おうちで中華 - 涼拌金絲瓜（そうめん南瓜の冷菜）

そうめん南瓜をご存じだろうか。そうめん瓜、キンシウリ（金糸瓜、錦糸瓜）などとも呼ばれる。加熱すると実の繊維がパラパラにほぐれて黄色いそうめんのようになるため、その名がある。

元々はアメリカ大陸原産で、日本には19世紀末に中国から伝わったそうだ。であれば、当然中国でも食べられているわけで、中国語名は金絲瓜という。

調理する過程も楽しい食材なので、今回は産直で見つけて即ゲット。涼拌金絲瓜（そうめん南瓜の冷菜）に仕立てた。

涼拌金絲瓜　凉拌金丝瓜
liángbàn jīnsīguā

涼拌金絲瓜（そうめん南瓜の冷菜）

この料理に出合ったのは、上海在住時。あのあたりで金絲瓜は長江下流にある崇明島の名産とされていて、崇明料理レストランの定番メニューだった。

茹でてほぐして簡単な調味料で和えるだけで、見るからに爽やかな冷菜の出来上がり。そうめん南瓜の鮮やかな黄色に小葱の緑色が映える。

いざ食べれば、シャキシャキとした食感がたまらん！食事の最初にこういう気の利いた冷菜がひとつあると、俄然、食事が盛り上がる。ほのかな酸味と油の風味が、実に食欲をそそるのだ。

楽しく、おいしい

そうめん南瓜、買ったことない人は、見かけたらお試しあれ。作るのも食べるのも楽しいですよー。