見出し画像

【発達障害】WAIS-ⅣとCAAAS受検①

はい、ヘッダーに書いたとおりです!
アラフィフになってようやく必要な検査を受けることができました!
専門医や心理士さんから具体的な支援が受けたくて、どういう弱点が自分の生活に影響して不利益を発生させているのか把握したかったので、ずっとこの時を待っていました。

■受診までの道のり

実は、ここまでの道のりが長くて…最初に病院かかってから5年くらい経っています。
最初に行った成人発達障害で有名な先生がいる昭和大学烏山病院は予約取るのも一苦労で、予約受付日まで1ヶ月以上待ち、なんとか電話での予約枠争奪戦に勝ち予約は取れましたが、受診までは更に3ヶ月位待ちました。でも実際に初診日に行くと「働けてるしそんなに重度じゃないでしょ」とDSM-5に基づく問診もせず言い切られ、検査も心理士面談もなく、薬の処方もなく、デイケアの売りこみだけされて、デイを利用しないなら再診はしないと放り出されて終了。
仕方なく「発達障害も診ます」と標榜している近くの某クリニックに行くと立派な椅子にふんぞり返ったおじさん先生が簡単な問診だけで「ハイ、ADHD」と診断し、重い腎不全があるのに考慮せず成人量のストラテラを出された。当然服用後大きく体調を崩し、頑張って腎臓内科に診療情報提供書出してもらってから連絡を入れてなんとか這って行って「容量を減らしてほしいと」言ったらプライドが傷ついたのか謎にネチネチ説教されて、到底その後行く気になれず通うのをやめました。
今かかっている病院はその後自分でひたすらクチコミを漁って成人発達障害も診ている実績のある大学病院を探して問い合わせたら「よかったらうちで診ますよ」と言ってくれたところです。改めて腎臓内科から診療情報提供書出してもらって通い始めました。

■初診の前に

まず、初診時の診察前から心理士さんと面談があり。記録係として看護師さんがつきました。

事前に用意するよう言われていたので母に頼んで送ってもらい、保育園の出席簿と連絡帳、小学校の通知表と連絡帳、中高の通知表とテスト点数の記録を持参していたのでその確認をしてました。
これで成績自体のほか興味のある分野やモチベーションの偏り、保護者と第三者から見た特性によるエピソードを見たようです。

あとは家族構成や家系について、家族や近親者の既往や客観的に見た傾向、見ていた気づいた現象、それぞれの詳しい生育歴、これまでの既往、精神科通院やカウンセリングの状況等かなり詳細にお話しました。
これは、
・発達障害(特にASD)の原因遺伝子が統合失調症と同じであること
 ※父方祖父は憲兵に拷問され統合失調症を発症していた
・ASD/ADHDとも遺伝する要素であること
 ※家族全員アスペルガー故の特異なエピソードがある
・随伴症状によって特性の有無の判断基準になること
 (斜視・癲癇・音声チックや吃り、相貌失認、書字障害や読字障害)
 ※わたしは眼球斜位+眼球振盪、兄は反復言語(palilalia)と書字の乱れ、父はチックによる瞬きがあり、母は若い頃は易怒性が非常に高かった
・いじめや虐待のエピソード、不適切養育やネグレクトのエピソードが類似する症状を引き起こしている場合があり鑑別が必要
 ※保育園から中学2年までいじめに遭い、母からは3歳位から虐待を受けており、過干渉が25歳位まで続いていた

また、
・いつ頃から人間関係や会話の行き違いで違和感を感じていたか
・意味もわからず怒られたりしたことはあるか、逆に急に激昂したことや怒ったことはあるか
・いつ頃から注意散漫さや空想癖があったか
・忘れ物やうっかりは具体的にどういうエピソードがあったか
など、ASD/ADHDとしての具体的なエピソードについてもヒアリングされました。

その後現在の精神状態をみるための簡単なペーパーテスト何枚かに回答し、しばらく待って診察に入りました。



いいなと思ったら応援しよう!