ということになる。
わかりやすくていい。
一日三食として、
一食を700kcalまでにする。
牛丼の並盛1杯で630kcal
大盛りにすると850kcal
つまり大盛りを我慢すれば牛丼を食べていながらも痩せられる理屈なのだ。
それでも食べたかったら
他の二食を少し減らす。

2100〜2200以上食べたければ運動をする。
そうすれば食べて良い上限も上がる。

何も考えないで過ごせば、それなりの結果が返ってくる。

とりあえずまだ半年なので、
健康状態も含めてまた書くことにする。

美味しいご飯を食べます。