「ありがとうございました!」って涙目で言われちゃうと
先日、勤務中に娘からLINEが来ていました。
娘「やばい、明日新人戦なんだけどレギュラーに選ばれた」
業務終了後に気づき、思わず「やった!」と声が出ます。
私「やった!見に行く!」と返事を返したら、
娘「えー」と何その反応!というやり取りは写真にて。
でも嬉しさは伝わってきます。
帰ったら、早速ユニフォームを見せてくれました。
やったねー!!嬉しいねーー!
中1になってバスケ部に入って、Bリーグ京都ハンナリーズの試合を観戦したり、バスケットボールを自宅用に買って、京都亀岡のサンガスタジアムまで練習に家族で行ったり。
ワールドカップを自宅で応援したり。中学1年生の部員はとても多くて、約20人。
なかなかレギュラーは難しそうだね。
なんて言っていた矢先、初めての新人戦での選抜!
そりゃ嬉しい!
そんな中、娘が言っていたのは「嬉しい事ばかりじゃない」という事でした。
選ばれなかった他の1年生、中には泣いている子もいたようで。
その子たちと帰りにどんな話をしたらいいのかと最初気まずかったと。
しかしその後、その子からは「めちゃめちゃ応援頑張るから試合頑張ってね」と。娘も「みんなの分も頑張るから、応援よろしくね!」と話をしたという事でした。
中学校になって、色んな場面で選抜されるという経験がこれから少しずつ増えてくる。
その時に選ばれた、選ばれなかったという事をどう受け止めるかとういことや、その時の人との関わり方はとても大事だねと娘と話をしました。
2年生部員が11人いるのでスタメンは2年生として、1ミリでも出るかもしれない。そんな風に期待して、当日観戦に行きました。
結論、彼女はベンチでずっと試合を見て、声出して応援、タイムの際は団扇であおいでお茶を渡して。
試合には出られませんでしたが「いつでも試合に出られる心構えで、試合の動向をみる」貴重な経験となりました。
試合結果は3点差で負け。
スリーポイント1本分!!
最後の最後まであきらめずシュートを頑張りましたがもう一歩及ばずでした。
新チームとなった2年生、悔し涙を流しながら応援席ベンチまで走ってきて、私たちの目の前で「ありがとうございました!!」と礼をします。
く~っ、まぶしい青春っ!!
そんな姿を見たら、もう、胸が熱くなってもらい泣きをしてしまいました。
娘が今後スタメンに選ばれることもちょっとだけ期待しながらですが、学びとなったのは自分の子だけでなく、自分の子が所属するこの新チームの活躍を心から応援したいと思えたことでした。
日経xwoman 下記記事は2023年9月9日 14:52まで無料で読めます