KEIICHI YANAGI

小学校教員/社会科/Microsoft Innovative Education Expert(MIEE)/Teacher Canvassador/Google Certified Educator Level 1/EDUBASE Crew

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マガジン

  • 共育LIBRARY×共同運営マガジン

    • 38,963本

    noteで成長したい。もっとたくさんの人に記事を見てほしい。ㅤ仲間とつながりたい。少しでもよりよい未来の為にできることを発信したい。 そんな共通の「思い」をもつ方ならば、誰しも歓迎します。 共に手を取り合い、共に成長していきましょう!

  • 社会をつくる!社会科

    社会科授業がどうなれば社会科人気が高まるか。その答えは、社会をつくる力にあります!

  • すぐできそう!なクラスデザイン

    クラスづくりで、だれにでもすぐできそう!なことについて書いています。誰かの明日にお役にたてれば!

  • Canva

  • MIEE2023−2024

最近の記事

特色ある地域の暮らし(佐原)

社会科の学習は、特色ある地域の暮らしの3つ目の事例に入りました。3つ目の事例は、地域の資源を保護・活用している地域です。私の自治体では、伝統的な文化ということで、古くからのまちなみを残している、香取市佐原地区を取り上げて学習します。 今回も、前単元の野田市の学習と同じように、学習計画表を作って子供たちと共有し、計画表をもとに、個別の知識を積み重ねて概念的知識を獲得する単元を目指していきます。 単元の導入は1枚の写真から入りました。 子供たちは、見たところから、古そうな街

    • CEC千葉 オンラインミートアップ#4「深掘り!プレゼンテーションモード」

      昨日は、CEC千葉のオンラインミートアップ#4でした。 今回のテーマは「深掘り!プレゼンテーションモード」です。 プレゼンテーションと一口に言っても、Canvaのプレゼンにはいろいろな機能が含まれているんです。 それを深掘りしていこう!という会でした。 1 全画面表示 これが、通常のプレゼンテーションです。 作った画面を全画面表示にして見せます。 下の方に何やらたくさんアイコンがあり、ここにいろいろな機能が隠れています。 まずは、ページ指定ができます。 拡大表示がで

      • ブックトーク

        国語で「読書発表会を開こう」と言う単元があります。この単元は自分でテーマを決めてテーマに関連する本を数冊選び、発表を行うブックトークを行うものです。 それまで1冊の本を紹介すると言う活動はしてきましたが、複数の本を選ぶとなると難易度が増します。 まず子供たちが本を選ぶのは大変になります。 普段から図書の時間に本を決めるのに、時間がかかってしまう。お子さんにとっては、複数の本を選ぶと言うのはかなり難易度の高いことです。 ですので、司書の先生にお願いしてブックの見本を見せていた

        • ごん日記

          教育出版のごんぎつねの単元名は、「登場人物の気持ちの変化を考えて、日記を書こう」です。 日記に表すことで、中心人物であるごんの気持ちがどのように変化したのかを読み取ることにつながります。 今回の、気持ちを読み取るにあたって大事にしたのが、情景描写から読み取るということです。 子どもたちが書く文章にはない、風景の様子や色彩表現が、登場人物の気持ちを表しているというところに気づかせていきます。 これらを日記に書いていかすことができるのか。 話し合いを通して、ごんの償いの

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        • 冬の学び
          16本

        記事

          子どもたちが自分たちで行動できるようにする

          先日、京都教育大学附属桃山小学校の若松俊介先生のご講演を拝聴する機会がありました。 ご講演の内容は外に出すことができませんので、ここでは書きませんが、子供たちが自分たちで行動するというのはどのようなことなのかを考え直す良いきっかけとなりました。 若松先生は「教師のいらない授業の作り方」や「教師のいらない学級の作り方」といったご著書があります。私はまだ拝読していなかったのですが、教師がいなくても、授業や学級経営が成立すると言うのは目指したい姿だと考えます。 しかし、その段階に至

          子どもたちが自分たちで行動できるようにする

          イベントの運営

          昨日は、こちらのイベントにも参加しました。 魅力的な講師の先生方が来千されることを知り、ぜひ参加しなくては!ということで申し込みました。 お三方のご講話、どれも心に届く内容でした。 みなさんそれぞれのフィールドでご活躍されている方々でしたが、ふたせんさん以外のお二人の話を聞くのは初めてだったので、どのようなお話が聞けるのか楽しみでした。 また、この会の大きな特徴として、同じ千葉県の先生方と繋がれる機会となったことは大きいです。 私のフィールドである、Canva commun

          イベントの運営

          学習の個性化

          本日は東京学芸大学附属竹早小学校で行われた「価値判断力・意思決定力を育てる社会科授業研究会 竹早社会科活動研究会 共催大会」に参加しました。 竹早社会科活動研究会は前回も参加しているので、引き続き子供たちの成長を感じる授業でした。前回は3年生の授業だけでしたが、今回は5年生でも展開をしてくださったので、2つの授業参観することができました。 この研究会のテーマは、価値判断力、意思決定力を育てる社会科授業です。今大会のテーマとしては、「他者の考えを受け止め、相互啓発的な関係を

          学習の個性化

          実践Canva発売!

          今日は、こちらの本の発売日です。 「授業・校務がより速くクリエイティブに!さる先生の実践Canva」学陽書房 今回この本の出版に際して実践を書く機会をいただき、昨年度2年生と一緒に実践した内容をまとめて載せることができました。 2年生と使い始めて約半年、様々な教科での使い方の可能性を考えて、実践したものです。 国語「感想の交流を画像付きで視覚化」 道徳「文章の続きを共有スライドで」 図工「共有プレゼンテーションで作品展」 生活「共有プレゼンテーションでクイズを出し合う

          実践Canva発売!

          家庭学習のために身につける力

          先日紹介していただいた篠ヶ谷圭太先生『予習の科学』(図書文化社)と言う本を読んでいます。予習によって深い理解へとつながるような学習をするということについて書かれている本です。 これまで小学校の教育では予習と言うものはほとんど行われていなかったと思います。私自身も予習させるような事はありませんでした。塾や通信教育などで先行学習している子供たちも多くいるわけですが、やり方等は知っていても、いざそれを説明するとなると難しい場合が多いわけです。 学習の方法としては様々ありますが、

          家庭学習のために身につける力

          future classroom

          今日は、内田洋行さんのfuture classroomを見学しました。 未来の教室と言う名の通り、現在の教室では難しい様々なことができるような設備が整っている教室でした。 まず目に入ってくるのは、大画面のスクリーンです。 スクリーンと言うよりもはや壁なのですが、その壁いっぱいに鮮明な画像を投影できるプロジェクターがいくつも付いているので、四角い教室であれば、四方全面をスクリーンとすることができます。 ただ、映すだけのスクリーンもあれば、ホワイトボードと同じくペンで書き込め

          future classroom

          中心概念を獲得する手立て

          今日は研究授業でした。 先日から何回か書いてきた、社会科の特色ある地域の暮らしの単元の最後の時間、つまり学習課程つかむ調べるまとめるのまとめるの時間を展開しました。 研究授業では単元の最後の時間を扱う事はあまりありませんでしたので、今回はそれなりにチャレンジングな時間となりました。 社会科の場合は、単元を通してその単元で身につけたい個別の知識を獲得していて、その結果単元の終末では、中心概念と呼ばれる汎用的な知識を身に付けることを狙っています。 この中心概念っていうのは教えると

          中心概念を獲得する手立て

          個別の知識を概念的な知識へ

          特色ある地域の暮らしの単元も終盤に差し掛かっています。今日は、これまで学習してきたことをまとめる時間でした。 単元最初に立てた学習問題をもとに、単元のまとめを考えるわけなんですが、これはなかなか難しいです。 1時間1時間のまとめは、その時間で調べて習得している個別の知識ですが、単元のまとめは、個別の知識ではいけません。これまでの働く時間で積み重ねてきた個別の知識を概念的な知識と抽象化一般化していく必要があるからです。 この作業は、このたちが1人でできるようにするにはかな

          個別の知識を概念的な知識へ

          民主主義を学習する

          本日は、定期的に行なっている社会参画学習会の読書会でした。前回から引き続き課題図書はガート・ビースタの『民主主義を学習する』です。 この本は、とても難解で、前回第1章を読んだのですが、1人では進めるのはとても難しかったです。 その内容は、シチズンシップ教育するから、民主主義学習するへの移行ということでした。 ビースタは、単に知識やスキルを伝達するだけが教育ではない、良い教育とは何かと言うことを考えている研究者です。 シチズンシップを教授するのではなく、若者が日常生活の様々な文

          民主主義を学習する

          生成AIを活用する素地をつくる

          本日は、Microsoft品川本社で行われた東京学芸大学附属小金井小学校主催のICT ×インクルーシブ教育セミナーに参加しました。昨年度に引き続き2回目の参加になりました。昨年度は小金井小で行われていましたが、以前はこちらで行われていたそうで、2019年以来のこちらでの開催だそうです。 ICTはすべての子供たちに有効な教育のツールだと思いますが、特別な支援を要する子供たちにとっては、ICTがあることでより学びを家属することができるツールとなります。 既に特別支援学校や特別支

          生成AIを活用する素地をつくる

          深い答えにたどり着く授業の流れ

          今回はこちらの記事で書いた社会科の授業の続きを書きたいと思います。 この授業では、お土産品の一覧を使って導入を行い、その地域ではなぜ醤油を使ったお土産品が多いのかと言うことを学習問題として問題解決に取り組みました。 この問題の答えは、商品の生産値だから、で終わってしまうと少し浅いものだと考えています。 今回は問題解決のための資料として自治体が発行している観光用のガイドブックを使いました。 観光用ですので、見学スポットや飲食店など観光客が訪れるような場所が記載されています。 こ

          深い答えにたどり着く授業の流れ

          お土産品を導入に使う

          社会で、「特色ある地域の暮らし」の学習をしています。 導入として、地域のお土産品の一覧表の資料を提示するところから始めました。 子どもたちに、どのお土産がいいですか?と聞いて考えてもらえます。 資料はオクリンクプラスのカードを送る機能で送りました。 1人ひとりがじっくりとお土産を見ながら選ぶことができ、その中で選んだものを発表してもらいます。 オクリンクプラスのみんなのボード上で、ピン機能を使って選んだお土産にピンをさしてもらいます。 全員が差し終わったら、ピンを集計して、

          お土産品を導入に使う