酒鬼的戏言 酔っ払いのたわごと(2)
中国で言っても、喧嘩にならないスラングのシンチェーション。
ちょっとガラの悪いタクシーの運転手が、無理やり追い越す車に向かって、「神経病!(ばかやろーっ!)」とか言うのは普通です。
市場の靴屋や洋服屋の頭のわるそーなおねーちゃんが老外(よそ者と言うケナシ言葉)に、売りたい値段よりまけさせられた時など、あいてに聞こえないようにぼそっと、「二百五(ばかっ)」または「小气鬼(けちっ)」と言うのは普通ににあります。
これらは言っても喧嘩にはあまりなりません、たぶん、なりません。
日常で、友人がおかしなことをしたら、「吃錯葯?(薬でも間違えた?)」
その友人が、おかしいままなら、「有毛病?(おかしくなった?)」または
「白痴?(おかしくなった?)」
上記同様に上海の言葉で、「十三点!(こわれちまった!)」
何も無いところで転んだりすると、友人や子供に言われるのは、「笨蛋!(間抜けっ!)」
おじさんが目下に使うのは、「混蛋!(たわけものっ!)」
無理して多めに持って、もっていたものを落としたりすると、「呆子!(スカポンタン!)」
おかーちゃんが働かないだんなに向かって、「廃物!(このごくつぶしがぁ!)」または、「人渣!(くず!)」
動作がのろい場合、どこからとも無く、「木人!(うすのろ!)」または
「烏亀!(うすのろ!)」の声が聞こえてきます。
日本人向けのケナシ言葉として、大陸では「蘿蔔頭」、「小日本」、「日本鬼」、香港では「がー仔」などが有名ですね。
吃屎(chi1 shi3)! クソ食らえ!
閉嘴(bi4 zui3)! 黙れ!
太多口(ta4i duo1 ko3u)! うるせーんだよ !
打死你(da3 si3 ni3 )! ぶっ殺すぞ!
この辺は、喧嘩をしていて興奮してくると聞かれる言葉です。
中国人と本気で喧嘩がしたい場合は、以下の言葉は本当に殴り合いの喧嘩になります。
「王八蛋」、「亀ル子」、「干你娘」、「操你祖宗」、「叫我爺爺」、
これらの言葉は覚えても使わない方が・・・
または使うようなシンチェーションにならない方が良いと思います。
さすがに、中国人もこれらの言葉を聞くと、スイッチが入ります。
「呆子!(スカポンタン!)」程度でやめときましょう。
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