熊本の神秘的で豊かな町「山都町」でテレワーク体験をしました! <その1>
世界の皆さん、こんにちは。
日本一縁起のいいカメラマン、野田ちか子です。
昨日は熊本県東部にある「山都町」に行ってきました。
熊本型テレワーク推進ネットワークが主催している「テレワーク体験会」というイベントに参加したのですが、訪問先がとてもユニークでツボに刺さりまくったので紹介したいと思います。
イベントのスケジュールは以下の通りで盛り沢山でした。
・「割烹 本さつまや」にてジビエ料理のランチ
・ 通潤橋 見学
・ 山の都サテライトオフィス白糸 見学
・ 東京から山都町へ進出した企業「株式会社マルク」講話
・ 通潤酒造と、酒造が経営しているカフェ「寛政蔵」見学
今回のイベントの主旨は「熊本県内にあるコワーキングスペースを沢山の人に知ってもらい活用して欲しい」ということで、参加者も起業している方や個人事業主の方ばかりでした。皆さん、活動拠点にしているメインのコワーキングスペースをお持ちでした。
また、山都町は有機農業が盛んでジビエ料理も有名なのですが、それを用いいた滋味深いランチ付き、しかも無料!という夢のようなイベントでした。
「美味しくて楽しくて勉強になる」って最高のイベントですよね。
なんとこのイベント、熊本市から山都町までの送迎付きなんです。
もちろん往復。
九州自動車道が小池高山ICから一部無料区間となっているため、益城からそれを利用すれば30分ほどで山都町の中心部の浜町に着きます。こんなに気軽に速く行けるとは。
山都町に到着。割烹でジビエランチ!
熊本市から山都町へ到着しました。
紹介されたのがこちら、「割烹 本さつまや」
無料ランチ付きと聞いていたので、てっきりお弁当配布かと思っていたのですが、まさか割烹でランチをいただくとは!!
普段は冠婚葬祭でしか割烹に行かないので、少し緊張しながら中に入ると、、、
きゃーーーーー!!!お雛様あああぁぁああ!!!
可愛いすぎて思わず鼻血が吹き出しそうになりましたが気合いで我慢しました。
こんなに手間をかけて丁寧に飾り付けをしているお雛様を久しぶりに見ました。これ、飾り付けも保管も本当に大変なんですよ、、、。
ずっと大切に代々繋いできたのですね。
先人とお雛様への愛着、そして継承の素晴らしさを感じます。
山都町は鹿などによる森林の食獣被害が深刻であったため、それ故にジビエ料理が発展したり、冬は積雪するほど冷涼な気候が実は農作物に虫がつきづらいという利点があるため、その土地の特性を活かして無農薬栽培や有機栽培が盛んだったりします。
一見マイナスに見えるようなことを逆に活かした、とても豊かな土地なのだなと思いました。
山都町のシンボル、通潤橋
食後に山都町役場の方が通潤橋に寄って、成り立ちを説明して下さいました。
通潤橋は日本最大級の水路橋で、江戸時代後期に作られたものです。水不足に悩む白糸大地へ水を届けるために作られました。このお陰で土地を潤し、現代の山都町の農産物が豊かに育つ環境作りに多いに貢献しているとのこと。
建設した布田保之助の思いごと現代に受け継がれて守られていることが感慨深かったです。
山の都サテライトオフィス白糸へ
さて、今回のメインである施設へ。
ここは山都町にある廃校になった小学校をリノベーションしています。
コワーキングスペースとしての活用もできます!
実験室以外に、調理室や防音設備のある音楽室などもありました。
調理室は器具とかガスが未設置なので今のところ使用はできないそうですが、周囲に民家が無いので、バンドの練習で音など出し放題だそうです。
宅録もやりたい放題じゃないですか!!
めちゃくちゃ羨ましいです。
館内を見学した後、1階にあるコワーキングスペースでこのスペースの活用方法の提案などをグループディスカッションしました。
参加者の方はコワーキングのヘビーユーザーなので、アイデアがバンバン出てきました。
私はドローンの練習場として活用するのはどうかと提案しました。
これは本当に切実な願いなのですが、日本はドローン飛行の規制が厳しすぎて、私有地を所有していない人にとっては気軽に練習する場所が無いんですよね。
この案については、全国の過疎化が進んでいるコワーキングスペースの運営者に提案したいことなので、別の記事で改めて提案したいと思います!
Wi-Fi完備で静かな環境です。
この山の都サテライトオフィス白糸を活用したい方は以下までお問い合わせください。
山都町役場 山の都創造課
0967-72-1158
ちょっと長くなったので、記事は一旦切りますね。
続きは東京から山都町へ進出した企業の株式会社マルクと、通潤酒造についてです。
しばしお待ち下さい。
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