経営陣は、システム化で適材適所の人材配置と人材の出入りに備える
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さて今日は、<社長の苦悩><解決策><世の中の仕組みを、現実的に考える>に続き、<適材適所>です。
ここまで読んで、システム化の重要性がわかっていただけたでしょうか?
極論を言ってしまえば、マクドナルドと同じです。どこの店舗でも、誰が辞めても、誰が新しく入ってきても、システム化して誰でも見ればわかるくらいに簡単に、細かくマニュアル化してしまえば、<マニュアルを見てやってください>というだけです。
従業員全員に、自分と同じことができるようなってもらう必要はないですし、人には適材適所・向き不向き・価値観・人生における大切なもの、というものが、それぞれあるのですから、その通りに仕組みを作って、そこにマッチするポジションに就いて貰えば良いわけです。こちらが色々と考えて手をうったところで、挙げ句の果てにきっとこう言われますよ・・・。「自分は、別にそこを目指していないので・・・」と。
自分の好きなことだけをして、遊んで暮らしたい人には、会社や仕事に対するコミットがないのですから、社内で一生懸命やっている他の人との間に不協和音を起こすだけです。ですから、そういう方には、それに見合ったポジションとそのクオリティーに見合った給与を。仕事が好きで良く働いてくれ、自主的に仕事を探し且つ責任感を持って最後までやってくれる人には、会社としては大切にすべき貴重な人材ですから、そのコミットに見合った責任あるポジションと、その背負う責任に応じた給与を。
それでも、辞めていく人は、辞めていくわけです。その時に困らないように、常に経営陣は、組織を機能させるための仕組みやバックアップを考えておく。仕事が好きではなく、働くよりも自由にしていたい人に、お給料をあげるから働いて!といったところで、その人が欲しいのは、<自由>と<仕事をしない生活>なのですから、いくら高い給与を支払ったところで、自分の都合と気分で、仕事をしたりしなかったり、退職をしたりするわけです。
経営陣やマネジメント層の方は、もうわかっていると思いますが、大切な仕事であればあるほど、信頼して頼める人って、限られた人しかいないのではないでしょうか?本当にこの人だったら、責任を持ってなんとかやってくれるだろう、と思う人にしか、正直、大切な仕事は任せられないですよね?リスクは取れないですし、失敗されたら困りますし。会社というところは、お金をこちらが支払って、勉強や経験をさせてあげる場でも、失敗するという経験を自由にさせてあげる場でもないのですから。
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