ドイツ土産を食べて全治1か月になった話
こんにちは!ベルリン在住のちかよりみちです。
今回は、ドイツ土産を食べて全治1か月になった話をまとめました。
何気なく食べたら…
あれは、日本の独系企業に勤めていた時のこと。
隣の部署の部長がドイツ出張明けにお土産でチョコレートを持ってきてくれました。
その頃はまだあまりドイツについて知らず、味の種類も気にせず、ただありがたくチョコレートをいただきました。
食べてしばらくすると、違和感が…。
予想外の展開
なぜか体が熱くなり、全身が痒い…。
急いでトイレへ駆け込み、体を確認すると…
驚いたことに、首から下の全てに発疹が。
急いで席に戻り、直属の上司に事情を話すと、上司はチョコレートの賞味期限と原材料を確認しに行ってくれました。
何を食べたのか
上司曰く、賞味期限は大丈夫だったから、チョコレートに入っていたマジパンではないかと言われました。
とにかく、アレルギーのようだから、このまま急いで病院へ行きなさいと、最寄りのアレルギー科ある皮膚科の場所と電話番号を書いたメモと一緒に送り出してくれました。
診察を受けに行くと…
病院ではすぐにアレルギーと診断され、注射と飲み薬をもらいました。
その後、マジパンはしぶとく、毎週その病院に通うこと4週間。
結局は何だったのか
日本だと誕生日ケーキの上に飾ってあるお菓子でできた人形によく使われているマジパン。
ドイツでは、そのカラフルで粘土のように扱いやすい特性を生かし、ケーキやチョコレート、バームクーヘンなど、さまざまな形で姿を現します。
主な材料は、ローズウォーターとアーモンド。
バラを嗅いだり、触って、アレルギー反応を起こしたこともなければ、アーモンドも大好き。
でも、マジパンになると問題発生。
血液検査で個別に反応をしなくても、混ざるとダメということも、よくあるとか。
一粒のマジパンチョコレートが生んだ悲劇。
アナフィラキシーにならずに済んだのが、不幸中の幸いでした。
まとめ
初めて口にする海外の食べ物には、くれぐれも気を付けてください。
生まれつき肌が弱かったり、花粉症の方は、渡航前にアレルギー検査を済ませ、あらかじめ自分の体について知っておくことをおすすめします。
以上、ドイツ土産の苦い思い出でした。
それではまた。