社会をつくる力を育てる授業づくり⑩ 自分のまちを紹介するプロジェクト<4>
3年生の第2単元は、地域で見られる生産や販売の仕事について調べる単元です。
なぜこの単元を学習するのでしょうか。
3年生の学習は、地域における社会生活を理解することが目標です。
社会生活とは、解説 社会編によると、社会との関わりの中での人々の生活のことです。
自分なりにもっとかみくだいてみると、まちにいる人々が何をしているのか、ということだと思います。
第1単元で、自分たちの地域がどんなところかを理解した後で、そこに住む人々が何をしているのか、を学ぶのだと思います。
何をしている、と言っても幅が広いので、自分たちの生活との関わりが深い、ものをつくるしごととものを売る仕事について学ぶのだと思います。
そして、これらの仕事は、自分のまちとの関わりが深いことを理解します。
関わりが深いとは、まちの中に工場や畑、店があること、そこで働いている人はまちに住んでいる人であること、そこでつくられたものが売られて、それを買って生活をしていることです。
自分のまちを紹介するプロジェクトの一端として、この学習を進めていきたいと思います。
それには、2年生の生活科で行われる、まちたんけんでの学びが大きなきっかけとなっています。
まちたんけんで見つけた、まちのなかのもの、ひと、ことについて、詳しく学習していくことだからです。
3年生の最初で、2年生の学びを想起し、思い出しておくことは重要だと思います。
第1単元で、ものに注目して調べたので、第2単元ではひとに注目、ということです。
実際にどのようにプロジェクトを進めていくのか、次回考えていきたいと思います。
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