改めて、グルテンフリーってなに?
今では、いろいろなところで聞くようになった、
グルテンフリー
という言葉。
アレルギーっ子、
特に、小麦アレルギーっ子にとっては、
とてもよく使う言葉です。
でも、それだけではなく、
健康や美容に関心がある方にも
身近な言葉になってきたように思います。
今日は改めて、
グルテンフリーとは?を書きたいと思います。
難しい話はちょっと・・・という方は、
最後のまとめだけでも読んで頂ければと思います!
そもそも、グルテンとはなんでしょう?
グルテンとは、小麦に含まれている「たんぱく質」のひとつです。
一般的に「炭水化物」に分類される小麦粉の中にも実はたんぱく質が6~15%ほど含まれています。
そのうちのおよそ85%を占めているのが「グリアジン」と「グルテニン」。 小麦粉は水を加えて捏ねることで、「グルテン」というたんぱく質が生まれるのです。このグルテンの働きをうまく利用して、世界中で小麦を使ったさまざまな料理が作られています。
(引用)https://www.binchoutan.com/gluten-free/index.html
そう、グルテンとはタンパク質の1つなのです。
では、なぜグルテンが身体に良くないのか?
まず、グルテンが全ての人に悪影響であるという事はありません。
でも、体質によっては消化不良や便秘、下痢、アレルギー反応が出てしまう可能性があります。それは、グルテンの性質として人の消化酵素で完全に分解されにくく、分解の途中で腸内に炎症を引き起こし消化吸収機能に障害をもたらす可能性があるからと言われています。
この消化機能の低下により、腹痛、便秘、下痢などの消化器症状の他にも、栄養失調、思考力の低下や疲労感、他にも様々な症状がでる可能性があります。腸内で炎症が起こる事で腸内環境が乱れ、肌荒れを起こす人もいます。
グルテンの影響で起こる可能性がある症状
・腹痛 ・便秘 ・下痢 ・栄養失調
・思考力の低下 ・疲労感 ・倦怠感 ・肌荒れ
・片頭痛 ・月経前症候群 ・自己免疫疾患
(体質によって起こる可能性のある症状です。)
グルテンフリーは何がいいの?
タンパク質の一種である「グルテン」。
その「グルテン」を除去した食事が、グルテンフリーと呼ばれる食事なのです。分かりやすく言うと、小麦粉や小麦グルテンを含まない食事の事です。
グルテンの影響を受けやすい体質の人がグルテンフリー生活をすると、便秘や下痢の解消、腸内環境の改善などの効果があると言われています。グルテンフリーを美容への効果で実践されている場合は、腸内環境が整う事による肌荒れなどの改善が期待できるからです。また、アスリートにもグルテンフリーを取り入れている事が多いです。疲労感や倦怠感が改善されて、パフォーマンスが良くなったという話はよく聞きます。
全ての人がグルテンフリーの生活で体調が良くなったり、体調が改善されるわけではないと思います。ただ、世の中にはグルテンを消化しにくい体質の人が一定数いるとも言われています。あまり自覚症状がなくても影響を受けている人はいるかもしれません。
まとめ
私は専門家でも医師でもありませんが、
今まで息子の為に自分なりに勉強してきたことを書いてみました。
今回は少し専門的なお話になってしまいましたが、
まとめると、
・「グルテン」とは、小麦粉から作られるタンパク質の1つである。
・グルテンは人の消化酵素で分解されにくい。分解の途中に腸内で炎症を引き起こし、消化吸収機能に障害をもたらす可能性がある。
・世の中にはグルテンを消化しにくい体質の人が一定数いるとも言われている。
・グルテンフリーとは、このグルテンを除いた食事の事。小麦粉や小麦グルテンが含まれていない食事の事。
・グルテンフリーの食事で、消化器系の体調が改善されたり、倦怠感、疲労感が改善される事がある。また腸内環境が整う事により、肌荒れなども改善されることがある。
なんだか調子が良くなかったり、肌荒れを起こしやすい人は、
一度グルテンフリーの食事を実践してみるのはどうでしょうか?
体が楽になったり、美肌を手に入れたり、
何かいい事が起こるかもしれないですね。
=================================
この記事を読んで頂きありがとうございます!
不安も多いアレルギーっ子の子育て。
少しでもお力になれることがあれば…と思い、
LINE@を登録いただいた方に、
ほんの気持ちですが、
メッセージでご質問にお答えする
プレゼントをさせて頂いてます。
少しでもお力になれますように。
================================
・アレルギーっ子子育ての始まりストーリーはこちら。