会社の仲間と距離を感じるのは人望がないわけではない
「飲み会の自分だけ誘われない」
「ランチに誘っても断られる」
「週末、会社の仲間同士で遊んでいるのに呼ばれない」
こんなシチュエーションに遭遇した人はかなりの数いるのではないでしょうか?
そんな時、平常心でいられる人と、そうでない人とがいて、平常心でいられる人は「タイミングが悪かったから、また今度」と割り切れる。
そうでない人は「自分が誘ったタイミングが悪かった」や「なぜ私だけ誘われないのか」「嫌われているのか」など、自分を責めて、責めすぎて心が病んでしまう。
あー人望がないのかって
まず、前提として、「人は自分以外の人に自分のこと以上に興味のある人はいない」ということ。
つまり「自分が一番大事」ということ。
人間は自分にとって得するか損するかを考え、得すると思われる方を選ぶ。そんな話をすると、お金も出ないボランティアをする人はどうなんだっていう話になるけど、その人達にとっては「お金<心が満たされる」を選択しているに過ぎない。
でも、その人が毎回「お金<心が満たされる」を選んでいるかというと、その事柄一つ一つに対して「得すると思われる」方を選んだ結果、たまたまボランティアを選んだという話に着地する。毎回ボランティアを選ぶ人はほとんどいないと思われる。
話が脱線してしまったので、元に戻すと、
誘って断られたのは、そのタイミングでは決断した人にとって「別の人といる」という選択肢、つまり「あなた<他の人」「あなたといるより他の人といる方が得するだろう」を選んだ結果なので、けして、人望がないわけではない。ご安心を笑
逆の発想をすれば、そんな状態で行っても、よっぽどのことがない限り、「自分」が楽しめないので、断られて正解である。(と思うべき)
自分自身も損得で動いているので。
「飲み会の自分だけ誘われない」
「ランチに誘っても断られる」
「週末、会社の仲間同士で遊んでいるのに呼ばれない」
一人残らずその会に参加して本当に自分だけ呼ばれないのなら、
それは本当に人望がない可能性もあるが、
だいたいにおいて、さっきの損得で仲間を決めるので、
全員残らず誘われることなどありえないし、
その前に参加者から「おかしくない?」と意見が出る。
出ないとしたら、その仲間全員にとってあなたといると損だと思われているということなので、別のコミュニティを探すことをおすすめする。
会社の仲間と距離を感じるのは、あなたがそのタイミングでは、誘った人やそのコミュニティにとって、何かと比較して「損」だと思われただけで、けして、人望がないわけではない。
何度も断られてもそのコミュニティに入りたければ、自分がいれば得するよという状態にすればいいだけの話で、そこまでしてそのコミュニティに入りたいかどうかを考えてみるべきである。
もしくは、受け身ではなく自らが得するコミュニティを作り、その仲間との距離を縮めていくことを能動的に行えば、断られたコミュニティを飲み込むぐらいのものを作ってもいいでしょう。ま、人数が増えれば増えるほど、いろんな人種がいるので、そのコミュニティは崩壊してしまいますが。
人間、嫌われたいと思う人はあまりいない。
嫌われたら物事を進めるのにやりづらくてしょうがない。
人は感情の生き物である。
人に好かれたいと思っている。当然である。
ただ、「誰に好かれたいのか」「その好かれた人とどうしたいのか」
実はここが一番大切なことだと考えている。