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#コミュニティマネージャー
ワークスペース運営ツールが乗り越えるべき3の課題
今回はワークスペース運営ツールが乗り越えるべき3つの課題について考察します。
最近ワークスペース運営ツールの相談をよく受けます。
相談でよくあるのは下記機能です。
・入退館(スペース自体/スペースのある建物)の鍵機能
・入退館履歴の取得機能
・利用者の基本情報管理機能
・決済(従量課金/会議室/月額課金/その他月例or都度発生のオプション決済)機能
・掲示板/SNS的機能
これらの機能は項目と
行政が関わるコワーキングスペースで気をつけること4選
近年地方創生テレワーク交付金などにより行政がコワーキングスペースを保有するケースが増えてきました。公設公営のケースもあれば公設民営のケースもあります。今回は気をつけるべき点をご紹介します。
1. 民業圧迫に気をつける第一は民業圧迫です。行政は"お金儲けをしてはならない"という前提があるのでお金儲けを回避しようとするとどうしても安くスペース貸しやドロップイン料金を設定してしまいます。そうすると民間
コミュニティチームのマネジメントで重要な3要素
こんにちは。青木です。
弊社が運営するTAISYにて様々なワークスペースで利用者↔運営者のコミュニケーションの質が可視化できます。そのデータと運営に関する他要素の観察からコミュニティチームの運営(マネジメント)にあたって必要な3要素について紹介します。
「ワイワイガヤガヤはできているけれどなんだか思っていたのと違う」「利用者と仲良しなのにビジネスマッチングが起きない」という課題を抱えているスペ
理論から考えるコミュニティ設計 2. コミュニティの拡大限界
こんにちは。funky jumpの青木です。
前回は向社会的行動の説明を行いました。今回のお題はコミュニティの拡大限界です。向社会的行動の理解が前提となりますので、前回のnoteをご覧になっていない場合はぜひお読みください。
1. 向社会的行動の流通圏がコミュニティの拡大限界
向社会的行動の流通圏=コミュニティの拡大限界です。向社会的行動がなされない関係はコミュニティといえません(後述するオー
理論から考えるコミュニティ設計 1. 向社会的行動の理解
こんにちは。青木です。
本稿は「理論から考えるコミュニティの設計」と題した連続記事です。コミュニティを事業活動の一貫に位置づけるためには目標の成果物を得たいもの。本連続記事ではコミュニティの要素を分解、理論を当てはめ、目標の成果物を得るためのノウハウを説明します。コミュニティ版THE MODELを目指して。
今回は第一回、向社会的行動の理解です。
① 向社会的行動とは コミュニティ内で
ワークスペース種別、コミュニティの成果の測り方
今回はコミュニティの成果指標についてです。趣味ではなくコミュニティを事業として継続していく以上は成果指標が重要。その成果によってコミュニティチームがちゃんと頑張っているか、スペース運営に異常が起きていないかを理解することができます。また、あくまで成果指標はバロメーターです。
コミュニティの評価指標は扱っているコミュニティについてまちまち(カスタマーコミュニティ、コミュニティマーケ、趣味のコミュニ
コミュニティチームとマーケティングチームの連携で"片手落ち"を防ぐ
まだまだ続くアメリカコワーキングスペースの事例紹介です。
アメリカのワークスペースでよく見られたチームの体制ですがワークスペースの維持、管理、円滑な利用を促進するコミュニティチーム、そして顧客の獲得やイベントの登壇者、投資家を探してくるマーケティングチームに分かれていました。
コミュニティチームだけでコミュニティは作れない。サブタイトルの通りですが、現場スタッフに任せていけば良いコミュニティが
サンフランシスコで見た、"weworkのココがイケてて、きっとココが勘違いされている"考察
どもども。青木です。
サンフランシスコでもいろんなコワーキングを訪問しつつ、空いた時間にweworkでユーザー、マネージャーの観察をするというムーブをしております。
その中で見つけた"weworkのココがいい!"をシェアします。
▶イケてること編1. 変な人がいないこれは自分が思っていた以上に大事だと感じました。サンフランシスコの治安は地域にも寄りますが、悪いところが多いです。カフェの客層も
コミュニティ運営体制の機能不全とそのサイン
どもども。青木です。
いつもはコミュニティマネージャーに焦点をあてていますが、今回はインキュベーションスペースにおけるコミュニティ(Internal Community)の運営体制についてです。
※Internal Communityとは何か、ということについては下記の記事を御覧ください。
さて、インキュベーションスペースのInternal Communityを運営していくにあたって、運営に
人的ネットワークの継承 ~ソーシャルキャピタルの観点から~
どもども。青木です。
先日シェアした人的ネットワークの継承術、ですがどうもハウツーに終始しておりあまりしっくりこなかったので学術的な考え方を紹介していこうと思います。
https://note.com/chinmu_/n/n8b3c2eaf029e
いわゆるコミュニティの強さ的なものは”ソーシャルキャピタル(社会関係資本)”という概念で表されます。ソーシャルキャピタルはロバート・パットナムが1
コミュニティマネージャーが備えておきたい"まぁまぁ力"
どもども。青木です。
私は「コミュニティマネージャーの適正ってなんですか?」と言われるとだいたいこの力を挙げています。ところが今noteを棚卸ししてみると、"まぁまぁ力"の言及がない!!ということでちゃんと記事にします。
"まぁまぁ力"とはまぁまぁ力、というのは色んな物事や人の間に立って、お互いの落としどころを「まぁまぁ」と言いながら見つけてあげる力です。ググっても出てこなかったのできっと青木
新人コミュニティマネージャーが抑えるべき4つのポイント
どもども。青木です。
4月といえば異動。異動によりこれまでコミュニティチームの一員だったメンバーが拠点を任されたり、マネージャーとして振る舞う必要性が出てきたりする時期です。
そんな新人コミュニティマネージャーから相談をいただくことが増えました。
「コミュニティスタッフからコミュニティマネージャーになるのに気をつけることはなんでしょう?」という問いです。
メンバーとの会話量を増やしたらいい?と
イケてるコミュニティマネージャーに共通する5つのポイント
どもども。青木です。
今日は青木がいつも”イケてるなー"と思うスペースのコミュニティマネージャーに共通する5つのポイントを紹介します。
・笑顔が素敵基本のキ!と思う方もいらっしゃると思いますが利用者として見ていると意外と難しいのかなとも思います。特に挨拶しても「あ、ウス。」みたいな感じだと「あっ、すみません…」ってなりますね。その後のコミュニケーションが発展しない場合も多いです。(今思うともし