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中国の見せたくない現実(5)

田舎で、父親が都会に働きに出たまま戻らない場合、
現金収入が途絶えてしまう為、 
多くの母親も乳飲み子を抱えて都会へ出てきます。  
紅幇や青幇などと言う、組織が中国にはたくさんあり、
黒社会と思われがちですが、日本で言うと県人会みたいなものです。
ただ、そこのトップが大体、表の家業以外に裏の家業、
黒社会のトップも兼ねていることが多いので、
同郷の人が頼ってきて、表の仕事が出来そうなら、
表の仕事をさせます。
黒戸だったりして、表の仕事が出来ない場合、
黒社会の仕事をさせます。
それすらもかなわない場合、乞食の集団を紹介したりします。
そうして、乳飲み子を抱えた母親はプロの乞食になります。

この乳飲み子も、を覚えて稼げるようにならないと、
手足の切断が待っています。

それでも、生きているほうがましと
中国の娼婦やチンピラは笑いかけてきます。

死ぬより、生きているほうがまし。

そんな現実が当時の中国にはたくさんありました。

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