社会科の指導案づくり(4)学習指導要領から単元の目標と評価規準をつくる
社会科の指導案づくりシリーズですが、単元観、指導観ときましたので、単元の目標と評価規準に進みたいと思います。
単元観ー実態ー目標ー指導観の順の場合もあると思います、自治体や研究会によって指導案の形式はまちまちですので、目的にあわせて(形式に沿って)作られることをオススメします。
私の場合は、指導観をもとに単元の目標を設定します。
単元の目標を書く際は、学習指導要領、同解説、国立教育政策研究所から出ている、「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料、などを参考にします。
気をつけていきたいのは、目標と評価規準がかみ合うように設定する必要があるということです。
目標があって、目標に対して達成したかどうかを評価するわけですので、きちんと整合性が取れているのかを確認しながら記述していきます。
単元の目標の書き方は、観点別で書く場合と、まとめて書く場合があります。
これも、自治体や研究会によって形式があると思いますので、それに従ってください。
今回は、観点別に書く場合をお示しします。
一番わかりやすいのは、先ほどの国政研の資料に記載されている、「単元の評価規準作成のポイント」(社会編、P36)を読んで、学習指導要領を読み解く方法です。
社会科の学習指導要領の内容の部分は、全部同じ構造になっているので、読み方がわかれば、単元に応じて必要な部分を切り抜くだけで、目標ができます。
目標の、語尾を観点に合わせて変えると、評価規準ができます。
教科書の指導書にも例がのってはいますが、ぜひ、学習指導要領から目標と評価基準をつくるのにチャレンジしてみてください!
おわりに
今回は、「学習指導要領から単元の目標と評価規準をつくる」をテーマに書きました。
お読みいただき、ありがとうございました。
ご参考になれば嬉しいです。
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